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チェリーナイツ

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チェリーナイツ』は、小田原ドラゴンによる日本漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて2005年1号から[1]2011年36・37合併号まで[2]連載された。『別冊ヤングマガジン』(同)でも2005年11号から[1]2008年26号まで連載されていた。

概要 チェリーナイツ, ジャンル ...
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概要

文通で知り合った2人の童貞青年が、いかに「モテモテになるか」を追求し、それを実践していくのだが、ことごとくナンセンスな方向で展開する。

主に『週刊ヤングマガジン』の巻末で連載していた。2011年に『チェリーナイツ』としての連載が終わり、宇宙を舞台としたスピンオフ作品『ワイルドチェリーナイツ』が同年39号より[3]2012年38号まで連載。その後『チェリーナイツ』の終了から1年半後の世界を描いた『チェリーナイツR(レボリューション)』が2012年41号から[4]2014年9号まで連載された[5]

登場人物

江藤 カオル(えとう カオル)
大阪府岸和田市出身。30歳。童貞。新聞配達のアルバイトをしている。後述する田村とはオカルト雑誌の文通コーナーで「笑福亭鶴光のラジオのファンの人と仲良くなりたい」と投稿し、それがきっかけで知り合う。その後2人で上京。田村の前ではモテモテだったと豪語し、(架空の)恋愛指南や遊び方をレクチャーする。だが実際は、マニュアル本を読破するも、実践までには至っていない。しゃべりは河内弁を話す。髪型はリーゼントだが、これはハゲを隠す意味合いもあり後ろ髪を全て前へ倒し、整髪料で固めているというものである(散髪時はわざわざ大阪に帰省し、河内長野市にある理容店で行なっている)。少年時代はおニャン子クラブFC会員で、白石麻子のファンだった(1987年の解散コンサートも見に行った)。また中山美穂FCの元会員でもあった。田村の前では「元暴走族だった」と威張るが、実際は暴走族にあこがれて特攻服を買って(刺繍は「血情」と入れるつもりが店の手違いで「血尿」となってしまった)ひとりで自転車に乗っていただけ。
「R」ではホームレスとなっている。
田村 一(たむら はじめ)
江藤の友人。18歳。やはり童貞だが、ファッションヘルスの経験はある。弁当工場で日の丸弁当梅干を乗せるバイトをしている。愚直な性格で、江藤の語る武勇伝や性体験(ただしデッチあげ)に心をときめかせ、「いつか彼のようにモテモテになりたい」と江藤を尊敬する。服装はいつも体操服を着ている。夢はcoco壱番屋カレーライスエビフライ6本トッピングしたものを注文し、それを持ち上げ「大漁じゃ〜!」と叫ぶこと(ただし連載中にココイチからエビフライのトッピングメニューが消え、彼の夢は幻となってしまった)。将来なりたいものはファッションヘルスの店長。槇原敬之のファン。
「R」ではブラジャー会社の社長として成功を収めた身となっている。
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書誌情報

単行本

  • 小田原ドラゴン『チェリーナイツ』講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、全10巻
    1. 2006年2月3日発売[1]ISBN 4-06-361419-0
    2. 2007年4月6日発売[6]ISBN 978-4-06-361547-0
    3. 2008年7月4日発売[7]ISBN 978-4-06-361698-9
    4. 2009年4月6日発売[8]ISBN 978-4-06-361767-2
    5. 2009年10月6日発売[9]ISBN 978-4-06-361826-6
    6. 2010年8月6日発売[10]ISBN 978-4-06-361923-2
    7. 2010年11月5日発売[11]ISBN 978-4-06-361960-7
    8. 2011年2月4日発売[12]ISBN 978-4-06-361995-9
    9. 2011年7月6日発売[13]ISBN 978-4-06-382049-2
    10. 2011年11月4日発売[14]ISBN 978-4-06-382096-6
  • 小田原ドラゴン『ワイルドチェリーナイツ』講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、全2巻
    1. 2012年4月6日発売[15]ISBN 978-4-06-382165-9
      • 1巻巻末には作者と元おニャン子クラブのメンバー・渡辺美奈代との対談が収録されている。
    2. 2012年10月5日発売[16]ISBN 978-4-06-382230-4

『チェリーナイツR』は2021年現在、単行本化されていない。

廉価版

  • 小田原ドラゴン『チェリーナイツ ドラゴンセレクト』講談社〈講談社プラチナコミックス〉、2010年10月20日発売[17]ISBN 978-4-06-374728-7 - 表紙は実写ドラマ仕様となっている[17]
  • 小田原ドラゴン『チェリーナイツ ベリーベスト』講談社〈講談社プラチナコミックス〉、2010年11月10日発売[18]ISBN 978-4-06-374729-4 - 表紙は実写ドラマ仕様となっている[18]

テレビドラマ

要約
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概要 チェリーナイツ, ジャンル ...

2010年10月10日から[19]12月12日までBSフジで毎週日曜日深夜26時 - 26時20分(JST)に放送されていた。全8回(各3話・1話完結形式)。

2010年12月19日から同時間帯でリピート放送されている。

出演

  • 加藤歩(ザブングル) - 江藤カオル
  • 澤部佑(ハライチ) - 田村一
  • 笑福亭鶴光 (写真と声のみ)
  • 梅田彩佳AKB48) - チンピラに絡まれる女子高生(第12話)
  • ミトモ(なでしこ☆Bon2)- アケミ(第7話)
  • ホルモン松丸(劇団シリフリ) - ゴスロリ女(第14話)
  • 天野(W・Soft) - よし子(第15・16話)
  • みっこべー(なでしこ☆Bon2) - さち(第17 - 20話)

エンディングテーマ

サブタイトル

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スタッフ

  • 監督:横尾初喜
  • プロデューサー:中間恒
  • 脚本:前原カズマ(前原一磨)
  • 制作:脇聖人、平山聡
  • 企画協力:西保雄、桂田剛司、矢野雄一郎、大森慎司、大川内純一、高橋あゆみ
  • 撮影:江森太一
  • 照明:斎藤卓
  • 録音:新妻聡
  • VE:西久保将夫
  • 美術:都留啓亮
  • メイク:佐々木麻里子
  • 衣装:池田友紀
  • 撮影助手:阿部隆教
  • 照明助手:塙秀彦
  • 録音助手:甲斐匡、中村涼
  • 編集:邉見和子
  • 音響効果:杉山典子
  • カラリスト:三宅愛架
  • デザイン:岡本優里子
  • 宣伝:飯塚尚志、渡邊真二、一木涼
  • 制作補佐:若林寛朗、近藤雄亮
  • 助監督:戸塚寛人
  • 企画制作:ワタナベエンターテインメント
  • 制作:Contents League
  • 著作:小田原ドラゴン、講談社、Contents League

DVD

特典映像:小田原ドラゴンx加藤歩x澤部佑「男3人(秘)さくらんぼ座談会 前編」、第22話「メールと宇宙の吹きだまり」(未公開)
  • 「チェリーナイツ2」(2010年12月1日[20]、アニプレックス) - 第13 - 21話収録。
特典映像:「男3人(秘)さくらんぼ座談会 後編」、第23話「USBメモリーくん」(未公開)
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ムービーコミック

2011年3月20日からBeeマンガにてムービーコミックが全12話が配信された[21]

キャスト

ほか

主題歌

脚注

外部リンク

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