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チャカイコサウルス
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チャカイコサウルス(学名:Chacaicosaurus)は、吻部の長いトゥンノサウルス類の魚竜である。アルゼンチンのパタゴニア北部から知られる[1]。
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発見
チャカイコサウルスは模式標本 MOZ 5803 のみから知られ、それは部分的な頭骨とほぼ完全な前ビレを持つ繋がった断片的な骨格である。約1億7160万年前から1億7000万年前に該当する中期ジュラ紀バトニアン期初期にあたる、Cuyo 層群ロス・モレス層の Emileia giebeli ammonoid zone のチャカイコ・スル地域から化石は収集された。Neuquén 堆積盆地のザパラ市近郊にて発見された[1]。同地域で発見されたモレサウルスとともに、チャカイコサウルスはアレニアン期からバトニアン期の間に由来する唯一の特徴的な魚竜の標本である[2]。
分類
Fernández は当初の記載においてチャカイコサウルスを適切な科に割り当てておらず[1]、Maisch と Matzke の2000年の論文および Maisch の2010年の論文では進化したステノプテリギウス科の魚竜とみなされた[3][4]。しかしながら、後の系統解析によりチャカイコサウルスはステノプテリギウス科とオフタルモサウルス科の外に配置される基本的な魚竜であることが分かっている。
下のクラドグラムは Fischer らの2013年の論文に基づく[5]。
トゥンノサウルス類 |
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語源
チャカイコサウルスは1994年に Marta S. Fernández により命名され、模式種は Chacaicosaurus cayi である。属名は模式標本が収集されたチャカイコ・スル地域の名前と、ギリシャ語でトカゲを意味するsaurosに由来する。
出典
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