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キリル文字拡張C

Unicodeのブロック ウィキペディアから

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キリル文字拡張C(キリルもじかくちょうC、英語: Cyrillic Extended-C)は、Unicodeの64個目のブロック

概要 範囲, 面 ...

解説

キリル文字のうち、キリル文字キリル文字補助キリル文字拡張Aキリル文字拡張Bのいずれのブロックにも含まれない、古代教会スラヴ語の文献で歴史的に用いられていた異体字ロシア連邦の中西部、チュメニ州に位置するハンティ・マンシ自治管区の公用語の一つであるウラル語族ハンティ語の表記に用いられる文字を収録している。

通常、単なるグリフの差異はUnicode上で別の文字として扱わないこととなっているが、東方正教において古代教会スラヴ語で書かれた聖典ではいくつかのキリル文字が結合記号を伴わない時や数字として扱われる際に必ず異体字になるという規則で記述されていたため、この綴字規則を保ったまま文字情報に変換するために異体字を別の符号位置としてエンコードする必要が生じたため本ブロックがUnicodeに追加されることとなった[1]

Unicodeのバージョン9.0において初めて追加された。

収録文字

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小分類

このブロックの小分類は「歴史的異体字」(Historic letter variants)、「ハンティ語用の文字」(Khanty letters)の2つとなっている[2]

歴史的異体字(Historic letter variants

この小分類にはキリル文字のうち、歴史的に用いられていた異体字が収録されている。

ハンティ語用の文字(Khanty letters

この小分類にはキリル文字のうち、ロシア連邦ハンティ・マンシ自治管区の公用語の一つであるウラル語族ハンティ語の表記に用いられる文字が収録されている。

文字コード

キリル文字拡張C(Cyrillic Extended-C)[1]
Official Unicode Consortium code chart (PDF)
 0123456789ABCDEF
U+1C8x
Notes
1.^バージョン16.0時点

履歴

以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。

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出典

関連項目

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