トップQs
タイムライン
チャット
視点

港北区

神奈川県横浜市の行政区 ウィキペディアから

港北区map
Remove ads

港北区(こうほくく)は、横浜市を構成する18行政区のうちの一つである。横浜市北東部に位置する。

概要 こうほくく 港北区, 国 ...
Remove ads

概要

東急東横線沿線を中心に住宅地・商業地が発達している。横浜線横浜市営地下鉄沿線は緑を残しつつも港北ニュータウンや大規模なマンションなどが立ち並び、今なお開発が進んでいる。

特に東海道新幹線が停車する新横浜駅周辺は発展しており、オフィスビルが立ち並んでいる。横浜アリーナ日産スタジアムも位置しており、2008年3月26日に19階建ての駅ビルであるキュービックプラザ新横浜が開業した。同年3月15日に、すべての新幹線のぞみ号・ひかり号が同駅に停車するようになった。2023年には相鉄新横浜線東急新横浜線が開業した。

小机町には、2002年6月FIFAワールドカップおよびラグビーワールドカップ2019の決勝や2020年東京オリンピックのサッカー競技会場として使用され、Jリーグ横浜F・マリノスのホームスタジアムでもある横浜国際総合競技場(日産スタジアム)が所在する。

地理・区勢

人口は中核市の愛知県豊橋市長野県長野市群馬県高崎市と同等であり、横浜市のみならず日本の政令指定都市の行政区の中で最も多かった[1]。しかし、2024年令和6年)1月1日、合併によって静岡県浜松市に発足した「中央区」の人口がこれを上回った[2]ために第2位となった。

横浜市政が指定する都心(ツインコア)の一つである新横浜都心(城郷地区〈小机駅周辺地区〉、羽沢地区羽沢横浜国大駅周辺地区〉、新羽地区〈新羽北新横浜駅周辺地区〉、新横浜地区〈新横浜駅周辺地区〉)[3] のうち、神奈川区の羽沢地区を除くすべての地区が港北区内に所在し、それらの各周辺地区は現在活発に再開発が行われている[4] [5]

東急東横線沿線を中心とする区内東部には、低層の一戸建て住宅中心の閑静な住宅地が、横浜市営地下鉄沿線を中心とする西部には、マンション中心の新興住宅地が広がっている。その一方で広い区内には随所に豊かな自然も残っていることから、横浜市内でも人気の高い地域である。

港北区と緑区にまたがる地域に造成された、大規模ニュータウンである港北ニュータウンは、その後の発展と人口増加により行政区が再編され、1994年に分区されて都筑区となった。

河川・湖沼

Remove ads

歴史

  • 1939年昭和14年)4月 - 都筑郡下の各町村が横浜市に合併した際、神奈川区から分区する形で成立した。都筑郡下の各町村は都筑郡一体での行政区成立を望んだが、地理的条件などを勘案し、神奈川区の旧大綱村(白幡除く)・日吉村城郷村(小机・鳥山・岸根のみ)・旭村師岡の地域に、旧都岡村・二俣川村を除く都筑郡の各町村をもって一行政区とされた。成立当時の名前の候補として、「菊名区」が挙げられたが、横浜港の北にあるということで「港北区」に決定した。
  • 誕生当時は、現在の港北区・緑区都筑区青葉区保土ケ谷区の上菅田町・新井町をあわせた区域だったが、1969年に緑区(現在の緑区・青葉区及び都筑区の一部)を分区し、上菅田町・新井町は保土ケ谷区に編入された。さらに1994年11月に行政区再編成により、区の北西部地域が都筑区に分区編入されて、現在の港北区に至る。

市外局番

日吉地区は、平成以前は市外局番「045」の横浜電話に含まれず、旧日吉村域が中原郵便局管内であった名残から市外局番「044」の準市外電話扱いとされ、電話番号は「044-6X-XXXX」と9桁であった。他の市内と異なり市内へ掛ける際も「045」をダイヤルしなければならなかった(なお、同一市外局番だった川崎市へも「044」が必要だった)。

1990年10月1日に横浜MAに編入され、電話番号は「045-56X-XXXX」へ変更された。

人口

  • 1940年  56,432
  • 1945年  86,314
  • 1947年  87,958
  • 1950年  93,421
  • 1955年 111,095
  • 1960年 147,688
  • 1965年 235,046
  • 1970年 221,511
  • 1975年 255,275
  • 1980年 265,506
  • 1985年 280,670
  • 1990年 305,774
  • 1995年 279,333
  • 2000年 294,305
  • 2005年 311,722
  • 2010年 329,471
  • 2015年 344,172
  • 2020年 353,620

町名

要約
視点

港北区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

港北区役所管内(100町丁)
さらに見る 町名, 町名の読み ...
Remove ads

行政

現区長:漆原順一(2022年4月1日-)

  • 前区長:鵜澤聡明(2021年4月1日-2022年3月31日)
  • 前々区長:栗田るみ(2018年4月1日-2021年3月31日)
  • 元区長:横山日出夫(2014年4月1日-2018年3月31日)
  • 元区長:小川浩之(2011年5月1日 - 2014年3月31日)
  • 元区長:柏崎誠(2009年4月1日 - 2011年4月30日)
  • 元区長:遠藤包嗣(2005年10月1日 - 2009年3月31日)
  • 元区長:石阪丈一(2004年4月1日 - 2005年9月30日)

議会

港北区選出の市議会議員は7名、県議会議員は4名、国会の衆議院は神奈川県第7区に属する[注 1]

経済

本社が所在する主な企業

かつては旧松下通信工業も本社を構えていたが、松下グループの事業再編により、同社の法人格を継承しているパナソニック モバイルコミュニケーションズ都筑区に本社を移し、旧本社はパナソニック コミュニケーションズ(現パナソニック システムネットワークス)の事業所となった。その後閉鎖し、「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」が建設された。

商業

各鉄道駅前を中心に商店街が広がっているほか、以下のような大規模商業施設の進出もみられる。

農業

現在でも田園風景が多く残っており、市内でも農業が盛んな区の一である。古くは鶴見川を中心に稲作や果樹(モモビワイチゴ)など、東京などに向けた近郊農業が盛んに行われていた。現在は新羽・大熊農業専用地区などを中心にホウレンソウ小松菜など軟弱野菜の生産が行われている。戦前は全国的に有名だった綱島の桃「日月桃」があった。

金融機関

区内には以下の各金融機関の支店・出張所が置かれている。

地方銀行
その他

郵政

区内の郵便局は以下のものが存在する。

Remove ads

教育

大学

高等学校

中学校

公立
私立

小学校

特別支援学校

  • 横浜市立北綱島特別支援学校

公共施設

住宅

大規模マンション

  • ライオンズ港北ニュータウンローレルコート
  • エステガーデンセンター北サウススクエア
  • ミオカステーロ港北イルビアーレ
  • 港北ニュータウンレフリアパークアネシスイーストコート
  • ライオンズ港北ニュータウンフォレストフォート
  • グランチェルト大倉山
  • ファミールガーデン横浜小机
  • ザ・ハウス港北綱島
  • ザ・パークハウス港北高田
  • ドレッセ大倉山
  • 大倉山ハイム
  • ガーデンズ綱島コートステージ
  • ダイアパレスグランデージ大倉山
  • デイパーク横濱綱島
  • ナイスグランソレイユ横濱綱島
  • フォルム綱島クレスタワーズ
  • ナイスアーバンステイツ綱島
  • プラウド日吉
  • グランチェルト大倉山
  • グリーンサラウンドシティ
  • シティハウス横濱綱島
  • ザ・ガーデンズ日吉本町
  • グランドメゾン大倉山テラス
  • ピエス綱島
  • プラウドシティ日吉
  • エステムコート横浜新吉田レジデンス
  • クリオレジダンス横濱綱島

団地

  • UR日吉団地(下田町、店 賃貸667 1957年)
  • UR菊名池団地(菊名町 市街地住宅 賃貸21 1959年 譲渡返還)
  • UR篠原団地(篠原町、賃貸175 1957年)
  • UR南日吉団地(日吉本町、賃貸1337 1962年)
  • アガット日吉(下田町五丁目13番1号 県営借上公共賃貸住宅)
  • 県営港北吉田町団地(新吉田東5-4外)
  • 市営住宅エクセルヴィラ妙蓮寺
  • 市営住宅ポレポレ・K
  • 市営住宅箕輪
  • 市営住宅大豆戸町
  • 市営住宅日吉本町ハイツ
  • 市営住宅ロータス綱島
  • 市営住宅ルミエール高田
  • 市営住宅サンヴァリエ日吉
Remove ads

交通

要約
視点
Thumb
新横浜駅

鉄道

区内には5社局が乗り入れている。直通で渋谷など東京都心部へ出られる東急電鉄の利用率が高い。

東海旅客鉄道(JR東海)
東海道新幹線
東日本旅客鉄道(JR東日本)
JH 横浜線
横浜市営地下鉄
ブルーライン
グリーンライン
東急電鉄
TY 東横線
MG 目黒線
  • - 日吉駅
SH 東急新横浜線
相模鉄道(相鉄)
SO 相鉄新横浜線
  • - 新横浜駅

路線バス

北西部はバスの利用率が高い。主なターミナルは日吉駅綱島駅新綱島駅新横浜駅

高速バス

高速バス路線は、東急バス新羽営業所とフジエクスプレスの共同運行で、河口湖行きのバス(1往復は御殿場プレミアム・アウトレット・山中湖経由)や上田バスの運行で軽井沢・草津温泉行きのバス(東急バスと相鉄バスとの共同運行路線だが、新横浜駅を経由するのは上田バス運行便のみ)が運行されている。

ツアーバス系高速バス

空港連絡バス

空港連絡バスとして、新横浜駅から羽田空港および成田空港への便が運行されている。

道路

高速道路

一般県道

幹線市道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

神社仏閣

出身有名人

政治・経済

皇室関係

スポーツ

芸能

文化

マスコミ

その他

区民の歌

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads