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GO!GO!7188
日本のスリーピースロックバンド ウィキペディアから
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GO!GO!7188(ゴーゴーなないちはちはち)は、日本のスリーピース・ロックバンド[1]。2012年解散。解散時の所属事務所はブレスト音楽出版・YAMAHA、所属レーベルはビクターエンタテインメントのFlyingStar Records[注 1]。
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概要
要約
視点
高校の同級生であったユウ(中島優美:ナカシマユミ、 G&Vo、作曲担当)とアッコ(浜田亜紀子:ハマダアキコ、B&Vo、作詞担当)が鹿児島で結成したスリーピースバンド[2]。のちにターキー(男性、Dr、掛け声担当)が参加、「音楽業界に異物混入! 超天然GSキュートパンクバンド」というキャッチコピーでメジャー・デビュー[2]。
サーフロック風のギタ―リフとGSサウンドや歌謡曲を通過した和を感じさせるメロディ、オルタナティヴ・ロックやパンク・ロックなど様々なジャンルの音楽を取り入れた力強いバンド・サウンドで10-20代を中心に人気を獲得[3][4][5][6][7]。
鹿児島のテレビ番組『ナマ・イキVOICE』では、メジャーデビューした2000年の1月1日に「ナマ・イキVOICE新春スペシャル 2000年に挑むオンナたち」、同年7月29日に「GO!GO!7188の熱い夏 デビューまでの道のりに密着」が放送され大々的に取り上げられており、2020年10月には、のんが歌う番組オープニングテーマをユウとノマアキコが手掛け[8][9]、番組にも出演した[10]。
基本的に作詞をアッコ、作曲をユウが手掛ける[2]。これはアマチュア時代に「こいのうた」を制作した際、もともと作詞もユウが手掛けていたが歌詞が気に入らず、アッコに作詞を要請したところしっくりいったという経緯から、このスタイルを貫いているという[11]。演奏は多くてギター2本にベース、ドラムというシンプルな構成で行う。
バンドと並行して、2003年からはアッコ、ユウがそれぞれソロでの活動を開始、ユウはチリヌルヲワカという別バンドも2005年にスタートさせた[12]。
2012年2月、ユウが「バンドにおける自分の役割に限界を感じた」として脱退を表明[13]。これに伴ってバンドを解散することが発表され、全ての活動を終了した[14]。
2019年6月、のんが中学生のときギターを担当したバンドで、好きなGO!GO!7188のコピーをしていたことがきっかけで、のんのミニアルバム『ベビーフェイス』に、ユウが作曲、アッコが作詞で「やまないガール」と「涙の味、苦い味」の2曲を楽曲提供、一緒にレコーディングも行った[15][16][17]。収録曲「涙の味、苦い味」のMVにも出演し、解散後初共演を果たした[18]。のんとは2020年10月に、鹿児島テレビの番組『ナマ・イキVOICE』のオープニングテーマ「ナマイキにスカート」でも、楽曲提供やレコーディングを行っている[8][9]。「ナマイキにスカート」配信日に行われた2020年10月3日の有料配信ライブ「NON OUCHI DE MIRU LIVE vol.4(#のんおうちで観るライブ)」では、ユウが「C7」「涙の味、苦い味」「やまないガール」「ナマイキでスカート」を歌う場面もあった[19][20]。
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メンバー
- ユウ(1979年12月1日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身、身長156cm、血液型A型)(45歳)[2]
- アッコ(ノマアキコ、1980年2月13日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身、身長161cm、血液型A型)[2]
- 本名: 野間 亜紀子(のま あきこ)、旧姓: 浜田 (はまだ)
- ベース・ボーカル・作詞担当。
- MCは主に彼女が行う。
- 浜田亜紀子名義のソロアルバムを2枚(2003年にインディーズ・レーベルから1stアルバム『キラリ』、2005年にメジャー・レーベルから2ndソロアルバム『あるようでないようで、あるもの』)リリースしている。
- 2006年10月1日に結婚を発表。それを機にバンドネーム及びクレジットをノマアキコに変更するが、しばらくして再び“アッコ”へ戻した。2011年には第一子を出産。
- 2014年、矢沢洋子らとバンド「PIGGY BANKS」を結成。
- 2015年、約11年前に結成されたインストロックバンド「トーキョーキラー」がCDデビュー。
- ターキー(1973年7月10日生まれ、香川県三豊市(旧: 山本町)出身、血液型A型)[2]
- 本名: 細川 央行(ほそかわ たかゆき)
- ドラム担当(初期はドラム・掛け声担当と表記されていた)。
- 2001年初頭まではGO!GO!7188のメンバーとしてインタビューなどのメディアの取材に登場することは一切なく、すべてユウとアッコの2人でこなしていた。そのため、「GO!GO!7188の正式メンバーはユウとアッコの2人だけで、ターキーはサポートメンバーである」という誤った解釈や紹介がなされることもしばしばあった。
