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アレック・ギネス
イギリスの俳優 (1914-2000) ウィキペディアから
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サー・アレック・ギネス(英: Sir Alec Guinness, CH CBE、1914年4月2日 - 2000年8月5日)は、イギリスの俳優。
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来歴
ロンドンのメイダ・ヴェールにて母アグネス・カフ[1]のもとに生まれる[2]。出生名はアレック・ギネス・ド・カッフィ[3]。アグネスの私生児として生まれたため、出生証明書の父親の名前の欄は空白になっていた[4]。父親はスコットランド人の銀行家アンドリュー・ゲディス(Andrew Geddes、後にギネスの学費を支払った)と考えられているが、はっきりと分かってはいない[5]。
広告の仕事をしていたが演技に興味を持つようになり、1930年代からオールド・ヴィック・シアターの舞台に立つようになった。
第二次世界大戦後の1946年、デヴィッド・リーン監督作品の『大いなる遺産』で本格的なスクリーンデビューを果たすと、同監督作品の常連俳優となり、1957年の『戦場にかける橋』ではアカデミー主演男優賞を受賞する[6]。その後も『アラビアのロレンス』や『ドクトル・ジバゴ』といった超大作でタッグを組み続け、イギリスきっての名優として知られるようになった。
1964年には舞台『ディラン』でトニー賞を受賞。
『スター・ウォーズシリーズ』旧3部作(エピソード4〜6)のオビ=ワン・ケノービのほか、TVシリーズ『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』、『スマイリーと仲間たち』の主人公ジョージ・スマイリー役などでも知られる。
『スター・ウォーズ』出演をギネスは後悔し、「俳優人生最大の失敗だ」と語っている。この話はメディアでも有名である[7]。スター・ウォーズに関する取材は一切受けず、ファンからの手紙も読まず全て捨てた[8]。
1970年代以降は個性的なバイプレイヤーとしての活躍も目立ち『名探偵登場』でのコミカルで怪しげな盲目の執事役や、『リトル・プリンス』の厳格ながら温厚な祖父役、更には『KAFKA/迷宮の悪夢』においても強面な上司役など演技面の幅広さとアクの強さを見せた。
1959年に大英帝国勲章を受章し、同年ナイトになった[9]。また1979年にはアカデミー名誉賞[10]、1994年に舞台での長年の功績が称えられ、コンパニオン・オブ・オナー勲章を授与された。
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私生活
ギャラリー
- 1938年撮影
- 『地中海夫人』(1953年)
- 『アラビアのロレンス』(1962年)
主な出演作品
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脚注
外部リンク
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