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ミクロス・イマージュ
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ミクロス・イマージュ(Mikros Image)は、VFX、ポストプロダクション、CGアニメーションの制作を専門とするフランスの企業。パリにある本社の他、ロサンゼルス、ロンドン、モントリオール、バンガロールに制作拠点を構えている[5]。
2021年にVFXおよびポストプロダクションの事業を終了し、以降はCGアニメーション制作を主な事業としている。
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歴史
1985年にモーリス・プロストにより設立[6]。
2008年から2010年にかけて、ベルギーに2つの支社(ブリュッセルとリエージュ)、ルクセンブルクに子会社LFXを設立した[7]。また、2010年は同社が制作した初のアニメ作品となる短編映画「Logorama」が第82回アカデミー賞において短編アニメ賞を受賞している年でもある[8][9][10]。
2011年にはカナダにモントリオール支社、2012年にはパリ北西部ルヴァロワ=ペレに長編アニメ専門のスタジオを設立[11][12]。
2015年、同社の親会社であったイタリアのメディア企業Mediacontech社がテクニカラー社(現ヴァンティヴァ)との間でミクロス・イマージュの買収に関する契約を締結したことで、テクニカラー傘下となる[13][14][15]。
2016年には同社が制作に参加した「リトルプリンス 星の王子さまと私」が、第41回セザール賞においてアニメ映画賞を受賞[16][17]。
2017年には同じテクニカラー傘下であるイギリスのVFX会社ムービング・ピクチャー・カンパニー(以下MPC)と広告関連業務を統合し、現地企業ミクロスMPC・アドバタイジング(以下ミクロスMPC)を設立した[18][19]。
2021年にはテクニカラーがグローバルVFX部門として新設したテクニカラー・クリエイティブ・スタジオ(現テクニカラー・グループ)の下に統合された他[20]、MPCとの業務提携により映画およびテレビドラマ部門がMPCの下に統合[21]。2022年にはテクニカラーによる組織再編によりミクロスMPCが同じテクニカラー傘下のザ・ミル社(The Mill)の下に統合された[22]。これによりミクロス・イマージュは事実上VFXおよびポストプロダクション事業を手放すこととなった。
アニメーション部門の統合
2021年、テクニカラーはミクロス・イマージュの長編アニメ部門と自社傘下のアニメ制作会社であるテクニカラー・アニメーション・プロダクションズ(Technicolor Animation Productions)をミクロス・アニメーション(Mikros Animation)のブランドの下に統合。元20世紀フォックス・アニメーション(現20世紀アニメーション)共同社長のアンドレア・ミロロ(Andrea Miloro)が代表に就任した[23][24]。
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主な作品
要約
視点
※IMDbの情報[25]および会社サイト[26]より引用。邦題のある作品のみを記載。
- 長編
- テレビアニメ
- 2016年:アバローのプリンセス エレナ Elena of Avalor
- 2018年:ボス・ベイビー: ビジネスは赤ちゃんにおまかせ! The Boss Baby: Back in Business
- 2019年:ワイルド・スピード/スパイ・レーサー Fast & Furious: Spy Racers
- 2022年:カンフー・パンダ: 龍の戦士たち Kung Fu Panda: The Dragon Knight
- 短編
- 2009年:Logorama
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参加作品 (VFX・ポストプロダクション)
要約
視点
※IMDbの情報を参照[29][30]。また、邦題のある作品のみを記載。
映画
- 1999年~2009年
- 2010年~2019年
- 2020年~2021年
テレビドラマ
- 2020年~2021年:イントゥ・ザ・ナイト Into the Night
- 2021年:密売人 Caïd
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脚注
外部リンク
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