トップQs
タイムライン
チャット
視点
グラハム・アーノルド
オーストラリアのサッカー選手・監督 ウィキペディアから
Remove ads
グラハム・ジェームズ・アーノルド(英: Graham James Arnold、1963年8月3日 - )は、オーストラリア・シドニー出身[2] の元サッカー選手(FW)、サッカー指導者。オーストラリアサッカー協会殿堂。イギリス英語発音では「グレイ(ァ)ム・ジェイムズ・アーノルトゥ([ˈɡreɪəm dʒeɪmz ˈɑːnəld])」、アメリカ英語発音では「グラム・ジェイムズ・アーナル(トゥ)([græm dʒeɪmz ˈɑrnəld])」。またはグレアムとも。本表題の名前は、検証可能性の観点からJリーグ登録時の名前[1] を用いている。
Remove ads
選手経歴
元オーストラリア代表FW。国際Aマッチ56試合19得点、非公式試合やBマッチなどを含めると85試合33得点の成績を残し、オーストラリアサッカー史上において著名なストライカーの一人[2]。
1980年、ニューサウスウェールズ・プレミアリーグのカンタベリー・マリックビルでキャリアをスタート。1982年よりオーストラリアン・ナショナルサッカーリーグ(NSL)のシドニー・クロアチア(現:シドニー・ユナイテッドFC)へ移籍し、1986年にNSL得点王、リーグ最優秀選手賞を受賞。
1990年から1992年および1995年から1997年はオランダのエールディヴィジ、1992年から1995年はベルギーのジュピラーリーグでプレー。エールディヴィジでは5年余りで58得点を決めている。
1985年にオーストラリア代表として初出場。最後の試合は1997年に行われた1998 FIFAワールドカップ・予選のAFC-OFCプレーオフのイラン代表戦の2戦目だった。この試合でオーストラリアは2点をリードしながら同点に追いつかれたため、W杯出場権獲得は成らなかった(メルボルンの悲劇)。
1997年からオーストラリア代表元監督のエディ・トムソンが監督を務めていたJリーグ・サンフレッチェ広島F.Cに入団。選手として入団したが、若手の久保竜彦にFWとしての経験を伝える教育係でもあった[3]。1998年6月に契約満了する[4]。
Remove ads
指導者経歴
2000年、オーストラリア代表のアシスタントコーチに就任し、監督はフランク・ファリーナ、ヒディンクと代わったが、アーノルドは常にアシスタントコーチとして代表に付き添った[2][5]。
2006年7月、オーストラリア代表の監督に就任。アジアカップ2007はグループリーグAを2位の成績で決勝トーナメントへ進出。なお、決勝トーナメントは1回戦で日本代表にPK戦で敗退。
その後、U-23代表監督に就任し、北京オリンピック出場に導いた[5]。
2010 FIFAワールドカップ終了後、ローリー・マッキーナの後を受け2010年7月にセントラルコースト・マリナーズFC監督に就任[2][5]。2011/12レギュラーシーズン、チームを優勝に導きリーグ最優秀監督賞を受賞。2012/13シーズンはグランドファイナルに進出し優勝を飾った[1][2]。
2014年、Jリーグ・ベガルタ仙台の監督に就任[1]。オーストラリア国外のクラブチームを指揮するのはこれが初めてとなったが、リーグ戦6試合で2分け4敗、ナビスコカップを含めた公式戦8試合で3分け5敗と苦戦。結局1勝も挙げられないまま、4月9日に退任。クラブ側との協議の末、「解任」ではなく「双方合意の上での退任」という形が取られたため違約金は発生しなかった[6]。
2014年5月、オーストラリアに戻りシドニーFC監督に就任[7]。
2018年3月8日、W杯ロシア大会終了後にオーストラリア代表監督に就任することが同国サッカー連盟から発表された[8]。11年ぶりの代表監督復帰となる。
この間、2021年までU-23オーストラリア代表も兼任して東京オリンピックに3大会ぶり出場に導き、W杯カタール大会にも連続で出場させた。
2024年9月5日から始まった2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選では1勝もできず、同年9月20日オーストラリア代表監督を退任した[9]。
Remove ads
個人成績
代表歴
試合数
- 国際Aマッチ 56試合 19得点(1985年-1997年)[10]
監督成績
- 2024年9月20日現在
Remove ads
タイトル
選手時代
- 個人
- 1986年 : オーストラリアン・ナショナルサッカーリーグ 得点王、最優秀選手賞
監督
- セントラルコースト・マリナーズFC
- Aリーグレギュラーシーズン:1回(2011-12)
- Aリーグファイナルシリーズ:1回(2013)
- シドニーFC
- Aリーグレギュラーシーズン:2回(2016-17、2017-18)
- Aリーグファイナルシリーズ:1回(2017)
- FFAカップ:1回(2017)
- 個人
- Aリーグ最優秀監督:3回(2011-12、2016-17、2017-18)
- Aリーグオールスターチーム監督部門:1回(2011-12)
- PFAフットボール選手オブザイヤー賞:3回(2011-12、2016-17、2017-18)
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads