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イーストラザフォード
アメリカ合衆国ニュージャージー州の町 ウィキペディアから
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イーストラザフォード(East Rutherford)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州のバーゲン郡にある町(ボロ)。人口は1万0022人(2020年)。マンハッタンの北西約16kmに位置する[7]。ニューヨーク郊外のベッドタウンとして発展している。
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歴史
1889年4月17日、ニュージャージー州法でそれまでのユニオン・タウンシップ(Union Township)が分割され、イーストラザフォードの町の前身となるボイリング・スプリングス・タウンシップ(Boiling Springs Township)が創設された。タウンシップ名は近隣の泉にちなんでつけられた。1893年5月23日、ボイリング・スプリングス・タウンシップは解体され、イーストラザフォードの町が創設された。町名と町政形態が改められたが、町域には変更はなかった。
地理
イーストラザフォードは北緯40度49分49秒 西経74度5分49秒(40.830158, -74.097079)に位置している。
アメリカ合衆国統計局によると、イースト・ラザフォードは総面積10.7km²(4.2mi²)である。このうち9.9km²(3.8mi²)が陸地で0.9km²(0.3mi²)が水域である。総面積の8.19%が水域となっている。
町の東にはニュージャージー・メドウランズと呼ばれる、ハドソン川西岸の湿地帯が広がっている。ニューヨークのマンハッタン島は、ニュージャージー・メドウランズとハドソン川を挟んで対岸に位置している。
名所
イーストラザフォードはメドウランズ・スポーツ・コンプレックス(メットライフ・スポーツ・コンプレックス)の所在地として知られている。メドウランズ・スポーツ・コンプレックスはその敷地内にアイゾッド・センターやメットライフ・スタジアム、メドウランズ競馬場を抱える総合スポーツ施設である。
アイゾッド・センターはかつてコンチネンタル・エアラインズ・アリーナという名称を持ち、かつてはNBAのニュージャージー・ネッツ、NHLのニュージャージー・デビルスの本拠地でもあった。 メットライフ・スタジアムはNFLのニューヨーク・ジャイアンツとニューヨーク・ジェッツの2チームが本拠地とするスタジアム。2009年までは同じ敷地内にジャイアンツ・スタジアムがあり、こちらも両チームが同居していた他、NASLのニューヨーク・コスモス、MLSのニューヨーク・レッドブルズの本拠地でもあった。また、USFLのニュージャージー・ジェネラルズが本拠地を置いた(2022年-2023年)。
メドウランズ・スポーツ・コンプレックスの施設はカレッジ・スポーツにも用いられている。シートンホール大学のバスケットボールチームはアイゾット・センターを本拠にしている。1983年から2002年までは、開幕戦にあたるキックオフ・クラシック(Kickoff Classic)がジャイアンツ・スタジアムで行われていた。
交通
イーストラザフォードの南西に隣接するラザフォードにニュージャージー・トランジットが運営する近郊電車バーゲン・カウンティ線のラザフォード駅がある。2009年には同駅の手前で分岐するパスカック・バレー線からさらに分岐する形でメドウランズ支線メドウランズ駅(メドウランズ・スポーツ・コンプレックス駅)が開業した。この電車はアムトラックのマンハッタンやニューアークにも駅を持っている。これら大きい都市の駅にはアムトラックの北東回廊を走る中長距離列車も停車する。
ニュージャージー・トランジットは近郊電車のほかに路線バスも運営しており、ラザフォードから4系統がマンハッタン島内のポート・オーソリティ・バスターミナルへ通じている。
ニューヨーク都市圏は3つの規模の大きい空港を持っているが、このうちイーストラザフォードから最も便利に利用できるのはニューアーク国際空港である。同空港はユナイテッド航空のハブ空港であり、全米、ヨーロッパ各国、さらには日本の成田国際空港からも直行便がある。また、前述ニュージャージー・トランジットの近郊電車も同空港に駅を有しており、イーストラザフォードやニューヨークへのアクセスも便利である。
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人口動勢
以下は2000年国勢調査による人口統計データである。
基礎データ
人種別人口密度
年齢別人口密度
|
世帯と家族(対世帯数)
収入と家計 |
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参照
外部リンク
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