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ジェンセン・アクレス

アメリカ合衆国の俳優、映画監督 (1978-) ウィキペディアから

ジェンセン・アクレス
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ジェンセン・アクレス(Jensen Ackles、1978年3月1日 - )は、アメリカ合衆国俳優テキサス州ダラス出身。本名はジェンセン・ロス・アクレス(Jensen Ross Ackles)。身長は186 cm(6フィート1¼インチ)、瞳の色はヘイゼルグリーン。現在はオースティン在住。

概要 ジェンセン・アクレス Jensen Ackles, 本名 ...

CWネットワークのテレビシリーズ『スーパーナチュラル』でディーン・ウィンチェスター役を演じていた。『デイズ・オブ・アワ・ライブス』のエリック・ブレイディ役(デイタイム・エミー賞に何度かノミネートされている)、『ダークエンジェル』のアレック(X5-494)役、『ヤング・スーパーマン』(原題は『スモールヴィル(Smallville)』)のジェイソン・ティーグ役で有名である。また、興行的に成功した『マイ・ブラッディ・バレンタイン3D』では主演を務め、人気アニメ映画『バットマン:アンダー・ザ・レッド・フッド』ではジェイソン・トッドの声を担当した。

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来歴

要約
視点

生い立ち

ジェンセン・アクレスはテキサス州ダラスで、俳優のアラン・ロジャー・アクレスとドナ・ジョアン・シャファーの間に生まれた。兄弟は兄ジョシュアと妹マッケンジー。イングランドアイルランドスコットランドの血を引いている[1]

1990年にダートマス小学校を卒業し、1993年にはアポロ中学校、1996年にはLVバークナー高校を卒業している。スポーツジャンキーで、サッカー、ラクロス、野球、バスケットボールが大好き。高校では野球とラクロスのチームでプレーしたこともある。彼が演技の虜になったのは、ダラスで俳優をしていた父親の影響が大きかったからだという。

父親が台本を勉強しているのをよく見ていたそうで、それが業界のことを少しだけ教えてくれた。高校時代の終わり頃、彼は演劇の授業を受けるようになり、その中で自分は唯一の「ジョック」(=学校カーストの最上位に所属している生徒)だと主張していた。彼がちょうど2年生の時、ジェンセンの友人が地元の演技セミナーに参加しないかと誘ってきた。クレイグ・ワーゴとエージェントの「マイケル・アインフェルド」の2人はジェンセンの才能に興味を持ち、一緒にロサンゼルスに行きたいと考えていた。

ジェンセンはテキサス工科大学に合格しておりその後はスポーツ医学を学び、理学療法士になろうと考えていたためその申し出を断らなければならなかった。しかし入学式当日ロサンゼルス行きを決め(一時は彼らから忘れ去られると思っていたが)、彼らの助けを借りることができた。

キャリア

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カリフォルニア州サンディエゴのサンディエゴ・コンベンション・センターで開催された2015年サンディエゴ・コミック・コン・インターナショナルで『スーパーナチュラル』のために講演するジェンセン・アクレス

2歳の時にモデルを始めた。4歳になってからはナビスコ、ラジオシャック、ウォルマートのテレビコマーシャルに出演し始めた。アクレスが俳優業に専念し始めたのは1996年からである。彼は『ミスターローズ』『スウィート・ヴァレー・ハイ』『シビル』にゲスト出演した後、1997年NBCソープオペラデイズ・オブ・アワ・ライブス』のエリック・ブレイディ役にキャスティングされた。その活躍により、1998年にはソープオペラダイジェストアワード最優秀新人男優賞を受賞し、1998年から2000年までの3回に渡りデイタイム・エミー賞ドラマシリーズ優秀若手男優賞にもノミネートされている。

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サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2012に出演したジェンセン・アクレス

アクレスは2000年に『デイズ・オブ・アワ・ライブス』を離れた後、マリリン・モンローの生涯を描いたミニシリーズ『ブロンド』ににエディ・G役で出演した。また彼は『ヤング・スーパーマン』の若きクラーク・ケント役のオーディションも受けたが、この役はトム・ウェリングが演じることになった。役の獲得に失敗した後、2001年FOXネットワークジェームズ・キャメロンのテレビシリーズ『ダークエンジェル』にて、主人公マックス(X5-452、ジェシカ・アルバ)の「兄弟」であり連続殺人鬼のベン(X5-493)役としてゲスト出演をした。彼の演じたキャラクターはそのエピソード内で死亡したが、第2シーズンにはレギュラーキャラクターであるベンの双子の弟アレック(X5-494)として戻ってきた。彼は2002年にこのドラマが打ち切りとなるまでレギュラーキャストだった。

2003年を通じてアクレスは安定した活躍をみせた。ワーナー・ブラザースの人気ドラマ『ドーソンズ・クリーク』の最終シーズンではジェン・リンドリー(ミシェル・ウィリアムズ)の恋人CJ役を演じ、その後はFOXネットワークの未放送作品『スティルライフ』で突然の制作打ち切りになるまでの数話を撮影した。2004年には短編映画『ザ・プライト・オブ・クラウナナ』で端役を演じている。またアクレスは『トゥルー・コーリング』のプロデューサーに、第2シーズンでのトゥルー・デイビーズ(エリザ・ドゥシュク)の恋人役に一番に指名されていたが、彼はその役を断った。そのためその役は別の俳優が演じたが『トゥルー・コーリング』のプロデューサーがアクレスの名前を気に入っていたため、役名は「ジェンセン」となった。 2004年、アクレスは『ヤング・スーパーマン』において、アシスタント・フットボールコーチであり、ラナ・ラング(クリスティン・クルック)に恋心を寄せるジェイソン・ティーグ役でレギュラーとなり、『ダークエンジェル』の撮影地でもあったバンクーバーに戻ってきた。また2005年には映画『いけにえ』(原題は『ディバウアー(Devour)』)に主演、ジェイク・グレイを演じ、ジェイクの父親役であった実父の俳優アラン・アクレスとも共演を果たした。

『Men's Fitness』(2006年10月)や『Hollywood Life』(2007年6月)のファッション撮影でもモデルを務めてる。

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2017年サンディエゴ・コミコン・インターナショナルで『スーパーナチュラル』のために登壇したミーシャ・コリンズとジェンセン・アクレス
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ジェンセン・アクレスとジャレッド・パダレッキ(2008年レッドブル・ソープボックスレース)

2005年、ワーナー・ブラザースのホラー/アクションシリーズ『スーパーナチュラル』のキャストに加わり、ディーン・ウィンチェスター役で出演。ディーンと彼の兄弟サム(ジャレッド・パダレッキ)は、全米各地を車で巡っては超常現象を調査し、モンスターを狩ったり、悪魔や天使との戦闘を行った。2020年11月15シーズンでフィナーレを迎え、北米で最も長く続いたSFシリーズとなった。

2006年夏、アクレスはインディペンデントコメディ作品『テンインチ・ヒーロー』のプリーストリィ役を引き受けた。この作品は2007年始めにニューポートビーチ映画祭、フェニックス映画祭、サンタクルーズ映画祭などの映画祭で限定公開されたが、主要な主流の劇場公開には至らなかった。しかしアクレスのそのコメディタッチの間合いは賞賛の的となった。2008年春、『テン・インチ・ヒーロー』はブロックバスター社からDVDで独占発売された。彼はまた2007年6月5日~10日にテキサス州フォートワースのカーサ・マニャーナ・シアターにおいて『ア・フュー・グッドメン』のダニエル・キャフィー中尉役として、ルー・ダイアモンド・フィリップスとともに舞台出演もしている。

2006年9月、アクレスが『バイオハザードIV アフターライフ』のレオン・S・ケネディ役で出演交渉を進めているという噂が流れた[2]が、アクレスの代理人がIGNの取材に答える形で噂は事実ではないと否定した[3]。 しかしながら、その後も同様の噂が度々流れ、2009年8月にカナダのバンクーバーで行われた『スーパーナチュラル』コンベンションにて、バイオハザード出演に関する話は全て噂にすぎないと、本人の口から否定された[4]

2008年夏、2009年1月16日に全国公開されたカルト映画『マイ・ブラッディ・バレンタイン3D』のリメイク版にキャスティングされた。

2010年夏には、7月27日にDVDとブルーレイで発売されたアニメ映画『バットマン:アンダー・ザ・レッド・フッドBatman: Under the Red Hood)』でジェイソン・トッドの声を担当。

2010年10月22日、ディズニー・インタラクティブ・スタジオは、2010年12月7日に発売されたビデオゲーム『トロン:エボリューション』でギブソンというキャラクターの声をジェンセンが担当することを発表した。

2019年、ジェンセンは『バットマン:ザ・ロング・ハロウィン』のコミックを原作としたアニメ映画の声優を務めるのではないかと噂されていた。ジェンセンはコンベンションの挨拶でも声優の仕事をしたことに言及していた。しかし2020年8月に発表された内容によると、第1部は2021年夏に、第2部と最終部は2022年秋に公開されるとのこと。

2020年8月には、エリック・クリプキが企画に参加しているAmazon配信のSFブラックコメディテレビドラマシリーズ『ザ・ボーイズThe Boys)』のシーズン3キャストにソルジャーボーイとして参加することが発表された。

2020年10月、妻のダニールと共に制作会社「Chaos Machine Productions」を設立し、ワーナー・ブラザースと独占契約を結んだ。ストリーミングサービス・ケーブル・放送ネットワーク向けの新番組の制作・開発・制作を行う。

音楽活動

コンベンションでのパフォーマンスを何年も続けてきたアクレスは、プロのシンガーとして初のオリジナル曲「Sounds of Someday」をリリースした。2018年、彼はミュージシャンのSteve CarlsonとコラボしてRadio Companyを結成。アクレスとカールソンは一緒に『Radio Company Vol.1』と題したデビューアルバムを完成させた。アルバムのファーストシングルはiTunesでリリースされ、2019年11月にはアルバムがリリースされた。

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私生活

2001年頃から友人として親交のあった女優・ダニール・ハリスと、インディペンデント映画「Ten Inch Hero」での共演をきっかけに2006年から交際をスタート。2009年11月に婚約を発表し、翌年2010年5月15日に結婚。式はテキサス州のダラスで執り行われ、ダニールはクラシックスタイルの白色ストラップレスのウェディングドレス、ジェンセンはタキシードを着た。

2013年5月30日、第一子となる女の子(ジャスティス・ジェイ・アクレス)が誕生[5]

テキサス州ドリッピング・スプリングスにある「ファミリー・ビジネス・ビール・カンパニー」醸造所の共同経営者で、妻と義理の両親と一緒に経営している。醸造所の名前はスーパーナチュラル(「ファミリービジネス」はシリーズのキャッチフレーズである)から命名された。

ジェンセン・アクレスとスーパーナチュラルの共演者ジャレッド・パダレッキミーシャ・コリンズは、2018年のテキサス州上院議員選挙でベト・オルークを支持した。

2019年、「Krewe of Bacchus」のパレードで51代目King of Bacchusに選ばれた。

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受賞歴

要約
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主な出演作品

映画

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テレビドラマ

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ウェブドラマ

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舞台

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テレビゲーム

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演出作品

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日本語吹き替え

専属の声優はいないものの、大半の作品で東地宏樹が担当している。他には、成田剣中原茂白熊寛嗣なども声をあてたことがある。

脚注

外部リンク

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