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ダグ・マクルーア
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ダグ・マクルーア(1935年5月11日-1995年2月5日)は1950年代から90年代まで映画・テレビで活躍したアメリカの俳優である。カリフォルニア州グレンデール生まれ。NBCの西部劇『バージニアン』でトランパスを演じ、一躍有名になった。本名ダグラス・オズボーン・マクルーア。女優のタネ・マクルーアは娘である。片仮名でダグ・マックルーア、ダッグ・マックルーアと表記されるとこともある。身長185センチ。
経歴
要約
視点
UCLAの学生時代、フットボールやバスケット、水泳等で活躍。TV撮影のためにサーフィンを披露したことから石鹸のCMに出演し、それがきっかけで映画デビューを果たす[1]。出世作とも言える『バージニアン』でジェームズ・ドルーリー、ロバータ・ショア、レス・J・コッブ、ランディ・ブーンらと共演し、その前には『オーバーランド・トレイル』や『チェックメイト』、『アリゾナ・レンジャーズ』にも出演している。
映画出演も多く、1950年代末から20世紀フォックスの『眼下の敵』(1957年)や『南太平洋』(1958年)の端役を経て、1960年代には『シェナンドー河』(1964年)や往年の名作のリメイク版『ボー・ジェスト』(1966年)等のユニヴァーサル作品に大役で出演した。以後、タフガイ俳優として数多くのテレビ・シリーズにゲスト出演し、テレビ映画『空中大脱走』(1971年/日本では劇場公開)や『戦闘機対戦車』(1973年)でも印象を残した。また、マカロニ・ウエスタンから派生した「白い牙」物の西ドイツとユーゴ・スラビア合作映画『アラスカの地獄の猟犬』(1973年/未ソフト化)にも主演している。
英国のケヴィン・コナー監督とは相性良く、SF映画『地底王国』(1976年)、『恐竜の島』(1975年)、『続・恐竜の島』(1976年)、『アトランティス七つの海底都市』(1977年)、日本ロケの『ゴースト・イン・京都』(1982年/未/ビデオ)でも組んでいる。以後、1980年代前後からは次第に脇役へ転じて行き、テレビ中心の活動が主体になり、『ルーツ』や『白バイ野郎ジョン&パンチ』、『忍者ジョン&マックス(VHS題名:ザ・忍者マスター)』等のテレビ・シリーズのゲスト出演や日本のテレビ・シリーズ時代劇『必殺仕事人V/激闘篇』(1985年)にも南蛮商人役でゲスト出演(クレジット名義は片仮名でダッグ・マクルーア)しており、藤田まことや鮎川いづみと絡んだ。因みに、1970年代から1980年代にかけて、ミラービールの製品であるハムスのCMにも登場した。
晩年は日本での劇場公開作品は減少し、ジョン・フランケンハイマー監督の『デス・ポイント/非情の罠』(1986年)等がある位であるが、往年のテレビ・シリーズの映画化である『マーヴェリック』(1994年)にも端役で出演した。1995年2月5日、肺ガンのため、59歳でカリフォルニア州シャーマンオークスで死去。サンタモニカのウッドローン記念墓地に埋葬された。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれている。1994年にこの式典に出席したのが、公の場に姿を現した最後となった。
テレビ・アニメ・シリーズ『ザ・シンプソンズ』に出てくるトロイ・マクルーアのキャラクターは、ダグ・マクルーアをモデルにしている。彼の娘が『ザ・シンプソンズ』のプロデューサー、マイク・ライスに、父親が番組の大ファンだと話したため、このキャラクターが登場した[2]。
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主な出演作品
映画
テレビシリーズ
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脚注
関連項目
外部リンク
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