- 2004年頃よりスタジオ・ミュージシャンとしても積極的に活動を始め、大塚愛、ユンナ、いきものがかり、KAT-TUNなどの作品や、RYOJI&LAST CHORDSなどのライブバンドに参加している。
- 2007年よりTRICO ROLL BEAUTY.というブランドを立ち上げ、Tシャツやシルバーの作成を行っている。
- 解散後、2012年からバンド「la la larks」に加入。それ以外にも、レコーディングやライブのサポート、ドラムレッスンなどの活動をしている。
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略歴
1998年6月、鹿児島県立松陽高校の同級生であったユウとアッコを中心に前身となる5人組ガールズバンドを結成。JUDY AND MARYのコピーなどをやっていたが、高校卒業を機に2人以外のメンバーはバンドをやめる[6]。
1999年、2人は短大に進み、同い年の男性を誘ってYAMAHA主催のTEENS' MUSIC FESTIVAL出場を目的に新しいバンドを結成、オリジナル曲「太陽」で全国大会出場を果たす[6]。大賞獲得は逃したもののデビュー当時のプロデューサーの目に留まり、メジャーデビューのきっかけをつかむ[6]。またデビュー決定に伴い、ターキーが加入する。
2000年2月に上京後、月間最高14回という驚異的なペースでライヴ活動を展開[2]。6月28日、シングル『太陽』でメジャー・デビュー。12月6日、アルバム『蛇足歩行』をリリース。
2001年、前年にリリースしたシングル『こいのうた』がロングヒットを記録する。
2002年、シングル「浮舟」がスマッシュヒット、和製ロックとして多数のメディアで取り上げられる。
2003年、アルバム『鬣』が初のオリコントップ10入り、自己最高の売上を記録し、ファンの確固たる人気を得る。この年から翌年まで各個人のソロ活動を中心に活動。
2004年11月21日より翌年1月28日まで、初の日本武道館公演(12月21日)を含む全国ツアー「ごんぶとツアー」を敢行。
2006年3月16日、初のベスト・アルバム『ベスト オブ ゴー!ゴー!』をリリース。
2007年3月、初のアメリカ・ツアーを行う[12]。「SXSW Japan Nite」を含む全米5都市6回公演を敢行[21]。同月にBMG JAPANに移籍し、6月28日に移籍第1弾シングル『真夏のダンスホール』をリリース。8月、2度目のアメリカ・ツアーを行う。ペンシルバニアで行なわれたMUSIKFEST 2007においてヘッドライナーとして出演したのを皮切りに、ニューヨーク、シカゴでもライブを行った[22][23]。
2009年、全国ツアー(「ヘンテナツアー09」)中の5月にベースのアッコが裂孔原性網膜剥離により緊急入院。8月に振り替え公演が行われた[24]。
2010年6月、ビクターエンタテインメント内のレーベルFlyingStar Recordsに移籍[25]。
2012年2月10日、ギターボーカルのユウが脱退を申し出たことで解散[14]。
2019年、女優・歌手のんのアルバム『ベビーフェイス』にノマアキコ作詞・ユウ作曲による「涙の味、苦い味」「やまないガール」を提供。二人による共作は解散以来初となる[26]。
作品
要約
視点
インディーズ
シングル
オリジナル・アルバム
ベスト・アルバム
カバーアルバム
ライブ・アルバム
トリビュート・アルバム
配信限定
- ジェットにんぢん 2010(2010年12月15日)
- 配信限定。
- 未発表、スタジオVer.
- レア コレクション オブ ゴー!ゴー!(2012年5月16日)
- 配信限定アルバム。
未発表曲
- 「バラード」
- 「恋の毒薬」の歌詞にユウが思いきりバラードな曲を付け、アッコがこの歌詞はバラードじゃないと言って改めて歌詞を付けたものが「バラード」となった。
- まるのみ2000、九・二一事件、六・二一事件にて演奏された。Viewsic(現: MUSIC ON! TV)にて、まるのみ2000(渋谷公会堂)のライブ中継が行われたことがあるが、DVD・CDには収録されていない。
- 「おわらないなつやすみ」
- 「月の光」「月の光2」
- ごく初期(2001年以前)に演奏されただけでそれ以降、演奏されていない。
楽曲提供
参加作品
映像作品
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タイアップ一覧
ライブ
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出演
ラジオ
- GO!GO!7188のallnightnippon-r(ニッポン放送、2000年〜2001年: 毎週金曜日27:00〜28:30)(放送終了)
- ヌルいトークとネタのコーナーで構成された番組。特にハガキは当時のallnightnippon SUPER!や@llnightnippon.comのハガキ職人が集結しており、レベルが高かった。
- GO!GO!7188のベイベイキン!(bayfm、2004年〜2005年: 毎週金曜日23:00〜24:00)(放送終了)
- GO!GO!7188のベイベイスイ1/2!(bayfm、2005年〜2006年: 毎週水曜日24:00〜24:30)(放送終了)
脚注
外部リンク
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