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ゼロ・ファイター 大空戦

日本の映画 ウィキペディアから

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ゼロ・ファイター 大空戦』(ゼロ ファイター たいくうせん)は、1966年昭和41年)7月13日に公開された日本特撮映画[3]。製作・配給は東宝モノクロシネマスコープ(東宝スコープ)[2]。監督は森谷司郎、主演は加山雄三

概要 ゼロ・ファイター 大空戦, 監督 ...

併映は三船プロダクション作品『怒涛一万浬』(主演:三船敏郎。監督:福田純)。

東宝初の零戦を題材とした映画[5][1]。森谷の監督デビュー作でもある[出典 2]

ストーリーはフィクションであるが、劇中で用いられている戦法は太平洋戦争当時に実際に用いられたものとされる[3]。寄せ集めの部品で飛行機を組み上げるというエピソードも、脚本の関沢新一が太平洋戦争当時にソロモン諸島で従軍していた際に伝え聞いたラバウルでの出来事をもとにしている[8]

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あらすじ

昭和18年、連合艦隊司令長官の山本五十六が戦死し、最前線のブーゲンビル島ブイン基地では激戦が続いていた[1]。航空戦を繰り広げる荒くれ者ばかりの零戦八生隊に新隊長として着任した九段中尉は、加賀谷飛曹長ら古参搭乗員からの反発を受けながらもチームワークと合理的戦法を用い、部隊を勝利に導いていく[1]

やがて、神崎中将らによるガダルカナル島への逆上陸作戦が準備されるが、敵の電探基地を破壊しなければならない。九段は反対するが加賀谷に説得され、敵の不発弾を電探基地に叩き込むべく稼動全機で出撃する。

キャスト

※以下ノンクレジット出演者

スタッフ

本編

特殊技術

特殊視覚効果

製作

空中戦のシーンでは、本編班撮影による搭乗員の描写と特撮による戦闘機のカットのつながりに細心の注意が払われ、それまでの東宝戦記映画よりもスムーズなカットバックとなっている[出典 3]。特撮では、従来よりも高速のハイスピードカメラが導入され、基地爆破シーンや零戦が海面に突入するシーンなどに用いられた[1]

零戦のミニチュアは、1/3サイズの巨大なものも制作され、アップや着陸シーンなどの撮影に用いられた[1][注釈 1]

加賀谷役の佐藤允は、零戦の操縦席のセットでの撮影はスタジオの中でありながら臨場感のあるものであったと回顧している[9]

脚注

参考文献

外部リンク

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