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ツィ・マー
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ツィ・マー(Tzi Ma、馬 泰、1962年6月10日 - [1][2][3])は、香港出身のアメリカ合衆国で活躍する俳優。『高い城の男』、『24 -TWENTY FOUR-』などのテレビドラマ、『ダンテズ・ピーク』、『ラッシュアワー』、『ラッシュアワー3』、『メッセージ』、『フェアウェル』、『タイガーテール -ある家族の記憶-』、『ムーラン』などの映画出演で知られる。2021年、CWの格闘技番組『Kung Fu』に出演した。
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生い立ち
1962年、香港にて7人兄弟の末っ子として生まれた[4][5][6]。中国共産革命後の1949年、父親が香港に転居し、香港の政変後、マーが5歳の時にアメリカ合衆国に転居した[5]。ニューヨークで育ち、両親はスタテンアイランドでアメリカ風中華料理のレストラン「Ho Wah」を経営していた[5]。マーによるとこのレストランの以前の経営者は移民活動家のLau Sing Keeであった[2]。小学校の演劇の『アニーよ銃をとれ』でバッファロー・ビル役を演じたことで演技に目覚めた。ニューヨークで演劇とダンスを学んだ。
経歴
要約
視点

映画やテレビでよく見るアジア人として知られているが[5][7]、舞台でも活躍している[8]。1976年の『太平洋序曲』のマコ岩松の演技が多大な影響を与えたとされる[4]。脚本家のデイヴィッド・ヘンリー・ウォンと親しく、長年に亘り『FOB』、『Yellow Face』『Flower Drum Song』、『The Dance and the Railroad』など様々な演劇作品で共同制作し、ウォン脚本の映画『Golden Gate』(1993年)に出演した[8]。1973年、実験的舞台でプロの俳優としてデビューした[4]。この頃ナッソー・コミュニティ・カレッジにて演技を学びつつ所作を教える研修員となった[8]。1975年、ルーズベルト・ステート・パークの屋外劇場にて北京のオペラ『Monkey King in the Yellow Stone King』の孫悟空役でプロの舞台デビューした[7][8]。マーによると5千人から1万人が観劇した[8]。
映画での活動を始める前に格闘技の稽古を受けていた[9]。1979年の『Cocaine Cowboys』のジミー・リー役で映画デビューし、この経験を活かした[9]。
1988年、脚本家協会のストライキの間、カリフォルニア州オレンジ郡のサウス・コースト・レパートリー・シアターにて演劇『In Perpetuity Throughout the Universe』で複数の役柄を演じた。ストライキが終わった週末に閉幕し、翌週までに連続テレビドラマ『L.A.ロー 七人の弁護士』に配役された[8]。1994年、バークリー・レパートリー・シアターによるマキシン・ホン・キングストン著『The Woman Warrior』の舞台化にて演出補となった[10]。『愛の落日』、『レディ・キラーズ』、『ダンテズ・ピーク』、『タイガーテール -ある家族の記憶-』など多数のハリウッド大作に出演している。また『ラッシュアワー』シリーズのハン総領事役、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』(2016年)に中国人民解放軍のシャン上将役[11]、ニキ・カーロ監督のディズニー映画『ムーラン』(2020年)のファー・ズー役を演じている[12]。
『紅門 -べにもん-』、『Catfish in Black Bean Sauce』(1999年)、『Baby』(2007年)、『The Sensei』(2008年)、『フェアウェル』などアジア系アメリカ人プロデュースによるインディペンデント映画に数多く出演している。
ジェフ・アダチ監督によるドキュメンタリー映画『The Slanted Screen』(2006年)にて、ハリウッドにおけるアジア人、特に東アジア人の描写についてのインタビューを受けた。
テレビ
テレビ出演も多く『シカゴ・ホープ』『ER緊急救命室』『24 -TWENTY FOUR-』などにも顔を出している。マーは連続テレビドラマ『24 -TWENTY FOUR-』シーズン4からの準レギュラーである駐ロサンゼルス中華人民共和国総領事館警備主任チェン・ズィー役で知られ、『24: Live Another Day』にも登場した。アニメ『アメリカン・ダッド』でフランシーンの養父ババ・リンの声を担当した。
『L.A.大捜査線 マーシャル・ロー』シーズン1でサモ・ロー(サモ・ハン・キンポー)の宿敵のリー"ネメシス"ヘイ役で初の敵役の大役を演じた。
『冒険野郎マクガイバー』、『炎のテキサス・レンジャー』、『ロー&オーダー』、『ER緊急救命室』、『Boomtown』、『マダム・プレジデント 星条旗をまとった女神』、『シカゴ・ホープ』、『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』、『新スタートレック』、『L.A.ロー 七人の弁護士』、『NYPDブルー』、『ミレニアム』、『フリンジ』、『コールドケース 迷宮事件簿』、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』、『HAWAII FIVE-0』、『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』、『コスビー・ショー』、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』、『エージェント・オブ・シールド』、『Hell on Wheels』などのテレビドラマにゲスト出演している。ビデオゲーム『スリーピングドッグス 香港秘密警察』に声の出演をしている。ABCの『ワンス・アポン・ア・タイム』でドラゴン役を演じた[13]。USAネットワークの『Satisfaction』で禅師役を演じた[14]。Amazonの『高い城の男』の小野田将軍役、AMCの『Hell on Wheels』のタオ役で出演している[11]。2018年7月、ネットフリックスの『五行の刺客』で準レギュラーのミスター・ヤングに配役されたことが発表された[15][16]。
2020年、『燃えよ! カンフー』のリブート版でCWの『Kung Fu』にシリーズ・レギュラーとして配役された。2021年春、シーズン2が製作された[17]。
家族
1994年にChristina Maと結婚した。
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主な出演作品
要約
視点
映画
テレビシリーズ
ゲーム
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受賞歴
『The Dance and the Railroad』においてCine Golden Eagle Award男優賞、『フラワー・ドラム・ソング』においてガーランド・アワードを受賞した。
脚注
外部リンク
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