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ボヤージュ・オブ・タイム

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ボヤージュ・オブ・タイム』(Voyage of Time)は、テレンス・マリック監督・脚本による2016年アメリカ合衆国IMAXドキュメンタリー映画である。宇宙の誕生と死を探求する内容であり[1]、40年以上にわたって取り組んできた「私の最大の夢のひとつ」と説明している[2][3]

概要 ボヤージュ・オブ・タイム, 監督 ...

映画はブラッド・ピットがナレーターを務めた40分のIMAX版とケイト・ブランシェットがナレーターを務めた35mmの全長版の2つが公開される[4]。全長版は第73回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、金獅子賞を争った[5]。IMAX版は2016年10月7日より北米公開された[6][7]

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キャスト

製作

企画

『ボヤージュ・オブ・タイム』の起源は地球の生命を探求する映画『Q』の企画をマリックがパラマウントで始めた1970年代まで遡る[10]。パラマウントで製作が始まった際の予算は100万ドルであった[10]。その後マリックはプロジェクトから離れ、『Q』の要素と映像は後に『ツリー・オブ・ライフ』(2011年)と『ボヤージュ・オブ・タイム』に流用されることとなった[10]。2009年にブラッド・ピットがナレーターを務めること明かされ、さらに2014年にはケイト・ブランシェットが加わった[11][12]。また2011年にはエマ・トンプソンが加わって録音したが、彼女のナレーションが完成品に使われているかは不明である[13]

撮影

『ボヤージュ・オブ・タイム』の撮影は世界各所で行われた。2014年に行われたカンヌ国際映画祭でのマーケット・スクリーニングでマリックとプロデューサーたちはアメリカ合衆国南西部ハワイアイスランドモントレーチリパラオソロモン諸島パプアニューギニアなどで撮影された映像を上映した[14]

ポストプロダクション

視覚効果スーパーバイザーはダン・グラス、コンサルタントはダグラス・トランブルが務める[15][16]

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公開

2015年2月、ブロード・グリーン・ピクチャーズ英語版が配給権を獲得した[17]。全長版のプレミアはヴェネツィア国際映画祭で行われ[5]、またトロント国際映画祭でも上映された[18]。2016年10月7日にIMAX上映が始まった[19][20]

日本では2016年12月、2017年3月より90分の全長版がギャガの配給で公開されると発表された[21]

評価

IMAX版はRotten Tomatoesで25人の批評家から92%、Metacriticで11人の批評家から77/100を獲得している[22][23]

全長版はRotten Tomatoesで20人の批評家から65%、Metacriticで10人の批評家から68/100の値を獲得している[24][25]

参考文献

外部リンク

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