トップQs
タイムライン
チャット
視点
アースロプテリギウス
ウィキペディアから
Remove ads
アースロプテリギウス(学名:Arthropterygius)は、後期ジュラ紀のカナダおよびロシアに生息していた、オフタルモサウルス科に属する魚竜の絶滅した属である。模式種は Arthropterygius chrisorum であり、2010年にエリン・E・マクスウェルにより命名された。本種名はカナダノースウェスト準州メルヴィル島で発見され1993年に命名された Ophthalmosaurus chrisorum を再分類したものである。カナダ北部で発見された魚竜の中で最も完全な化石である。A. chrisorum は複数の特徴からオフタルモサウルスから分けられ、橈骨と尺骨および上腕骨の間の大きく湾曲した関節、内頸動脈(脳に血液を供給する大動脈)が通るための基蝶形骨の後面に位置する穴などがその特徴である。
Remove ads
分類
マクスウェルの2010年の論文ではアルゼンチンで発見されたオフタルモサウルス科の魚竜であるカイプリサウルスの姉妹群とされた[1]が、後の系統解析によりオフタルモサウルス科の最も原始的な属であることが判明している[2][3]。
下のクラドグラムは Fischer らの2013年の論文に基づく[4]。
トゥンノサウルス類 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Remove ads
出典
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads