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アリサ・リュウ
アメリカの女性フィギュアスケート選手 ウィキペディアから
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アリサ・リュウ(英: Alysa Liu、簡: 刘美贤、繁: 劉美賢、2005年8月8日 - )もしくはアリサ・リウは、アメリカ合衆国のフィギュアスケート選手(女子シングル)。2022年北京オリンピックアメリカ代表。
主な戦績は、2025年世界選手権優勝、2022年北京五輪6位入賞、2020年世界ジュニア選手権銅メダル、全米フィギュアスケート選手権連覇(2019年、2020年)、2019年ジュニアグランプリファイナル準優勝など。
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経歴
要約
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幼少期
2005年8月8日、アメリカ合衆国カリフォルニア州クローヴィスに生まれた。リウの父親は中国四川省出身でアメリカに移住した弁護士、母親は匿名の卵子提供者であり、代理母を通して生まれた[1][2]。5人兄弟の長女である。
2010年にスケートを始めた。ローラ・リペツキーの指導を受ける。
2018年全米フィギュアスケート選手権ジュニアクラスで優勝。当時12歳であったため、年齢基準を満たしておらず、世界ジュニア選手権には出場できなかった。
ジュニア時代
ジュニアグランプリシリーズに参戦し、第1戦目のアメリカ大会では4回転ルッツとトリプルアクセルを成功させ優勝を果たした[4]。ISU公式競技会で4回転ルッツを成功させたのは女子選手としてはアレクサンドラ・トゥルソワに次いで2人目。また、ISU公式競技会で4回転ジャンプとトリプルアクセルを両方着氷したのは、女子選手では初めてである。第2戦目のポーランド大会では、ジュニア選手として初めてトリプルアクセル-トリプルトウループのコンビネーションジャンプを成功させ、優勝。ジュニアグランプリファイナル(トリノ)への進出を決めた。同大会ではカミラ・ワリエワに次ぐ2位となり銀メダルを獲得した。
2020年の全米フィギュアスケート選手権シニアクラスに出場し優勝、女子シングルではアシュリー・ワグナー以来7年ぶりの2連覇を果たした。
同年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権(タリン)では3位となった。
2020年6月22日にはコーチの変更を表明。5歳でスケートを始めてから長年指導を受けていたローラ・リピツキーのもとを離れ、リー・バーケル、ローリー・ニコル、マッシモ・スカリといったコーチ陣のチームに師事すると発表した[5]。
出場を予定していた2020-2021シーズンのジュニアグランプリシリーズは、COVID-19の世界的な流行などを受けて全試合が中止となり、国際大会への出場機会が得られなかった。
2020年12月11日に、新たにジェレミー・アボットがコーチ陣に加わると発表した[6]。
2021年1月に行われた全米フィギュアスケート選手権では総合4位。
シニアデビューから1度目の引退発表まで
2021年8月にボストンで行われたクランベリー杯でシニアの国際大会デビューを果たした。9月には、北京オリンピック最終予選会であるネーベルホルン杯で優勝し、北京オリンピックでのアメリカ女子シングル3枠目の出場枠を獲得した。2021年スケートカナダに出場しシニアグランプリデビュー。ショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)ともにトリプルアクセルに挑んだが、回転不足や転倒で思うように決まらず、スケートカナダでは5位、続くNHK杯では4位だった。NHK杯の2日後にコーチを変更。コロラド州コロラドスプリングスでクリスティ・クラール、ドリュー・ミーキンス、ヴィクトール・ファイファーなどの指導を受けることとなった[7]。
2022年の全米フィギュアスケート選手権では、SPで3位に入ったもののコロナの陽性反応が出てFSを棄権することになった。しかしこれまでの実績などから、マライア・ベルやカレン・チェンとともに北京オリンピックの代表に選出された。
オリンピックの女子シングルSPでは、トリプルアクセルを回避してプログラムの完成度を高め、8位につけた。FSではトリプルアクセルに挑み着氷させた。ただし、判定はダウングレード(1/2回転以上の不足)であった。その後もジャンプすべて着氷、スピンとステップは最高評価のレベル4を得るなど会心の演技で総合7位に入賞した。好成績を残し大会最終日に行われるエキシビションに招待されたが、エキシビジョン出場を全く予想しておらずエキシビション用のプログラムを用意していなかったため、急遽アイスダンスのアメリカ代表であるジャン=リュック・ベイカーが振り付けをした『LOCO』を披露した。衣装はアイスダンスのスペイン代表であるオリヴィア・スマートから借りたものであった[8]。
2022年4月10日、自身のインスタグラムにて現役引退を表明。「スケートの目標が達成できました。正直、これだけ多くのことを達成できると思っていませんでした」などと記した[9]。
競技復帰
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競技成績
要約
視点
ISUパーソナルベストスコア
- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)
主な戦績
- GP - ISUグランプリシリーズ
- CS - ISUチャレンジャーシリーズ
- JGP - ISUジュニアグランプリシリーズ
- J - ジュニアクラス
- N - ノービスクラス
詳細
パーソナルベストは太字で表示
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プログラム使用曲
脚注
外部リンク
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