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グザビエ・マリス
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グザビエ・マリス(Xavier Malisse, 1980年7月19日 - )は、ベルギー・コルトレイク出身の男子プロテニス選手。同僚のオリビエ・ロクスとペアを組み、2004年全仏オープン男子ダブルス部門で優勝した。シングルスでも2002年ウィンブルドン選手権でベスト4に入り、ベルギー人の男子テニス選手として最高成績を出した選手である。自己最高ランキングはシングルス19位、ダブルス25位。ATPツアーでシングルス3勝、ダブルス9勝を挙げた。身長185cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。“Xavier”という名前からついた“X-Man”(エックスマン)というニックネームがある。
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来歴
![]() | この節の内容に関する文献や情報源が必要です。 (2021年10月) |
マリスはサッカーでも才能のある少年だったが、13歳の時からテニスに専念するようになった。1998年にプロ入りし、その年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップのベルギー代表選手となる。彼が世界的な知名度を獲得した2002年ウィンブルドン選手権では、3回戦でエフゲニー・カフェルニコフ、4回戦でグレグ・ルーゼドスキー、準々決勝で1996年の優勝者リカルト・クライチェクといった実力者たちを連破し、準決勝でウィンブルドン初出場だったアルゼンチンの20歳、ダビド・ナルバンディアンとの対戦が決まった。2人とも初めての大舞台だったが、マリスはナルバンディアンに6-7, 4-6, 6-1, 6-2, 2-6のフルセットで敗れ、決勝進出はならなかった。これは1997年全仏オープンでベスト4に入ったフィリップ・デヴルフと並び、ベルギーの男子テニス選手が4大大会で出した史上最高成績である。

2004年全仏オープン男子ダブルスで、マリスはオリビエ・ロクスとペアを組み、4大大会男子ダブルスで初優勝を飾った。その勝ち上がりの過程で、2人は3回戦でトッド・ウッドブリッジ/ヨナス・ビョルクマン組、準決勝でマヘシュ・ブパシ/マックス・ミルヌイ組などの強豪ペアを連破し、決勝では地元フランスのファブリス・サントロ/ミカエル・ロドラ組を7-5, 7-5で破った。同年のアテネ五輪にも、マリスはベルギー代表選手として初出場したが、シングルス・ダブルスとも1回戦で敗れ、ロクスとのダブルスでも1回戦でロドラ/サントロ組に敗れた。
2005年2月、デルレイビーチ国際テニス選手権で、マリスは決勝でイジー・ノバクを破り、宿願のATPツアー大会シングルス初優勝を挙げた。それまで、マリスはプロ転向した1998年以来6度の準優勝の壁にぶつかり、前年の2004年も2つの準優勝で止まっていた。2007年度に入り、マリスはチェンナイ・オープンとデルレイビーチ国際テニス選手権で単複優勝を果たした。
2011年チェンナイ・オープンで5年ぶりにシングルスの決勝に進出したが、スタン・ワウリンカに5–7, 6–4, 1–6で敗れツアー4勝目を逃した。ダブルスではインディアンウェルズ・マスターズとファーマーズ・クラシックで2勝を挙げた。
マリスは2013年10月、地元ベルギーでのチャレンジャー大会の1回戦でセルジー・スタホフスキーに敗れた試合を最後に33歳で現役を引退した。
2021年10月、ヨーロピアン・オープンのダブルスにワイルドカードで出場[1][2]。
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ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 12回 (3勝9敗)
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ダブルス: 13回 (9勝4敗)
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シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
グランドスラム
脚注
外部リンク
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