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リーアム・ニーソン
北アイランドの俳優 (1952-) ウィキペディアから
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リーアム・ニーソン(Liam Neeson, 1952年6月7日 - )は、北アイルランド出身の俳優。
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生い立ち
北アイルランドのアントリム県出身。父親のバーナード・ニーソンはカトリック系の小学校の管理人、母親のキャサリン(旧姓ブラウン)は調理師[1]。4人兄弟の3番目[2]。9歳の時からボクシングをはじめる[3]。1971年にクイーンズ大学ベルファストに入学するが、演劇に興味を持ち中退[4]。ビール工場や助建築家、アマチュアのボクサーを経て、2年間ベルファストの劇団で演技を学ぶ。
キャリア
ダブリンのアビー・シアターの一員になり、舞台俳優としてキャリアをスタートさせる。映画監督ジョン・ブアマンに見出されて、1981年に『エクスカリバー』で映画デビューを果たした。
1993年公開のスティーヴン・スピルバーグ監督映画『シンドラーのリスト』でオスカー・シンドラーを演じてアカデミー主演男優賞にノミネートされた。また、同年には『アンナ・クリスティ』でブロードウェイデビューを果たし、トニー賞にノミネートされる。1996年公開の『マイケル・コリンズ』でマイケル・コリンズを演じてヴェネツィア国際映画祭 男優賞を受賞。
1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではジェダイマスターのクワイ=ガン・ジンを演じた。
2010年には再びスピルバーグとタッグを組み、エイブラハム・リンカーンを演じることが決まっていたが、このプロジェクトは時間がかかり過ぎ、「58歳になった自分が56歳で死去したリンカーンを演じるのはふさわしくない」と降板を決意した[5]。なお、その後制作されたスピルバーグ監督映画『リンカーン』(2012年上映)では、主役のリンカーン役はダニエル・デイ=ルイスが務めている。
2015年、スパイクテレビ主催のガイズ・チョイス・アワードで「ビゲスト・アス・キッカー(最もタフな男)」賞を受賞 [6]。
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私生活
1994年に『ネル』で共演したナターシャ・リチャードソンと結婚。1995年に長男(マイケル・リチャード・アントニオ)、1996年に次男(ダニエル・ジャック)が誕生。
1999年にそれまでの功績が称えられ、イギリス王室よりOBEが授与された。
2008年8月にテレビ番組『グッド・モーニング・アメリカ』にて、アメリカ合衆国の市民権を取得したことを明かした[7]。「いまでもアイリッシュとしての誇りを持ち続けているが、アメリカの市民権を獲得したことも、とても誇りに思っている。」と語っている。
妻のナターシャ・リチャードソンは、2009年3月16日にカナダ・モントリオールのスキー場でスキー中に転倒した。帰宅後、彼女は激しい頭痛を訴え、ニューヨーク市内の病院に入院した。その後、昏睡状態になり脳死状態になった[8]。2日後の18日、事故前の本人の希望に従い、人工呼吸器を含めた全ての生命維持装置が取り外され、彼女は45歳でニューヨーク市内の病院にて死去した[9]。おしどり夫婦として有名だったため突然の訃報に各国のメディアがこぞって報道し、葬儀の時、哀しみに打ちひしがれて義母ヴァネッサ・レッドグレイヴに支えられながら歩く様子が撮影された。
フィルモグラフィ
要約
視点
※役名の太字表記は主演。
映画
劇場公開映画
テレビ映画
WEB配信映画
テレビシリーズ
ゲーム
- Fallout 3(2008年)
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日本語吹き替え
主に担当しているのは、以下の人物である[10]。
- 津嘉山正種
- 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のクワイ=ガン・ジン役で初担当。担当回数は最も多く、同作をはじめニーソンが出演した『スター・ウォーズ』シリーズは全作品を吹き替えているほか、声のみの出演であった『ナルニア国物語』のアスラン役なども担当し、ニーソンの吹替声優として知られている[11]。
- 石塚運昇
- 『96時間』で初担当。以降、同シリーズをはじめとしてカメオ出演の『テッド2』や[12]声とモーションピクチャーのみの出演であった『怪物はささやく』などでもニーソンの吹き替えを務め、2018年に亡くなるまで大半の作品を担当し、専属に近い形となっていた。石塚とニーソンはほぼ同い歳であったことから「生理的にも合っていたのではないか」と分析する声もあり、同業者間での評価や人気も高く[13]、ニーソンのファンを公言しており『バットマン ビギンズ』(フジテレビ版)にて吹き替え経験がある若本規夫は過去にリーアムの主演する『96時間』シリーズを吹き替えたいと関係者に直談判するも、石塚によるニーソンの定着を理由に断られたことがあることを明かしている[14]。
- 谷昌樹
- 『トレイン・ミッション』で初めて担当して以降、近年のニーソンの吹き替えを多く担当するようになり[15]、現在では馴染みのある配役として定着している[16]。また、そのほかにも上述の石塚の持ち役を多く引き継いでいる。
- 大塚明夫
- 『嵐の中で輝いて』(機内上映版)で初担当。『マイケル・コリンズ』などキャリア初期の作品が中心だったが、ニーソンの映画出演100作目となる『探偵マーロウ』をはじめ、近年の登板が増えている[17]。『タイタンの戦い』(テレビ朝日版)で登板した際は「今後のフィックスになるのでは」と評されたこともあったほか[18]、自身のSNSでは『96時間』を担当できなかったことが心残りであったと述べている[19]。
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脚注
外部リンク
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