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カントリーグラマー (競走馬)
アメリカ合衆国の競走馬 ウィキペディアから
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カントリーグラマー(Country Grammer、2017年5月11日 - )は、アメリカ合衆国の競走馬。主な勝ち鞍は2021年のハリウッドゴールドカップ、2022年のドバイワールドカップ。
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戦績
要約
視点
2歳(2019年)
10月5日ベルモントパーク競馬場の未勝利戦でルイス・サエス騎手を背にデビューして4着[3]。続く11月11日アケダクト競馬場の未勝利戦をアイラッド・オルティス・ジュニア騎手と共に初勝利を挙げた[3]。
3歳(2020年)
2月29日のファウンテンオブユースステークス(G2)でハビエル・カステリャーノ騎手を背に始動するも5着[3]。暫くたった6月4日ベルモントパーク競馬場の条件戦も2着に敗れた[3]。
7月16日、オルティス騎手に戻してピーターパンステークス(G3)に出走。カラカロとの接戦をクビ差で制してグレード競走初制覇を果たした[4]。
その後、8月8日のトラヴァーズステークスに出走するも5着に敗れた[5]。
4歳(2021年)
4月17日のカリフォルニアンステークス(G2)から始動。アデル・セディーロ騎手騎手を背に先頭で競馬を進め、4コーナーで並び掛けてきたロイヤルシップと壮絶な叩き合いとなり、クビ差の2着に敗れた[3][6]。
新たにフラヴィアン・プラ騎手と組み、5月31日のハリウッドゴールドカップステークスに1番人気で出走[7]。好発馬を決めて2番手に付ける。背後でマークしていたロイヤルシップと第3コーナーからの一騎打ちとなる。直線入り口でロイヤルシップが僅かに前に出るも、直線半ばで差し返してアタマ差で勝利し、G1初制覇。前走で敗れたロイヤルシップに雪辱を果たした[8]。
その後はホイットニーステークスに出走する予定だったが、脚首を故障して回避。ウインスターファームで休養することになった[9]。
5歳(2022年)
2月26日サウジカップで戦線復帰、7番人気での出走となった[10]。逃げ馬の直後に付けて競馬を進めたが、残り50mで地元馬エンブレムロードの豪快な末脚に差し切られて2着に敗れた[11]。
新たにランフランコ・デットーリ騎手に乗り替わって3月27日のドバイワールドカップに出走。英ブックメーカーのオッズで3番人気、JRAオッズで4番人気に支持された[12]。1番人気馬ライフイズグッドが逃げて、本馬はハイポセティカルと並んで3・4番手を追走。第3コーナーでデットーリ騎手が鞭を抜く苦しい場面も見受けられたが、叱咤に応えて前の2頭に粘りついていく。残り300mで3馬身ほど前にいたライフイズグッドに詰め寄り、残り100mで脚が上がったライフイズグッドを並ぶ間もなく交わし去ってゴールを駆け抜けて勝利。二度目のG1制覇を挙げた[13]。鞍上のデットーリ騎手は「残り1ハロンの時点で勝ったと思った。ラスト1ハロンはとても素晴らしかった」とカントリーグラマーを称えた[14]。
帰国初戦は7月30日のサンディエゴハンデキャップ(G2)からジョン・ヴェラスケス騎手を背に始動。1番人気の支持を受けるもロイヤルシップに振り切られて2馬身1/4差の2着。カントリーグラマーより5ポンド(約2.3kg)軽い負担重量を生かされた形となった[3][15]。
続いて9月4日のパシフィッククラシックステークスに出走。フライトラインに次ぐ2番人気の支持を受けるもフライトラインから19馬身1/4差の2着に敗れた[16][17]。
その後は10月1日オーサムアゲインステークスにブライエン・ジョセフ・ヘルナンデス騎手を背に出走[3]。4番手を追走して第3コーナーから捲るも2番手で粘っていたスローダウンアンディを交わすのが精一杯で、同厩のディファンデッドの1馬身3/4差の2着に敗れた[18]。
暮れの12月26日、再びデットーリ騎手と組んでサンアントニオステークス(G2)に出走。大外枠から発送して4番手に付ける。向こう正面から少しずつ進出を始め、第3コーナーからデットーリ騎手の仕掛けに応えると早くも先頭に立つ。直線では粘っているスティレイトボーイを突き放して4馬身半差で圧勝。ここでは格の違いを見せつけた[19]。
6歳(2023年)
前年に引き続き、年内初戦としてサウジカップ(G1)に出走。逃げるパンサラッサを、他の日本馬と共に追う形でレースを進め、直線では一度中団あたりまで位置を下げたが、先行し追いすがる日本馬勢を残り100m付近から急襲。しかし、パンサラッサに3/4馬身届かず、2年連続となる2着に敗れた[20][21]。続く連覇を狙ったドバイワールドカップ(G1)では1番人気に推されたが、ウシュバテソーロの7着に沈んだ[22]。帰国初戦となったハリウッドゴールドカップステークス(G1)は2番人気で迎えたが、前残りの展開で末脚を封じられ4着に終わった[23]。
そしてハリウッドゴールドカップを最後に引退。獲得賞金は1480万1320ドルで、アロゲート・ガンランナーに次ぐ北米歴代3位であった[24]。引退後の2024年よりウインスターファームで種牡馬入りする。
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競走成績
要約
視点
出典:Racing Post、JRA-VAN Ver.World[3]、Sky Sports[25]
馬場状態:Gd=Good、Fs=Fast
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血統表
カントリーグラマーの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ボールドルーラー系 |
|||
父 Tonalist 鹿毛 2011 |
父の父 Tapit芦毛 2001 |
Pulpit | A.P. Indy | |
Preach | ||||
Tap Your Heels | Unbridled | |||
Ruby Slippers | ||||
父の母 Settling Mist |
Pleasant Colony | His Majesty | ||
Sun Colony | ||||
Toll Fee | Topsider | |||
Toll Booth | ||||
母 Arabian Song 鹿毛 2008 |
Forestry 鹿毛 1996 |
Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | ||||
Shared Interest | Pleasant Colony | |||
Surgery | ||||
母の母 Prima Centauri栗毛 1998 |
Distant View | Mr. Prospector | ||
Seven Springs | ||||
Willstar | Nureyev | |||
Nijinsky Star | ||||
母系(F-No.) | Turk Mare系(FN:23-b) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Pleasant Colony:S3×M4、Mr. Prospector:M4×S5、Nijinsky:S5×M5、Northern Dancer:S5×M5×M5 | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
外部リンク
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