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プライムタイム・エミー賞 ボイスオーバー・パフォーマンス賞

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プライムタイム・エミー賞 ボイスオーバー・パフォーマンス賞(プライムタイム・エミーしょう ボイスオーバー・パフォーマンスしょう)は、米国テレビ芸術科学アカデミーから与えられるプライムタイム・エミー賞のうち、クリエイティブ・アワードに分類される賞である。

「シリーズ番組および特別番組において、単発・連続で、声を当てた」人物に対して贈られる賞であり[1]、1992年より前、声優はエミー賞の男優賞および女優賞でノミネートされていた[2]。 1992年になって初めてこの部門ができた際、『ザ・シンプソンズ』のキャストのうち6名が共同で受賞した。 1992年から2008年までこの賞は審査賞だったため、ノミネートがなく、複数の人間が受賞するか受賞者なしかのどちらかだった。2009年、この部門はカテゴリー・アワードになり、5人がノミネートされた。 アニメに出た声優が受賞することが多いが、キース・デイヴィッドは実写作品のナレーターとして2005年と2008年に受賞している。なお、1996年と2007年には受賞者は出なかった[3]

『ザ・シンプソンズ』は8名の声優が受賞し、この部門で受賞したエミー賞の数は14である。その中でも、ダン・カステラネタは4度、ハンク・アザリアは3度受賞している。なお、フォックスはこのほかにもエミー賞を受賞した番組があり、チャンネルでみると、27回ノミネートされたうち、17回受賞を果たしている。また、シンプソンズ以外の人物では、ジャネット・デュボワとキース・デイヴィッドが2度ずつ受賞している。

キャラクターを演じる仕事とナレーションの仕事は大きく違うという考えがテレビ業界で強まったため[4] 、2014年の第66回プライムタイム・エミー賞から本部門は、ナレーション部門(Narrator) と声優部門(Character Voice-Over Performance)の二つに分割された。 本項では、これら二つの賞についても解説する。

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ルール

多くのエミー賞の部門では、候補者の中から受賞者を選ぶのに対し、この賞は審査によって受賞者がきめられた。候補者は、米国テレビ芸術科学アカデミーに、自身がかかわったシーンとそのシーンのクレジットを見てもらう。候補者は1つの編集された回と、キャラクターがしゃべっている場面を収めたDVDを持ってくることになっている。提出する映像は30分以下の番組では5分まで、30分を超える番組の場合は10分までの長さに編集しなければならない[1]。 2007年以前はそれぞれ10分まで、15分までと規定されていた[5]

過半数を得た候補者は第2審査に入る。この審査において満場一致式で受賞者が決まるが、12人のうち審査委員長を除く全員は否定票を入れてもよい[1]

2009年から選出方式が審査からノミネーションに変更され、ノミネートされた5人のうち1名が受賞した[6]

受賞者(1992–2008)

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ノミネート・受賞 (2009年–2013年)

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受賞・ノミネート(2014年以降)

ナレーション部門

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声優部門

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脚注

外部リンク

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