トップQs
タイムライン
チャット
視点

ジョーズ2

1978年公開のアメリカ映画 ウィキペディアから

ジョーズ2
Remove ads

ジョーズ2』(Jaws 2)は、1978年アメリカ映画。『ジョーズ』の続編。

概要 監督, 脚本 ...
Remove ads

概要

スティーヴン・スピルバーグが監督を辞退し、恐怖映画で実績のあった1人目の監督ジョン・D・ハンコック英語版が解雇された後、ヤノット・シュワルツが監督として迎えられる。1978年当時、続編としては最高の興行収入を記録し、20年以上にわたって全米興行収入の上位25位に残った。

前作からは、主人公の妻エレン役のロレイン・ゲイリーと、音楽担当のジョン・ウィリアムズが続投している。

あらすじ

前作から3年後のアミティ。鮫との戦いの末に沈没したオルカ号を探索していたダイバーが謎の失踪を遂げたことを皮切りに、不審な事件が相次ぐ。

マーティン・ブロディ保安官は、失踪事件が再び現れたホオジロザメによるものだと地元の政治家に説明するが、小魚の群れを鮫と勘違いし、海水浴客たちを逃がすためにと発砲する失態を犯す。間もなくダイバーが遺したカメラが回収され、現像したフィルムには鮫らしき影が映っていた。自らの不安に確信を持つブロディだが、意見は受け入れられず、警察署を解雇される。

一方、ブロディの息子マイクとその友人たちは、ブロディの制止を無視してヨットで沖へ出る。そこにとうとう巨大なホオジロザメが姿を現した。彼らを追ったブロディは恐怖心をかなぐり捨て、一人で鮫に立ち向かう。

登場人物

マーティン・ブロディ
アミティ警察署長。鮫への恐怖を拭いきれず、一人警戒を続けていたが、過敏になるあまり警察署を解雇される。前作では眼鏡を着用していたが、本作ではほとんどのシーンで眼鏡を着用していない。
エレン・ブロディ
ブロディの妻。アミティに新しくオープンしたホテルに勤務している。
ボーン市長
前作に引き続き登場。夏の海水浴客を中心に観光で成り立っているアミティの事情を思うあまり、新たな鮫による被害を認めようとしない。一方でブロディの前作における苦労を知っているため、彼の解雇動議に反対する描写がある。
レン・ピーターソン
アミティにホテルを開設したり別荘の誘致を計画している開発業者。鮫に過敏なブロディの言動による風評被害を嫌がり邪険に扱う。エレンの雇い主。
レニー・ヘンドリックス
保安官。前作にも登場したブロディの部下。少々抜けている部分もあるが、本作では解雇されたブロディに代わって警察署を任される。不安がるブロディをいぶかしむものの、協力的である。
マイク・ブロディ
ブロディ家の長男。前作では少年だったが、本作では青年に成長している。父の言うことを聞かずに友人と共に沖へ出て、鮫に襲われる。
ショーン・ブロディ
ブロディ家の次男。前作では幼児だったが、本作では少年に成長している。父の言うことを聞かずに兄の友人と共に沖へ出て、鮫に襲われる。
マット・フーパー
前作に登場し、ブロディと共に鮫を退治した海洋生物学者。本作では名前だけの登場で、ブロディから連絡を受けるも南極へ調査に出ており、駆けつけることは出来なかった。

サメ

ホオジロザメ
アミティに姿を現した鮫。前作のものとは別個体である。
アミティ沖でのダイバー襲撃をきっかけに被害を拡大させていく。本作では、シャチ(実際にはホオジロザメの天敵とされる)や水上スキーの牽引ボート、ホバリングしているヘリコプターにまで襲いかかる。
襲ったボートが爆発炎上したため、物語中盤以降は顔面が焼け爛れている。
最後は送電用の海底ケーブルを噛まされ感電、炎上して海底へ沈んだ。
本作におけるホオジロザメの最期は、ユニバーサル・スタジオの同名のアトラクションにおけるクライマックスに流用されている。

キャスト

さらに見る 役名, 俳優 ...
Remove ads

主なスタッフ

エピソード

  • 撮影に使われた鮫の模型には「ブルース」という愛称がつけられた。前作のものに比べ精密に作られている。
  • アメリカにて再リリースされたDVDでは、転覆したヘリコプターの操縦士にサメが襲いかかる海中のシーンや、ブロディの進退を市長たちが討議するシーンの一部が本編からカットされ、特典映像という扱いとなっている[9]

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads