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オトンルイ風力発電所
北海道天塩郡幌延町にある風力発電所 ウィキペディアから
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オトンルイ風力発電所(オトンルイふうりょくはつでんしょ)は、北海道天塩郡幌延町にある集合型風力発電所。オトンルイとはアイヌ語で「浜にある道」という意味がある[1]。
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概要
幌延町の風力発電プロジェクトに基づき、2000年(平成12年)に第三セクター「幌延風力発電」を設立し[4]、試運転を経て2003年(平成15年)から本格稼働を始めている[4]。なお、2014年(平成26年)に幌延町は保有株式の一部を残して大半をJFEエンジニアリングに売却し、売却益を基にエネルギー施策や地域振興を推進する事業に財源を充てるための基金「幌延町エネルギー施策等振興基金」を設立している[5][6]。
オトンルイ風力発電所はサロベツ原野南部にあり、北海道道106号稚内天塩線(日本海オロロンライン)沿いの南北3.1 kmに渡って28基の風車が立ち並んでいる[4]。総出力は21,000 kWあり、送電線によって約17 km先にある北海道電力幌延変電所へ電力を供給している[4]。海側の沿道には「サロベツ原野パーキング」があり、好天時には利尻山を眺めることができる[1][7][8]。
2025年(令和7年)3月で稼働停止と公表されていたが、2027年(令和9年)3月まで運転継続と変更されている[9]。
- 風車群外観
- 風車群外観
- 風車群外観
- 風車群外観
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設備
オランダのラガウェイ製の風車を取り寄せており、1基あたりの出力は750 kW、ローターの直径は50.5 m、高さは99 m(支柱は74 m)ある[1]。
脚注
参考資料
関連項目
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