トップQs
タイムライン
チャット
視点

アメリカンファミリー・フィールド

アメリカのウィスコンシン州にある野球場 ウィキペディアから

アメリカンファミリー・フィールドmap
Remove ads

アメリカンファミリー・フィールドAmerican Family Field)は、アメリカウィスコンシン州ミルウォーキーにある野球場MLBミルウォーキー・ブルワーズのホーム球場で、世界で4番目の天然芝の開閉式屋根付き野球場でもある。

概要 アメリカンファミリー・フィールド American Family Field, 施設データ ...

球場名は、アメリカンファミリー保険英語版[1]が2021年から15年間の命名権契約を締結したことにちなむ[2]。2001年から開場から20年間は、大手ビール会社のミラーが命名権契約を締結していたことから、ミラー・パークMiller Park)という名称だった。天然芝の美しさもさることながら、球場周辺も緑が豊かで「パーク(公園)の中のパーク(球場)」と言われている。

Remove ads

フィールドの特徴

左右非対称のフィールドは「球団史上最高の選手」との呼び声高いロビン・ヨーントが設計。旧球場ミルウォーキー・カウンティ・スタジアムは左中間・右中間がそれぞれ392フィート(約119.5メートル)もあったが、ミラー・パークでは短くなっていて、「バッターの天国」と呼ばれている。

ホームチームは一塁側ベンチ、アウェーチームは三塁側ベンチを使用するが、ブルペンはホームチームは左翼側、アウェーチームは右翼側を使用する。

設備、アトラクション、演出

  • 開閉式屋根:他の球場の開閉式屋根とは違い、ここの屋根は型をしている。
  • バーニーズ・ダグアウト:ブルワーズの選手が本塁打を打つと、左翼スタンド後方で「Get Up , Get Up , Get Outta Here , Gone ! (打球が伸びる、伸びる、行ったー!)」という文字が点灯する。これは、ブルワーズ専属アナウンサーボブ・ユッカーのお気に入りのフレーズでもある。続いて、その文字の下に設置されている滑り台を球団マスコットのバーニー・ブルワー(Bernie Brewer)が滑り降りる。
Thumb
滑り台を滑り降りるバーニー・ブルワー。
  • ソーセージ・レースソーセージのぬいぐるみを着た4人のランナーが競争し、観客が勝者を当てるというアトラクション。6回裏終了後に行われる。ミルウォーキーにドイツ系移民が多いことにちなんだもの。2000年には、当時デトロイト・タイガースに在籍していた野茂英雄が参加して話題になった。2003年には、ピッツバーグ・パイレーツランドール・サイモンが、ソーセージのぬいぐるみを着てレースをする途中だったアルバイトの女性の後頭部を、いたずらのつもりでダグアウトからバットで叩いたところに彼女が転倒してしまったため、警察に暴力行為で逮捕されたこともあった。
  • 開閉式屋根があるので、荒天で開催できなくなった他球団同士の試合が行われたこともある[3]
  • ホットドッグよりソーセージの販売が多い唯一の球場[3]
Remove ads

主要な出来事

ギャラリー

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads