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セフタジジム
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セフタジジム(Ceftazidime, CAZ)は、日本ではモダシン, 海外ではフォルタズ(Fortaz)などの製品名で販売されている、多くの細菌感染症の治療に効果的な抗生物質である[1]。具体的には、関節感染症、髄膜炎、肺炎、敗血症、尿路感染症、悪性外耳炎、緑膿菌感染症、ビブリオ感染症の治療に用いられる[1]。投与法は静脈注射または筋肉注射が可能である[1]が、日本では点滴静注のみが製品化されている。
一般的な副作用には、吐き気、アレルギー反応、注射部位の痛みがあげられる[1]。その他の副作用にはクロストリジウム・ディフィシル下痢があげられる[1]。ペニシリンの服用によるアナフィラキシーを経験したことのある人には勧められない[1]。妊娠中や授乳中の人への投与は比較的安全である[2]。
セフタジジムは第三世代のセファロスポリン系の薬であり、バクテリアの細胞壁を阻害することによって効果がある[1]。
セフタジジムは、1978年に特許認可され、1984年に商品化された[3]。世界保健機関の必須医薬品モデル・リストに掲載されており、医療制度に必要とされる最も効果的で安全な医薬品である[4]。セフタジジムは後発医薬品として入手できる[1]。開発途上国での卸売価格は1日分あたり2.84から16.76米ドルである[5]。米国での一貫の治療にかかる費用は100から200米ドルである[2]。
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