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アクティブ10
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アクティブ10(アクティブ・テン)は、NHK Eテレで2018年9月28日から放送されている中学・高校向けの学校放送番組である。全番組が字幕放送に対応している。
教科別に各単元のポイントをコンパクトにまとめた『10min.ボックス』の流れを汲んでいる。
概要
『アクティブ10』の原点となったのは、『10min.ボックス』で2016年~2017年度に制作した新バージョンの『テイクテック』『生活・公共』『地理』における新機軸である。従来の映像にナレーションを加えた簡素な内容だった従来のバージョンに対して、新バージョンでは『生活・公共』のナビゲーターにDAIGOを起用したり、『テイクテック』のナレーションに蛭子能収を起用するなど番組への関心を高めようと試みていた。
こうした新機軸を継承した新番組のシリーズが『アクティブ10』である。その第1弾として、ミュージシャンの岡崎体育を起用した『公民』が2018年9月28日にスタートした。その後、2019年9月27日から『理科』『プロのプロセス』の2番組が新たにスタート、12月6日からは『ミライのしごとーく』の放送もスタートした。
2020年度は、新たに『レキデリ』(歴史)と『マスと!』(数学)の2番組を2020年9月24日よりスタートさせている。
2021年度は新規のシリーズの予定はなく、既存シリーズの追加収録のみ行われた。2022年度は『レキデリ』のみ追加収録が行われ、放送時間を午前の時間に統一した。
2023年度以降は既存シリーズのリピート放送のみ実施。2026年の年明けからは別途同時間帯で『聞けなかったあのこと』のレギュラー放送が開始されるが、この番組は『10min.ボックス』『アクティブ10』のどちらの名称も冠していない。
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各年度の放送時間
2025年度
前期
- 月曜・火曜 11:00 - 11:10
- 月曜日は『マスと!』
- 火曜日は『理科』
- ※水曜・木曜日の同時間は「10min.ボックス」を放送(水:「地理」、木:「テイクテック」)。
- 水曜 9:50 - 10:00 『レキデリ』
後期
- 月 - 水曜 11:00 - 11:10
- 月曜日は『プロのプロセス』
- 火曜日は『ミライのしごとーく』
- 水曜日は『公民』
- ※木曜日の同時間は「10min.ボックス 生活・公共」「聞けなかったあのこと」を放送。
- 火曜 16:05 - 16:15 『プロのプロセス』
これまでの放送日時
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各番組の内容
要約
視点
レキデリ
飯塚がプロデューサー、豊本がディレクターを務める歴史番組の収録現場を舞台とし、歴史上の素朴な疑問の解消に必要な資料を、角田扮する歴史資料デリバリー会社の配達員が配達する。
放送初年度の2020年度は10回シリーズで放送されたが、扱う時代の順番は必ずしも時系列通りではなかった。2021年度で10回分追加収録され、放送順も時系列に従って整理された20回シリーズとなった。2022年度は5本分を既存の回と入れ替えるが、新作は時系列に関係なく、過去回のリピート分が終わってから実施された。レギュラー放送としては2023年度以降追加収録を行っておらず、2022年度に放送された分を時系列順に整理してリピート放送している。
出演者
放送リスト
放送順が時系列順となり、追加制作が行われた2022年度放送分を基準として記載。
スピンオフ特番「歴史デリバリー〜素朴な疑問? 歴史資料で解決!〜」
2022年1月2日には滝沢カレンと近藤春菜をゲストに迎えたスピンオフ特番「歴史デリバリー〜素朴な疑問? 歴史資料で解決!〜」が20:45 - 21:30に放送された[8]。6月20日の19:00 - 19:30には同特番の第2弾、9月3日の21:30 - 22:00には第3弾が放送され、こちらにはハリセンボンが揃ってゲスト出演している。2024年1月8日9:30 - 10:00には約1年ぶりに第4弾が、2025年1月13日9:00 - 9:30に第5弾が放送されたが、東京03のみの出演となっている。
公民
現代社会が抱える問題を深く掘り下げるとともに、生徒が自ら主体的に学習するアクティブ・ラーニングに対応した番組である。全20回(その他、パイロット版1回)。
出演者
- 岡崎体育
- ダルさん(声の出演:戸松遥) ※戸松はナレーションも兼務。
放送リスト
理科
単元に即した内容を扱いながら、思考力を育む理科番組。『探究のとびら』『探究のかぎ』『もっと探究』の3つのコーナーで構成されている。全20回。
ナレーター
上記2人のメインナレーターとともに、毎回ゲストナレーターを起用している。詳細は放送リストを参照のこと。ゲストナレーターは、いずれも理系分野のエキスパート又は大学理系学部・高等専門学校の出身者である(第3回の佐々木渉は初音ミクの企画開発プロデューサー)。
放送リスト
マスと!
増十中学校に通う生徒たちが日常生活で直面する問題を通じて、数学的な考え方を身に着けていくドラマ仕立ての番組。SASUKEによるテーマ曲をバックに、ミュージックビデオ風の演出がなされている。
全10回であるが、初回放送時(2020年度)とそれ以降の年度で放送順が一部入れ替えられている。本稿の放送回を記載する際は、初回放送時(2020年度)のものに基づく。
出演者
- 増十中学校の生徒
- ゆうり:TSUKUSHI(#1, 3, 5, 9, 10)
- かい:黒澤宏貴(#2, 4, 6, 8, 10)
- るね:南琴奈(#4, 6, 7, 8, 10)
- るうと:岡田龍樹(#6, 7, 10)
- ゆうりと他の3人は学級が異なる設定のため、同時に登場することは殆ど無かった。
- ゲスト
- さとう先生:さとうほなみ(#3)
- こじま先生:小島よしお(#4)
- むらさめ先生:村雨辰剛(#6)[9]
- さすけ(ゆうりの兄):SASUKE(#9)[10]
- しゅんすけ(カフェのオーナー):武内駿輔(#10)[11]
- ナレーター(キャラクターの声を兼務)
- 武内駿輔(#1 - 4, 6 - 10)
- 中井美琴(#5)
- このほか、「MATHのある風景」のコーナーでは、NHKのアナウンサーが1 - 2回毎に交代でナレーションを務める。
放送リスト
プロのプロセス
社会で活躍するさまざまな仕事のプロが、情報の集め方から分析の仕方、まとめた内容を発表するテクニックまで伝授することで情報活用能力やワークスキルに役立つ内容となっている。
当初は10回シリーズで制作されたが、2021年度に4回分追加制作され、14回シリーズとなった。追加制作分ではミニコーナーが「プロのプレゼン」から「Quiz Time」に置き換えられている。
出演者
- チョコレートプラネット(長田庄平・松尾駿) ※エンディングテーマの歌唱も担当
- スカイラ・ベル(ナレーション)
放送リスト
ミライのしごとーく
ある業界で働く3人が今の仕事のことから、これから業界がどう変わっていくのか、そのために求められる人材に至るまでバーチャル学生『KAZU』と語り合う。自分の将来の仕事を考える上でのヒントが満載の番組である。
放送初年度の2019年度は10回シリーズで制作されたが、2020年度に10回分追加制作され、20回シリーズとなった。2021年度も20回シリーズであったが、4回分追加制作され、既存の回と入れ替えた。2022年度以降は追加制作を行わない一方、2021年度に未放送となった回も含めた全24回分をリピート放送している。
2019年度制作分では当日招かれた3人のゲストは円卓を囲って着席していたが、2020年度では新型コロナウィルス感染対策に伴い、「レストラン」「農業」の回ではゲストがそれぞれ別々の場所で収録を行う形式が採られ、「化粧品業界」の回以降はアクリル板を挟んで横一列に着席する形式となった。
出演者
放送リスト
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番組タイトルロゴ
『10min.ボックス』の時にも、新バージョンの『テイクテック』で『10min.ボックス』のロゴ自体を省略したり、『生活・公共』『地理』で色鮮やかなカラーリングを施したりしたことはあったが、基本的な『10min.ボックス』のロゴは一貫して堅持していた。
これに対して、『アクティブ10』では各番組のロゴが全て異なるなど独自性が強い。例えば、『理科』では英文字表記の『ACTIVE10』としたり、『プロのプロセス』では先頭の『プ』の文字を大きく目立たせるなどタイトルロゴのインパクトの強さに大きな特色がある。
脚注
関連項目
外部リンク
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