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フアン・ミゲル・エチェバリア

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フアン・ミゲル・エチェバリア
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フアン・ミゲル・エチェバリア(Juan Miguel Echevarría、1998年8月11日 - )は、キューバカマグエイ出身の男子陸上競技選手。専門は走幅跳。自己ベストは8m68cmでキューバ歴代2位、世界歴代11位である。世界室内陸上競技選手権大会の優勝者。2020年東京オリンピック銀メダリスト。

概要 フアン・ミゲル・エチェバリア, 選手情報 ...
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経歴

2018年以前

2015年7月にコロンビアカリで開催された世界ユース陸上競技選手権大会走幅跳に4位入賞すると、同年にカナダエドモントンでのパン・アメリカン・ジュニア陸上競技選手権大会英語版で 7m76cm を記録、当時16歳で金メダルに輝いた。2016年にはポーランドブィドゴシュチュで開催された世界U20陸上競技選手権大会に出場、予選では当時の自己ベストとなる 7m89cm を記録したものの、決勝では5位に終わりメダル獲得を逃した。

2017年7月14日ミーティング・デ・アトレティスモ・マドリード英語版で自己ベストを 8m28cm(風速 +0.2m)に伸ばす。この年イギリスロンドンで開催された世界陸上選手権大会英語版陸上競技キューバ代表として出場するが、7m86cm から記録を伸ばすことができず予選落ちとなった。

2018年

2018年2月11日フランスメスでの大会で 8m34cm を記録すると、3月2日にはイギリスバーミンガムで行われた世界室内陸上競技選手権大会での試技5回目で 8m46cm を跳び優勝。ルヴォ・マニョンガ (8m44cm)、マーキーズ・デンディ英語版 (8m40cm) の持つ記録を上回った[1][2]

その後3月17日に出身地のキューバ、カマグエイで行われた大会では 8m40cm を跳躍[3]3月31日イタリアローマで開催された2018年ゴールデンガラ英語版では先述のルヴォ・マニョンガに敗れたものの、屋外での自己ベストを 8m53cm まで伸ばした。

6月10日IAAFダイヤモンドリーグの第6戦となるDNガランスウェーデンストックホルムで開催。ストックホルム国際、バウハウス・ガランとも)に出場。最終跳躍となる6回目の試技で記録された跳躍距離は 8m83cm で[4]、この距離を上回る跳躍は1994年以来約14年間達成されておらず、世界4位・キューバ新記録となりうる跳躍距離であった。この記録は風速が +2.1m であったため追い風参考記録とされたが[4][5]追い風参考記録を含めた世界第6位の 8m74cm を上回る第5位の記録となった。エチェバリアはこの記録を19歳で達成した。この大会後、次の目標がマイク・パウエルの持つ1991年樹立の世界記録 8m95cm になったとされる[6]

6月13日チェコオストラヴァでの大会で再びルヴォ・マニョンガを破る。この時は有効試技3回で自己ベストを 8m66cm へ伸ばし、エチェバリアは屋外記録で世界10位となった[7]

6月30日ドイツバート・ランゲンザルツァ英語版での大会で 8m68cm(風速 +1.7m)を記録、自己ベストを塗り替えた[8]

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自己ベスト

以下の記録は国際陸上競技連盟による公式プロフィールを出典とする[9]

さらに見る 種目, 記録 ...

年次ベスト

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2017年のワールドカップにて

以下の記録は国際陸上競技連盟による公式プロフィールを出典とする[9]

西暦 記録 風速 大会開催場所 備考
2014年 7m47cm  キューバ
2015年 8m05cm  キューバ
2016年 7m96cm +0.8  キューバ
2017年 8m28cm +0.8 スペインの旗 スペイン マドリード
2018年 8m68cm +1.7 ドイツの旗 ドイツ バート・ランゲンザルツァ英語版 世界歴代10位
2019年 8m65cm ‐0.5 スイスの旗 スイス チューリッヒ
2020年 8m41cm 0.0 マドリード 室内記録
2021年 8m50cm +0.2 Olympic Stadium, Tokyo (JPN)

脚注

外部リンク

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