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イブ・ミュアヘッド

スコットランドのカーリング選手 ウィキペディアから

イブ・ミュアヘッド
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イブ・ミュアヘッド英語: Eve Muirhead OBE1990年4月22日[1] - )は、イギリススコットランドの元カーリング選手。ミューアヘッド、ミューヘッドとも。2022年北京オリンピック金メダリスト。2014年ソチオリンピック銅メダリスト。2013年世界女子カーリング選手権大会チャンピオン。2007、2008、2009年および2011年の世界ジュニアカーリング選手権チャンピオン。スコットランドのパース北部にあるダンケルド (Dunkeld) ・カーリング・クラブでプレー[2]。2022年8月、カーリングから引退[3][4]

概要 Eve Muirhead, 基本情報 ...
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経歴

2007年
ミュアヘッドが初めてカーリングの国際的な舞台に登場したのは、2007年にアメリカ・エベレス英語版で開催された世界ジュニアカーリング選手権。サラ・ライド英語版がスキップを務めるチームのサードとして出場し、金メダルに輝いた[5]
2008年
スキップとしてスコットランドのジュニア選手権に出場。チームを率いて全勝し世界ジュニアカーリング選手権の出場権を獲得[6]。スウェーデンのエステルスンドで行われた世界ジュニアカーリング選手権では、決勝でスウェーデン代表を12–3で破り優勝した[7]
2009年
カナダ・バンクーバーで開催された世界ジュニアカーリング選手権に出場。会場は2010年バンクーバーオリンピックのカーリング会場予定地であるバンクーバー・オリンピック・センター。決勝では、開催地のカナダ代表を8–6で破り、世界ジュニアカーリング選手権を3連覇、スキップとして2連覇を達成した。
2010年
イギリス代表チームのスキップとしてバンクーバーオリンピックに出場。日本代表と好勝負を繰り広げるも敗れたが、この一戦が日本のテレビで生中継され、日本で大きな注目を集めることとなった[8]
2013年
ラトビアリガで開催された世界女子カーリング選手権に出場。決勝でスウェーデンに勝利し、初優勝した[9]
2014年
ソチオリンピックに出場。準決勝でカナダに敗れるも3位決定戦でスウェーデンに勝利し、銅メダルを獲得した[10]。この大会では予選リーグのアメリカ戦で五輪記録となる1回のエンドで7得点を獲得するラストショットを放った。
2018年
平昌オリンピックに出場。予選3位で決勝トーナメントに進出し、準決勝でスウェーデンに敗れ、3位決定戦では日本代表と対戦。ラストショットのミスで敗れメダルを逃した[11]
2022年
北京オリンピックに出場。予選3位で決勝トーナメントに進出。準決勝ではスウェーデンに延長戦の末に勝利し、決勝戦では平昌と同じく日本と対戦。勝利して金メダルを獲得した[12]

現役引退後はユーロスポーツでカーリングの解説、地元紙でスポーツコラムの執筆などを行う他、ジュニアレベルのナショナルチームのコーチとして後進の育成にも携わる[13]。2023年4月23日にはロンドンマラソンに参加し、3時間25分13秒で完走した[14][15]

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人物

  • ミュアヘッド一族はカーリング一家で、イブは2世カーラー。父のゴードン・ミュアヘッド英語版は、世界男子カーリング選手権に5度の出場経験を持ち、1995年にスキップとして銀メダル、1999年にリザーブとして金メダルを獲得、1992年アルベールビルオリンピックにも参加している。また兄のグレン英語版と弟のトーマス英語版もカーリング選手である。
  • ミュアヘッド自身はカーリングのほかにバグパイプでも世界選手権に4度の出場経験があり、またゴルフハンディキャップ2を持つシングルプレーヤーである[16]
  • 髪の色は元々黒であるが、ファッションのために金髪に染めており、バンクーバーオリンピックでは黒と金のツートンカラーで参戦していた。
  • 2020年に大英帝国勲章メンバーを、2022年にオフィサーをそれぞれ受章した[17][18]

主な戦歴

要約
視点
概要 獲得メダル, イギリス代表 ...

イギリス代表

スコットランド代表

  • ヨーロッパカーリング選手権
    • 2008年 - 6位
    • 2009年 - 6位
    • 2010年 - 22位 銀メダル
    • 2011年 - 11位 金メダル
    • 2012年 - 22位 銀メダル
    • 2013年 - 22位 銀メダル
    • 2014年 - 33位 銅メダル
    • 2015年 - 22位 銀メダル
    • 2016年 - 33位 銅メダル
    • 2017年 - 11位 金メダル
    • 2018年 - 6位
    • 2019年英語版 - 22位 銀メダル[19]
  • ヨーロッパミックスカーリング選手権英語版
    • 2007年 - 6位
    • 2012年英語版 - 11位 金メダル

ワールドカーリングツアー

グランドスラム

ワールドカーリングツアーにおける最高峰の大会シリーズであるグランドスラムの成績。

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さらに見る 大会 / シーズン, 2010–11 ...

旧グランドスラム

さらに見る 大会 / シーズン, 2010–11 ...
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チーム

さらに見る シーズン, スキップ ...

※Jr=世界ジュニア選手権、E=ヨーロッパ選手権、W=世界選手権、O=オリンピック。

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脚注

外部リンク

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