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ソニーネットワークコミュニケーションズ
日本の東京都港区にある電気通信事業者 ウィキペディアから
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ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(英: Sony Network Communications Inc.)は、東京都港区に本社を置く日本の電気通信事業者。
日本・台湾でインターネットサービスプロバイダ「So-net」や、固定ブロードバンド光回線「NURO光」、仮想移動体通信サービス「nuroモバイル」といった通信事業を中心に、IoT、AI分野をはじめとするネットワーク領域での新規事業創出に注力している。
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概要
インターネットサービスプロバイダ So-netの運営のために、ソニー株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社ソニーファイナンスインターナショナルの出資で設立された。
主力事業であるSo-netの会員数は、2018年6月現在、FTTH契約数は約282万人(モバイル会員・電話コース・こんてんつコース等の会員を含まず。)[1]。2018年3月現在、国内の固定ブロードバンド回線のプロバイダの中ではYahoo!BB(ソフトバンク)・OCN(NTTコミュニケーションズ)・J:COM NET(ジュピターテレコム、KDDIグループ)に次いで4番目の規模で[2]、通信キャリア系の事業者以外では首位。
モバイル通信事業では、かつてSo-net会員向けのオプションサービスとしてウィルコム・イーモバイルのPHSデータ通信を利用したモバイル通信サービスbitWarpを提供していたほか、NTTドコモ・UQコミュニケーションズのMVNOとして、「So-net モバイル LTE」「PLAY SIM/Prepaid LTE SIM」「So-net モバイルWiMAX 2+」の名称で一般使用者に対しモバイル回線の提供を行っている。また現在はSo-netとは別のサービスとして、「nuroモバイル」の名称でNTTドコモの携帯電話回線を使用したMVNOサービスを提供している。かつてはMVNEサービスも提供していたが、2019年5月に子会社のソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社に譲渡した。
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沿革
- 1995年11月1日 - ソニー株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社ソニーファイナンスインターナショナルの共同出資により、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社として、会社設立
- 1996年1月 - So-netとして、ISP事業開始
- 1997年
- 1月10日 - PostPetシリーズの1作目「PostPet for Macintosh β版」をリリース
- 4月 - オンライン決済システム「Smash」のサービスを開始
- 1998年1月 - So-netの一次プロバイダでもあった、ソニーシステムデザイン(現:ソニーグローバルソリューションズ)が運営する法人向けインターネットプロバイダ Sinfonyの事業を授受。
- 1999年
- 2000年
- 2001年
- 6月 - 親会社のソニーがトラッキングストックを発行
- 8月 - ADSLサービス開始
- 2001年
- 2002年
- 4月 - 株式会社ウェブオンラインネットワークスを吸収合併
- 5月 - TEPCOひかりを使用した、FTTH接続サービスを開始
- 2003年
- 1月
- デジタルメディアエンタテインメント株式会社から、CS放送「So-netチャンネル」(現・アジアドラマチックTV)の運営権を授受
- ソネット・ビィメディアを吸収
- 3月 - IP電話サービス開始
- 6月 - 情報セキュリティマネジメント国際規格「BS7799」(現「ISO/IEC 27001:2005」)、国内「ISMS 認証基準」(現「JIS Q 27001:2006」)の両認証を、国内インターネットサービスプロバイダーとして初めて取得
- 1月
- 2005年12月20日 - 東京証券取引所マザーズに上場
- 2006年
- 7月7日 - 家電メーカー4社と、ソニー・当社が出資し、テレビポータルサービス株式会社(現:アクトビラ)を設立
- 10月1日 - ソネットエンタテインメント株式会社に商号変更
- 10月2日 - ソネットスポーツ・ドットコムを解散
- 2007年
- 2008年
- 2009年11月25日 - USENとの業務提携、及びISP事業の譲渡に関する協議を開始
- 2010年2月1日 - USENよりISP事業「Gyao光」(旧 BROAD-GATE 01)・「Gyao BB」を譲受
- 2011年
- 1月31日 - オンライン決済サービス「Smash」を終了
- 4月7日 - リモート録画予約サービス「CHAN-TORU」の運営を、ビジョンアーツより移管(Gガイド.テレビ王国に統合)
- 10月3日 - MVNO方式の最大14Mbps高速モバイル通信「So-net モバイル 3G」サービス開始
- 2012年
- 8月9日 - ソニーが株式の公開買い付けにより、ソネットエンタテインメントを完全子会社化すると発表
- 12月 - 東京証券取引所市場第一部上場廃止
- 2013年
- 1月1日 - ソニーの完全子会社となる
- 1月 - DeNAの株式をソニーに譲渡[4]
- 1月11日 - エムスリー(旧・ソネット・エムスリー)の株式を、ソニーに譲渡[6]
- 2月1日 - 子会社としてソネットエンタテインメント株式会社を設立し、CS放送「アジアドラマチックTV」の事業を移管[7]
- 4月 - 仮想移動体サービス提供者(MVNE)事業に参入[8]。
- 4月15日 - 世界最速をうたう最大2GbpsのFTTHサービス「NURO光」の提供を発表 NUROブランドを使用開始
- 7月1日 - ソネット株式会社に商号変更[9]
- 12月25日 - 業界初のデータ通信が毎月500MB未満まで無料で提供する、格安SIMサービス「0 SIM」をデジモノステーション(発行は同じソニーグループであるエムオン・エンタテインメント)2月号付録にし、事実上nuroモバイルの個人向けサービスを開始
- 2014年4月1日 - bit-drive事業を、ソニービジネスソリューション株式会社から授受[10]。
- 2015年6月 - 下り最大概ね10Gbps のFTTHサービス「NURO 光 10G」を提供開始
- 2016年
- 1月26日 - 「0 SIM」がデータ専用の他にSMS機能付き・音声機能付きプランの2プラン追加されて本格稼働開始。別途月額料金かかるがデータ専用プランと同じく500MB未満のデータ通信利用分は無料
- 3月1日 - ソニーモバイルコミュニケーションズの完全子会社となる[11]
- 5月6日 - 東京都品川区東品川4-12-3 品川シーサイドTSタワーへ本社を移転
- 7月1日 - ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社に商号変更[12] 社章をSo-netロゴから、ソニーロゴに変更[13]
- 9月 - LTE 通信サービスをリニューアルし、「NURO モバイル」スタート
- 2017年3月31日 - アクトビラの株式を、WOWOWに譲渡[14]
- 2018年
- 3月 - 上り・下り最大概ね10Gbpsと上り・下り最大6Gbpsの新プラン「NURO 光 10GS/6GS」を追加
- 4月1日 - ソネットエンタテインメント(現:ソラシア・エンタテインメント)の株式を、ソニー・ミュージックエンタテインメントに譲渡[7]
- 10月 - スマートホームサービス「MANOMA」をスタート
- 2019年
- 3月5日 - ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社を設立[15]。
- 5月1日 - 会社分割により仮想移動体サービス提供者(MVNE)事業を、ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社に譲渡[15]。
- 9月 - LPWA通信規格を用いたIoT向け通信サービス「ELTRES™ IoTネットワークサービス」提供開始
- 2020年3月 - 上り・下り最大概ね20Gbpsの新プラン「NURO 光 20Gs」を追加
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主なサービス
ISP事業(So-net)
主力事業。
→「So-net」を参照
NURO光事業
アクセス回線を自社で設置・管理しており、自社だけが使用しているため、フレッツ光・auひかりをアクセス回線に使う他サービスと比べ、電力系通信事業者と同様に通信サービスの柔軟性が高いのが特徴。
→「NURO光」を参照
モバイル通信事業
IoT事業
- MANOMA - スマートホームサービス
など
クラウド&アプリ事業
一部サービスは、ソニービズネットワークスが提供
法人向け事業
- bit-drive - 法人向けインターネットプロバイダ クラウドサービス・回線サービスなどの各種サービスも実施 ソニービジネスソリューションが提供
- So-net for Biz - bit-drive・NUROネットワークを使用した法人向けの各種サービス
- NURO biz - NUROネットワークを使用した法人向けの各種サービス ソニービズネットワークスが提供
- クラウド勤怠管理システム「AKASHI」
主な出身者
関連企業
- ソニーグループ
- ソニー - 家電メーカー・グループの持株会社。設立時の株主
- ソニーモバイルコミュニケーションズ - 親会社
- ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本) - 設立時の株主
- ソニーファイナンスインターナショナル - 設立時の株主。2013年解散
- 子会社
- Qrio - IoT製品の開発・製造・販売等及びその運営サービスの提供
- SMN - インターネット広告 旧:ソネット・メディア・ネットワークス
- SoVeC - デジタルコミュニケーション領域におけるソリューションの提供
- ソニービズネットワークス - 電気通信事業・ネットワークインテグレーション事業
- ミーク - MVNE事業・無線通信(LPWA)事業(LTE-M方式・ELTRES方式) 旧社名はソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム
- ソニーネットワークコミュニケーションズコネクト - 「NURO 光 Connect」・ソニーグループのIoT、スマートホームソリューションの提供
- 日本国外のSo-net[16]
- So-net台湾 - So-net Entertainment Taiwanが運営。ADSL・光回線の提供、キャラクターライセンス管理、スマートフォンゲームアプリの開発・ローカライズ
- ソネットゲームスタジオ - So-net Entertainment Taiwanの子会社。スマートフォンゲームアプリの開発・ローカライズ
- So-net Singapore - Sony Marketing Asia Pacificが運営。2001年12月31日にサービス終了[17]
- So-net UK - Sony United Kingdomが運営。2002年3月15日にサービス終了[18]
- So-net USA - Sony Electronicsが運営。2002年3月31日にサービス終了[19]
- So-net台湾 - So-net Entertainment Taiwanが運営。ADSL・光回線の提供、キャラクターライセンス管理、スマートフォンゲームアプリの開発・ローカライズ
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関連項目
- スルガ銀行 - ソネット支店がある
- ソニー仙台FC - ユニフォーム背中スポンサー
- アジアドラマチックTV - かつて「So-netチャンネル」・「アジアドラマチックTV★So-net」として放送していたCS放送のチャンネル。
脚注
外部リンク
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