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アリーナ
スポーツ競技や興行イベントなど多目的に使用される屋内施設 ウィキペディアから
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アリーナ(英語: arena)は、スタンド(傾斜がある階段状の観客席)に全周またはほぼ全周を囲まれた、闘技場・競技場・劇場などの施設。アレーナ(ラテン語: arena)とも。
ラテン語の「arena」または「harena」の原義は「砂」で、「剣闘士の流血を吸収するために砂を敷き詰めた闘技場」を意味し、そのような闘技場が設けられたアンフィテアトルム(古代ローマの円形闘技場)のような施設の意味に転じた。
施設
スポーツ競技
競技場としては、バスケットボール・アイススケートなど室内競技用の競技場を特にアリーナと称する。アリーナのようなスタンドを設置しても、野球・サッカー・陸上競技など屋外競技用の競技場はスタジアムと称することが多い。野球場やスケートリンクなどは観客席の有無や形態を問わない。
屋内体育施設である体育館はアリーナを中心に構成されており、規模の大きい体育館では建物内にメインアリーナやサブアリーナなど複数のアリーナを有する[1]。
多目的利用
体育館のアリーナは多目的利用が想定されている場合も多い[1]。特定用途の小規模な施設を除けば、一般的な多目的のアリーナは定員1万から2万人前後である。コンサートなどのイベント会場として、日本ではこの規模の会場を「アリーナクラス」と称し、定員数万人の「スタジアムクラス(ドームクラス)」と、定員数千人の「ホールクラス」の間に位置づけられる。日本は「横浜アリーナ」や「さいたまスーパーアリーナ」などが知られる。
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構成
アリーナとコート
アリーナの平面計画の設計で考慮される競技は、一般的にバスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球であるが、これにテニスやハンドボールなども含むことがある[1]。アリーナの面積はコートの寸法の周囲に種目別の一定の安全エリアを加えて設計される[1]。
観客席
屋内体育施設の場合、アリーナの周囲には器具庫などの付帯設備が設置されているため、観覧席の多くはこれらの上の階に固定席を巡らせるように配置する方式が多い[2]。
アリーナ席 (arena seats) は、中央フィールドに臨時で増設する座席を指す。コンサートや格闘技などステージが広くないイベントで設けられる。スタンド席よりも良席とみなされるが、後部はステージから遠い距離でスタンド席のような傾斜はない。横浜アリーナは、通常の施設のアリーナ席に当たる座席をセンター席、スタンドの最下部の可動座席をアリーナ席、それぞれを称する。
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アイスアリーナ
アイススケートやアイスホッケー用にスケートリンクを備えたアリーナをアイスアリーナと称する。多くの場合リンクは常設で氷上競技専用だが、リンクを一時的に撤去して他用途に転用可能な施設もある。
日本の主なアリーナ一覧
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脚注
参考資料
関連項目
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