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パール・スタジオ
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パール・スタジオ(中国語:东方梦工厂、英語:Pearl Studio)は、中華人民共和国のアニメーション制作会社。旧社名はオリエンタル・ドリームワークス(Oriental DreamWorks)で、2012年8月6日にアメリカのドリームワークス・アニメーションと中国企業によって設立された合弁企業である。
主に中国をテーマにしたアニメ映画や実写映画の制作および中国国内・海外への配給事業を行っている。
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略歴
2012年8月6日、ドリームワークス・アニメーション(以下DWA)と上海メディアグループを含む中国のパートナー企業3社との共同で設立[1]。出資比率はDWAが45%、パートナー企業は55%で[5]、DWAからの出資額は3億5000万ドル[6]。
2016年1月29日には、DWAとの共同で手掛けた初の長編アニメ作品『カンフー・パンダ3』が公開されたが興行的に振るわず、同社はアニメーターを40人ほどリストラしている[3]。
2018年2月1日、チャイナ・メディア・キャピタルが同社の完全な所有権を取得したことにより、現社名となる[4]。CEOに就任したフランク・ジュウは今後の方針として、海外向けの長編アニメ映画を「年に1~2作品」のペースで制作することを明らかにしている[7]。また、同年6月14日には、香港の俳優・映画監督のチャウ・シンチーと共に『西遊記』を題材にした長編アニメ作品の製作を手掛けることが報じられた[8]。同作はのちに『モンキー・キング』として2023年8月にNetflixにて配信されている[9]。
2021年12月2日、パール・スタジオは今後の戦略として、ヤングアダルト層に向けたコンテンツへ注力することを掲げ、その一環として企画中の長編アニメ3作品が発表された。また、これと同時に動画配信サービスやインタラクティブメディアなど新たなコンテンツ配給網の開拓や、世界各地のアニメ業界の団体と連携した独自の人材育成プログラムを開始することを発表している。このプログラムはドリームフレーム(Dream Frame)と呼ばれ、開発中の長編アニメ作品、完成済みの短編アニメ作品、その他アニメ関係者を対象とした応募作品の3部門からなるコンペティションを開催し、受賞者には制作資金を援助するなどのサポートを行うとしている[10][11]。
2023年現在、公式サイトが閉鎖されており、同社の活動が確認できない状態にある。
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作品
長編
- 製作
- 追加の制作作業
※すべてドリームワークス・アニメーション制作
テレビ番組
企画中
- 長編
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中国国内への配給
※すべてドリームワークス・アニメーション制作
脚注
外部リンク
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