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やかぜ型巡視艇
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やかぜ型巡視艇(やかぜがたじゅんしてい、英語: Yakaze-class patrol craft)は、海上保安庁の巡視艇の船級。区分上はCL型、公称船型は15メートル型[1][2]。
設計
本型は、基本的にははるかぜ型の後期建造艇(なつかぜ型)をもとに、幅を100ミリメートル狭めるなど線図に修正を加えて、速力の向上を図ったものである。これにより、速力は19.3ノットに向上した。船質は木[2]、没水部船型はタイプシップと同じくV型とされた。主機関としては、タイプシップと同じく三菱DH24MKディーゼルエンジン(単機出力250馬力)を搭載した[1]。なお、北方配備が予定されていた7番艇「きたかぜ」以外は操舵室の背面は開放されていたが、昭和49年度に後壁を設置してエンクローズド化を図っている[2]。
また本型では、なつかぜ型「ゆうかぜ」と同様に消防艇機能を付与されており、消防ポンプ、泡原液タンクと放水銃1門を搭載した。なお消防ポンプは左舷主機により駆動する方式である[1]。これらは、以後の新造CLの標準装備となった[2]。
同型船一覧
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参考文献
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