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ゴールデンアックスIII

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ゴールデンアックスIII』(ゴールデンアックス スリー、GOLDEN AXE III)は、1993年6月25日セガより発売されたメガドライブ専用のベルトスクロールアクションゲームである。

概要 ジャンル, 対応機種 ...
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概要

前作『ゴールデンアックスII』(1991年)からおよそ1年半後に本作は発売された。

前作の発売後にアーケードゲームとして『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』(1992年)が発表されたが、同作は家庭用ゲーム機には移植されず、本作は家庭用ゲーム機オリジナルの新作として制作された。

2007年9月4日Wiiバーチャルコンソール対応ソフトとして配信が開始された。

ゲーム内容

本作では前2作からプレイヤーキャラクターは一新されている。また、アックス=バトラーとティリス=フレアは登場せず、ギリウス=サンダーヘッドのみ冒頭のシーンでプレイヤーに指示を出す役割として登場している。

ステージ構成は前2作のような一本道でなく、『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』のように分岐点が存在する。

システム

4体のプレイヤーキャラクターから1体(2人同時プレイ時は2体)を選んでプレイするが、選ばれなかったプレイヤーキャラクターは敵に洗脳されてステージボスとして登場する(これに関しては後述する)。

前作と比較して攻撃方法が変更されており、ダッシュ攻撃やジャンプ攻撃の他にコマンドを入力することで特殊攻撃が可能となった。また、2人同時プレイ時には協力攻撃も可能となっている。

魔法による攻撃時も2人での合体魔法など演出面が強化された。

本作では前作の「DUEL MODE」に代わり「VS. MODE」が追加され、COM戦では自分が選んだキャラクターを含めた5体のキャラクターと対決する。

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設定

要約
視点

ストーリー

二度にわたるゴールデンアックスを巡る戦いの経験から、ゴールデンアックスが三度悪用されないように、神々に返すことを決意したギリウスは、道中で突然の大嵐に見舞われ、ゴールデンアックスを失ってしまう。

ゴールデンアックスを探す旅に出たギリウスは、スプラッシュ・ヒル王国の民が、突如現れた謎の魔王ダムド=ヘルストライクによって蹂躙されていることを知り、ゴールデンアックスの仕業であることを確信する。ギリウスは、老いた自分に代わり、人々を救える新たな勇者を探し求めた。

やがて、彼の前に4人の勇者たちが集い、今一度、ゴールデンアックスを巡る戦いの火ぶたが切られる。

ステージ構成

全8ステージ構成だが、2〜6までのステージは2種類あり、前ステージの分岐の選択により変化する。ステージ8にたどり着いた時点で1度でもコンティニューしている場合は、ラスボスを倒した後にそっけないエンディングが流れる。ステージ8にたどり着いた時点で1度もコンティニューしていない場合は(ステージ8でのコンティニューは何度でもOK)、ラスボスを倒した後に真ラスボスが現れ、真ラスボスを倒すとプレイヤーはゴールデンアックスを携えて帰還し、スタッフロールが流れる。

さらに見る No., ステージ名 ...

キャラクター

プレイヤーキャラクター

カイン=グリンダー
バトルソードを使う傭兵。水の魔法を使用する。魔軍の襲撃により親友と一族を殺された仇を探すべく、各地を傭兵として転戦していた際にギリウスの呼びかけを聞きつけ、復讐の為に立ち上がる。
サラ=バーン
青龍刀を使う女戦士。炎の魔法を使用する。元は旅芸人一座の踊り子だったが、魔族軍の襲撃を受け殺された一座の仲間達の仇を取る為に立ち上がる。
プラウド=クラッガー
素手で戦う巨人。4人の中で最も攻撃力が高い。岩の魔法を使用する。魔軍により地下に幽閉されていたところをギリウスに救われ、打倒ダムドに力を貸す事になる。
クロノス=“イビル”=レート
魔王によって姿を変えられてしまった獣人。霧の魔法を使用する。元は人間であり、元の姿に戻る為に打倒ダムドの戦いに身を投じる事になった。

敵キャラクター

スピアーマン
槍を持った兵士。
クラブマン
棍棒を持った兵士で、太った小男。
バニティー
チェーンハンマーを持った女兵士。
コルベット
全身を鎧に包んだ騎士。剣と盾を所持している。
デッド・フレーム
全身が骨だけで出来たモンスター。両刃鎌と盾を所持している。
ムスタング
巨大なハンマーを持った巨人。
エゴ・イル・シープ
羊の頭に4本の腕を持つ巨大な獣人。
イーヴ
魔王ダムドの僕の鳥人。ゲームを進めていくと正体が判明する。
VS. MODEでは使用キャラクターとして登場する。
ダムド=ヘルストライク
最終ボスの巨人。ギリウスからゴールデンアックスを奪い、世界を支配しようとする。素性は謎に包まれており、正体は不明である。
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移植版

さらに見る No., タイトル ...
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音楽

サウンドトラック
  • ゴールデンアックス ザ ミュージック
    2008年2月21日、ウェーブマスター。
    本作の他に、『ゴールデンアックス』(アーケード、メガドライブ版)、『ゴールデンアックスII』、『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』、『ゴールデンアックス ザ デュエル』の音源を収録している。

スタッフ

  • メイン・プランナー:FUZZY(藤井一馬)
  • プランナー:IIZ(飯塚隆
  • キャラクター・デザイン:WARUKATTA、Shige.D.O.R.(岡田茂)、Rouly.S.Kine(杵村史朗)
  • 背景デザイン:Shige.D.O.R.(岡田茂)、Matsu G、SANT、NINJYAMAN
  • メイン・プログラム:TAKUBON
  • プログラム:ZAN/Marucchi、K.M
  • サウンド・プログラム:BO(上保徳彦)
  • 音楽、サウンド・エフェクト:N.H(幡谷尚史)、RYUNOSUKE(前田龍之)、LOTTY(小黒晴代)、T.S(澤田朋伯)
  • メッセージ:JAMES
  • パッケージ、マニュアル:AYANOKAMI、F.HAMSTER
  • スペシャル・サンクス:TODOROKI TAIYO、VIRTUAL SUTO、ALL TEST PLAYERS

評価

さらに見る 評価, 集計結果 ...
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では8・5・6・7の合計で26点(満40点)となっている[7]
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り20.3点(満30点)となっている[9]
さらに見る 項目, 総合 ...
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、「前作よりもキャラが小さく、見た目はパッとしないが、足払いや大攻撃、コマンド入力による遠距離攻撃が追加され、操作面では進歩をとげている。魔法もキャラごとに差別化し、2人プレイ時には、ダブル攻撃や合体魔法が炸裂。ルート分岐もあり、海や地下、空に砂漠と、遊ぶたびに変化に富んだ風景が楽しめる。BGMの音色も澄んでいていい」と評している[11]
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脚注

外部リンク

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