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ニコラス・アルマグロ

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ニコラス・アルマグロ
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ニコラス・アルマグロ・サンチェスNicolás Almagro Sánchez, 1985年8月21日 - )は、スペインムルシア出身の元男子プロテニス選手。身長183cm、体重81kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。ATPランキング自己最高位はシングルス9位、ダブルス48位。これまでにATPツアーシングルスで13勝、ダブルス1勝を挙げている。デビスカップスペイン代表としてデビスカップ2008の優勝に貢献。

概要 ニコラス・アルマグロNicolás Almagro, 基本情報 ...
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来歴

要約
視点

教師である両親の間に生まれたアルマグロは8歳からテニスを始め、2003年にプロ入り。同年末には早くもランキングを年初の737位から156位まで上昇させる活躍を見せる。2006年には故郷のバレンシア・オープンで初優勝を遂げ、トップ100に定着したアルマグロは翌2007年の同大会でも優勝し連覇を果たす。2008年には1月のブラジル・オープンで同郷のカルロス・モヤを、2月のメキシコ・オープンアルゼンチンダビド・ナルバンディアンをそれぞれ下し、シングルス優勝を「4」とした。 また2008年全仏オープン男子シングルスにおいても、3回戦で第10シードイギリスアンディ・マリーを破る等の活躍で4大大会自己最高のベスト8進出を果たす。準々決勝では同郷の全仏王者ラファエル・ナダルに敗れたものの、シングルス最高位を更新。同年8月には北京五輪にスペイン代表として単複両部門でオリンピック初出場。シングルス1回戦ではガエル・モンフィスに敗退、ダブルスではダビド・フェレールと組みアスペリン/ヨハンソン組との2回戦まで進出した。

2010年はマドリード・オープンでベスト4、全仏オープン4回戦でフェルナンド・ベルダスコを6-1, 4-6, 6-1, 6-4で破り2年ぶりにベスト8に進出した。準々決勝では優勝したラファエル・ナダルに6-7(2), 6-7(3), 4-6のストレートで敗れている。7月のスウェーデン・オープンスイス・オープン・グシュタードで優勝し通算7勝となった。

2011年は2月の中南米のクレーコート大会で3週連続で決勝に進出した。ブラジル・オープンではアレクサンドル・ドルゴポロフを6–3, 7–6(3)、アルゼンチン・オープンではフアン・イグナシオ・チェラを6–3, 3–6, 6–4で破り優勝した。メキシコ・オープンではダビド・フェレールに6–7(4), 7–6(2), 2–6で敗れ3週連続優勝を逃した。4月25日付のランキングで10位となりトップ10入りを果たす。

2012年は2月のブラジル・オープンで連覇を果たしたが、アルゼンチン・オープンではダビド・フェレールに6–4, 3–6, 2–6で敗れ連覇を逃した。

2014年4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルでは準々決勝でラファエル・ナダルを2–6, 7–6(5), 6–4で破った。アルマグロはこれまでナダルには10戦全敗であったが、初勝利を挙げるとともに初めて世界ランキング1位に勝利した。

2014年7月に左足の手術を受ける。以後ウィンブルドン、全米オープンを欠場。

2016年のアルゼンチン・オープンの準々決勝で世界ランク9位のジョー=ウィルフリード・ツォンガを、準決勝で世界ランク6位のダビド・フェレールを破り、2年ぶりのツアー決勝進出。決勝でドミニク・ティエムに敗れる。同年5月には全仏オープンまでのクレーコートシーズンで、ミレニアム・エストリル・オープンの決勝で同郷のパブロ・カレーニョ・ブスタにフルセットで勝利し、実に4年ぶりのツアー優勝を果たした。

2017年12月、諫早市のあきやま病院との契約を発表。

2019年4月に引退。

アルマグロのシングルス23回、ダブルス2回の決勝進出は全てクレーコートの大会である。

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ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 23回 (13勝10敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー500 (2–3)
ATPツアー250 (11–7)
サーフェス別タイトル
ハード (0–0)
クレー (13–10)
芝 (0–0)
カーペット (0–0)
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ダブルス: 2回 (1勝1敗)

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成績

4大大会シングルス

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

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大会最高成績

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脚注

外部リンク

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