トップQs
タイムライン
チャット
視点
世界カーリング選手権
ウィキペディアから
Remove ads
世界カーリング選手権(せかいカーリングせんしゅけん、World Curling Championships)はワールド・カーリング(WC)が主催するカーリングの世界選手権大会である。男子は1959年から、女子は1979年から毎年3月下旬に行われている。 当初男女同会場で行われていたが、2004-05シーズンからは商業化の狙いから男女別会場で行われている。同時に参加資格の得られる国は10から12になった。2017-18シーズンからは13に増えている。
最多優勝国は男女ともカナダで、男子が36回・女子が17回の優勝を誇る。
出場資格
2023年から
パシフィックアジアカーリング選手権とアメリカチャレンジに代わり、パンコンチネンタルカーリング選手権が開催されることとなり、それに伴って出場枠が次のように改定された。
- パシフィックアジア及びアメリカ(パンコンチネンタルカーリング選手権):5
- ヨーロッパ(ヨーロッパカーリング選手権):7
13番目のチームは、前年大会の上位5チームの総合成績により、高い成績の収めた地域の大会に割り振られる。
2022年まで
出場国の基本枠は地域により定められ、2018年はパシフィックアジアの出場枠が1つ増え、パシフィックアジア:3 アメリカ:2 ヨーロッパ:8である。2019年からは、13カ国の出場は変わらないが、パシフィックアジアの出場枠が2に戻り、新たに世界最終予選の出場枠が2枠設けられる一方、前回大会で最下位となった国の属する地域の出場枠が1つ減らされる。なお、開催国は自動的に出場権を得られるが、開催国枠は地域の基本枠の中に含まれているため、その分開催国の属する地域の出場枠が1つ減ることになる[1]。
パシフィックアジア枠はパシフィックアジアカーリング選手権上位の成績をおさめた国が出場できる。ヨーロッパ枠はヨーロッパカーリング選手権により決定する。アメリカ地域は開催国または前年の世界選手権で最上位になった国が自動的に出場権が得られ、残りの1か国の出場権をかけた試合を行い決定し、複数の国が名乗りをあげない場合は自動的にその国に出場権が渡ることになっているが、ほとんどアメリカとカナダが出場している。
なお、イギリスとアイルランドについては、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドカーリング協会(アイルランド・北アイルランド)と地域別に分かれて代表を送っている。
地域についてはワールド・カーリングの項目を参照。
Remove ads
試合形式等
要約
視点
試合形式
試合形式は男女共通。
- 予選(2017年まで)
- 参加国・地域全てによるラウンドロビントーナメント(総当りリーグ戦)を行い、上位4チームを決定する。予選全日程を終了した時点で勝敗数が並び上位国を決定できない場合は、タイブレークで順位を決定して進出国を決める。5位以下のチームは勝敗数が同一であれば順位も同じとなる。
- 決勝(2017年まで)
- ページシステム方式の決勝トーナメントを行う。以下の順序で行われる。
- 予選1-2位(または1位タイチーム)同士(仮にAとする)と予選3-4位(または3位タイチーム)同士(仮にBとする)のプレーオフ。
- (A)の敗者 と(B)の勝者 による準決勝。勝者は決勝戦進出、敗者は3位決定戦進出。
- 準決勝の敗者 と(B)の敗者 による3位決定戦。3位と4位が決定。
- (A)の勝者 と 準決勝勝者 による決勝。1位と2位が決定。
なお、2007年までは3位決定戦は行われず、(B)の敗者が4位、準決勝の敗者が3位となっていた。
- 予選(2018年以降)
- 参加国・地域全てによるラウンドロビントーナメントを行い、上位6チームを決定する。予選全日程を終了した時点で勝敗数が並んだ場合は、直接対決の結果及びDSC(ドローショットチャレンジ)の成績により全チームの順位を決定する。
- 決勝(2018年以降)
- ノックアウト方式の決勝トーナメントを行う。予選1位と2位のチームはシードされ、1回戦(準々決勝)は予選3位と6位、4位と5位が対戦する。なお、準決勝の敗者同士で3位決定戦が行われる。
五輪ポイント
世界選手権は冬季オリンピックの国別出場枠を決定する大会でもある。
バンクーバー五輪までは開催年の翌年から1年前までの3大会において、順位に応じ各国にポイント(1位: 14、2位: 12、3位以下は順に10,9,…,2,1、同順位の場合はポイントの総和を等分する)が与えられ、開催国と開催国を除く上位9か国が五輪の出場権を獲得していた。
スコットランド、イングランド、ウェールズについては3地域で別々に集計して最も高いポイントを得、かつ上位9か国に入った地域がイギリス代表として出場していたが、ソチ五輪以降はスコットランド代表のみの五輪ポイントによってイギリス代表としての五輪ポイントとすることになっている[2]。
2014年のソチオリンピックからレギュレーションが変更となり直近2年(2012年、2013年)の開催国を含む世界選手権の上位8か国と直近3年の世界選手権の出場国で権利を得ていない国で最終予選を行い上位2か国が出場できることになっている。2018年の平昌オリンピックからは2014年以降の世界選手権に出場した国と世界選手権の出場がなくてもパシフィックアジアカーリング選手権で3位となった国も最終予選に出場できることになった[3]。
ミラノ・コルティナ五輪の五輪ポイント
開催国 | |
本戦進出 | |
世界最終予選 | |
予備予選 |
北京五輪の五輪ポイント
開催国 | |
本戦進出 | |
世界最終予選 |
平昌五輪の五輪ポイント
開催国 | |
本戦進出 | |
世界最終予選 |
ソチ五輪の五輪ポイント
開催国 | |
本戦進出 | |
世界最終予選 |
バンクーバー五輪の五輪ポイント
開催国 | |
本戦進出 |
Remove ads
歴代大会の概要
男子
- 数: 本戦の参加チーム数。
歴代出場国の成績
- ドイツの成績は西ドイツを含む
女子
- 数: 本戦の参加チーム数。
歴代出場国の成績
- ドイツの成績は西ドイツを含む
ミックスダブルス
→詳細は「世界ミックスダブルスカーリング選手権」を参照
ミックス
→詳細は「世界ミックスカーリング選手権」を参照
ジュニア
シニア
→詳細は「世界シニアカーリング選手権」を参照
車いす
Remove ads
メダル獲得数
2025年大会終了時点における各国のメダル獲得数。
- ドイツの成績は西ドイツを含む
Remove ads
出典
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads