トップQs
タイムライン
チャット
視点

サメ映画

サメが人を襲う映画 ウィキペディアから

サメ映画
Remove ads

サメ映画(サメえいが、英語: Shark Movies)とは、1匹以上のサメを主な脅威(悪役)として描き、サメという海の捕食者と人間との生存をかけた戦いを描く映画のことである[1]

Thumb
海上に顔を出すサメ

一般的に、サメが人間を襲うというインパクトからホラースリラー映画動物パニック映画のジャンルに属することが多いが、ドラマ作品やコメディー作品として描かれることもある。

共通点

サメ映画の共通点としては

  1. 主な敵役は、巨大で脅威的な人食いザメ[2][3]
  2. サメと一緒に中に閉じ込められたり、取り残されたりする人々のグループ[2]
  3. 多くのサスペンス要素、緊張感、ジャンプスケア演出
  4. 窮地を救って、サメを倒そうとする勇敢な人物[4]
  5. 水着姿の女性

などが挙げられる。

主に登場するサメ

Thumb
正面を向くホホジロザメ

歴史

サメ映画の歴史は古く、『ジョーズ』以前のサメ映画といえば、1936年の『White Death』、1956年の『虎鮫作戦英語版』、1969年の『シャーク!英語版』が代表的である[1][5]。『ジョーズ』(1975年)はサメ映画の常識を覆し、『ジョーズ2』(1978年)、『ジョーズ3』(1983年)、『ジョーズ'87 復讐篇』(1987年)と3本の続編が続いた。また、1976年の『w:Mako: The Jaws of Death』、1977年の『オルカ』(サメではなくシャチが人間を襲う)、1981年の『ジョーズ リターンズ英語版』(『ジョーズ』とあまりにも似ているためユニバーサルスタジオに訴えられた)など、明らかな模倣作品も多数製作された。

1999年公開の『ディープ・ブルー』以降、ネタ切れやマンネリ化等で、メジャースタジオ制作で劇場公開されるサメ映画の本数が大幅に減り、2003年の『オープンウォーター』を除き、主にビデオスルーテレビ映画単館系のZ級~B級映画が中心となっていた。しかし、2013年にオリジナルビデオとしてリリースされた『シャークネード』がカルト的な人気を獲得したことや、2016年公開の『ロスト・バケーション』が、世界興行収入で一億ドルを越える久々のヒット作となったことで、サメ映画が商業的に稼げるジャンルだと再発見され、2010年代後半以降は、劇場公開されるサメ映画も再び増えている。

2010年代にかけても、『海底47m』(2017年)や『MEG ザ・モンスター』(2018年)など、数多くのサメ映画が製作され続けている[6]

サメ映画の一覧

要約
視点

『ジョーズ』シリーズ

Thumb
ブルースの模型
さらに見る 年, 題名 ...

『シャークネード』シリーズ

『シャークネード』シリーズは、竜巻によって上空へと巻き上げられたサメが、人間を襲う様子を描いている。

さらに見る 年, 題名 ...

『オープン・ウォーター』シリーズ

さらに見る 年, 題名 ...

『海底47m』シリーズ

さらに見る 年, 題名 ...

年代順

1930年代

さらに見る 年, 題名 ...

1950年代

さらに見る 年, 題名 ...

1960年代

さらに見る 年, 題名 ...

1970年代

さらに見る 年, 題名 ...

1980年代

さらに見る 年, 題名 ...

1990年代

さらに見る 年, 題名 ...

2000年代

さらに見る 年, 題名 ...

2010年代

さらに見る 年, 題名 ...

2020年代

さらに見る 年, 題名 ...
Remove ads

その他

要約
視点

サメを主題としていなくても、さまざまな形でサメが登場する映画は多く存在する。

例えば、『007/サンダーボール作戦』や『007/死ぬのは奴らだ』、『007/私を愛したスパイ』、『007/ユア・アイズ・オンリー』、『007/消されたライセンス』では、ボンドの敵が裏切り者や裏切りを疑われる者に対して、暴力的で過激な処刑英語版方法としてサメを使用している。
  • ボンド映画の多くの要素をパロディ化した映画『オースティン・パワーズ』シリーズでは、悪役のDr.イーブルが、頭にレーザービーム照射装置を取り付けたサメを手に入れることができず、非常に不愉快な思いをするシーンがある。ただし、彼の願いは、第3作目で叶えられることになる。
  • バットマン』(1966年)に登場するサメは、ヘリコプターの縄梯子を上るバットマンを襲い、バットシャーク撃退剤(Bat-shark repellent)を噴射されて爆発する。
  • ファインディング・ニモ』 Finding Nemo(2003年)
ディズニー/ピクサー制作によるアニメ映画。ハンマーヘッドシャークのアンカー、ホホジロザメのブルース、アオザメのチャムというサメのトリオが登場する。彼らは、サメの印象を良くしようとベジタリアンを標榜し、罪のない魚を食べたいという本能的な欲望に抗っている姿が描かれている。
ディズニー/ピクサー制作によるアニメ映画。『ファインディング・ニモ』の続編。デスティニーという名前のジンベエザメが登場する。
デイヴィ・ジョーンズの配下であるマッカスは、傷だらけの頭部がハンマーヘッドシャークのような頭をし、サメのように鋭い牙のような歯を持っている。
ディズニー映画。アンデッドシャークが登場する。
太平洋戦争末期を描く戦争映画。撃沈された巡洋艦インディアナポリスの乗組員たちが海上で救出を待つ間、獰猛なサメに襲われ、次々と命を落とす[11]
『ジョーズ』に登場するサム・クイント(ロバート・ショウ)は、太平洋戦争中に巡洋艦インディアナポリスに乗り込んでいたという設定。
わずかなシーンながらも、サメが登場する。
ゾンビがサメと格闘するシーンがある[16]
1947年、古代ペルーの筏を再現して太平洋横断に挑戦した男たちの海洋アドベンチャー映画。太平洋横断中にサメに襲われる[3]
サメが泳ぐ水槽内での格闘シーンがある。
キング・シャーク英語版という、サメと人間のハイブリッドであるキャラクターが登場する。人間の肉が好物で、頭から丸呑みにしてしまう。元々は、アクアマンや、フラッシュスーパーボーイのヴィラン。
Remove ads

出典

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads