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中谷美紀

日本の女優、歌手 (1976-) ウィキペディアから

中谷美紀
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中谷 美紀(なかたに みき、1976年1月12日 - )は、日本女優歌手東京都出身。クリエートジャパンエージェンシースターダストプロモーション[3]を経て、個人事務所・ジーアールプロモーション所属[4]。夫はドイツ出身のビオラ奏者・ティロ・フェヒナー[5][6]

概要 なかたに みき 中谷 美紀, 本名 ...
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来歴

要約
視点

1991年テレビ朝日系バラエティ番組『桜っ子クラブ』内のコーナー「となりのマブ子ちゃん大賞」をきっかけにユニット「KEY WEST CLUB」を結成しCDデビュー。女性アイドルグループ「桜っ子クラブさくら組」のメンバーとして活動した。

1993年、テレビドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ)で女優デビュー。その後は、多くのテレビドラマや映画、さらに日本石油のCM出演で知られるようになった。同年にビーイング長戸大幸プロデュースでソロシングル「あなたがわからない」をリリースする。

1996年、ミュージシャン・坂本龍一プロデュースによるシングル「MIND CIRCUS」をリリースし、3年ぶりに歌手活動を再開。翌1997年3月には、“中谷美紀 with 坂本龍一”名義で発売した「砂の果実」が初のオリコンシングルチャートトップ10入りとなり、33万枚を売り上げた。

1998年1999年に、ホラー映画の『リング』『リング2』の高野舞役で話題となり、1999年、自身初の主演テレビドラマ『ケイゾク』(TBS)が放送され、以降『壬生義士伝』『約三十の嘘』『ゼロの焦点』などに出演する。

2004年から翌年にかけては、女性雑誌 『anan』(マガジンハウス)に初の連載エッセイ 『男子禁制!?』を執筆した[注 1]。また、インド一人旅の旅行記、『インド旅行記』(幻冬舎文庫)も2006年から出版している。

2005年には、映画 『電車男』に出演し、ヒロイン「エルメス」役を演じた。この映画の原作となった小説 『電車男』には、「エルメスは中谷美紀に似ている」という記述があることにより、実写化においても中谷がエルメス役を演じることになったという経緯があり、中谷の出演歴中でも珍しい純愛物といえる本作は、当初の予想を上回るロングヒットとなった。

2007年、前年の主演映画『嫌われ松子の一生』の演技が評価され、第30回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞[7]

2011年、舞台『猟銃』で初舞台にして1人3役に挑んだ。オーディションでは全く受かると思っていなかったため、ノーメイクとラフなパンツスタイルで挑んだが[8]、合格する。その演技は「初舞台と思えないほどの台詞のクリアさにまず驚かされた」とフレッシュさが称賛され[9]、第46回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。

2014年大河ドラマ軍師官兵衛』(NHK)に黒田光役でヒロインとして出演、中谷は当時30代だったが、黒田の10代の頃から演じた。

2015年7月31日にスターダストプロモーションを退社し、個人事務所・ジーアールプロモーションを設立した[4]

2018年11月26日ドイツ出身でウィーン国立歌劇場管弦楽団ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ビオラ奏者を務めるティロ・フェヒナーと国際結婚したことを明らかにした[5]

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人物・エピソード

JIN-仁-』(TBS)で共演して以来綾瀬はるかと親交がある[10]

正統派和風美人と称されるなど、着物姿の凛とした美しさに定評があり、CM・ドラマ・映画・雑誌と着物姿を披露する機会が多い。本人も着物が好きで、「着物を着ると背筋が伸びて身が引き締まりますね」と語っている[11]。着物を選ぶポイントとして、「あえてシンプルな着物を着るようにしている」と話している。能筆であることでも有名であり、結婚発表の直筆コメントなどでもその達筆ぶりを披露している[12]

英語、フランス語を流暢に話す[13][14]

ドイツ人の夫フェヒナーとの馴れ初めについて、メディアで以下の出来事を語っている[15][16][17]。あるしゃぶしゃぶ店で、フェヒナーを含む3人の外国人が中谷の隣の席で食事をしていた際(このとき店内には中谷1人とこの外国人ら3人の2組しかいなかった)、中谷の携帯電話が鳴ったことで、中谷はフェヒナーらへ謝罪。そこからたまたま会話が弾み、彼らと相席した。その日はそこでお互いの連絡先を交換しただけで別れるも、後日、フェヒナーから「金沢に行くため、美味しい寿司屋を教えてほしい」と言われ、中谷は金沢の店を紹介した。しかしこれが中谷の聞き間違いで、正しくは「金沢」ではなく「軽井沢」であったことがその後判明。申し訳なさから、中谷は寿司をご馳走することを約束した。このようにいろいろな偶然が重なって再会し、親交が深まって結婚に至ったという。

海外生活のため40歳で運転免許取得、ヨーロッパの速度制限の無いところで100キロくらいまで出せるようになる[18][19]

一年の半分をオーストリアザルツブルクでの田舎暮らし。朝から、掃除、洗濯、料理、買い物、ドイツ語の学習、自宅の庭仕事、草むしり。 自身は夫婦別姓を貫き、「漢字の名前と日本人のアイデンティティーを守りたい。現地の銀行で漢字のサインを『なんてきれいなの』と褒められた」と日本の美を大切にしている[20]

血糖調節異常と診断され、「万が一おにぎりなどを口にしようものならたちまち血糖値が乱高下」すると明かしており[21]糖質制限をしている。

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受賞歴

映画

舞台

テレビドラマ

その他

出演

要約
視点

太字主演

テレビドラマ

DVD

配信ドラマ

映画

舞台

コンサート

CM

テレビアニメ

ドキュメンタリー番組

  • ETV特集HIVと生きる」(2010年7月4日、NHK教育) - ナレーション
  • ヒューマンドキュメンタリー 「99歳の詩人 心を救う言葉」(2010年12月31日、NHK) - ナレーション
  • 歴史スペシャル 「揺るぎなき先人 〜茶聖 千利休〜」(2010年12月31日、テレビ大阪製作・テレビ東京系) - ナレーション
  • 春高バレーコーチングキャラバン『本気の花を咲かせよう』214日間の絆(2011年1月4日、フジテレビ) - ナレーション
  • 若冲ミラクルワールド(2011年4月25日 - 28日、全4回、NHK BSプレミアム) - ナレーション
  • パリで逢いましょう(2012年4月6日 - 2013年9月27日、BS日テレ) - ナレーション ※第12回フランス・ルポルタージュ大賞テレビ部門受賞
  • ノンフィクションW 「ボーダレスであること 〜ファッション界の鬼才 ニコラ・フォルミケッティ〜」(2012年4月27日、WOWOW) - ナレーション
  • ザ・ノンフィクション 「倒産ピエロ 〜夢の終わり。そして…〜」(2012年7月8日、フジテレビ) - ナレーション
  • 旅のチカラ 「イルカを極める 〜宮田亮平 バハマ〜」(2012年8月30日、NHK BSプレミアム) - ナレーション
  • 中谷美紀 日本ノ宝、見ツケマシタ(2012年11月3日、10日、NHK BSプレミアム) - ナビゲーター
  • 中谷美紀 トルコ紀行 天才建築家 シナンが遺した奇跡(2013年3月23日、BS日テレ) - ナビゲーター
  • 特別番組 憲法草案秘話 22歳の涙が生んだ"男女平等"(2013年5月3日、TwellV) - ナレーション
  • 日曜美術館 「中谷美紀が行く“アートの旅” 〜瀬戸内・直島編〜」(2013年5月19日、NHK Eテレ) - ナビゲーター
  • ドキュメント20min. 「さよなら、ココ 〜いのちと向き合う大学生〜」(2014年1月4日、NHK) - ナレーション
  • ヒューマンアート紀行 中谷美紀 パリ、鎌倉へ 〜歩み続けるアーティストたち〜 (2015年5月2日、BSフジ) - ナビゲーター
  • ノンフィクションW 「フランス料理人 高山英紀 和の心で世界に仕掛ける“ボキューズ・ドール”奮闘記」(2015年9月24日、WOWOW) - ナレーション
  • ザ・プレミアム「風神雷神図を描いた男 天才絵師・俵屋宗達の正体」(2015年10月31日、NHK BSプレミアム) - ナビゲーター
  • ノンフィクションW 「カメラを持ったミューズ 〜インド映画撮影監督・中原圭子〜」(2017年6月18日、WOWOW) - ナレーション
  • 中谷美紀 ベルギーらしさとの出会い(2017年9月23日、BS朝日) - ナビゲーター
  • この愛に生きて〜ヤン・リーピンが泣いた日〜(2018年11月18日、BS-TBS) - ナレーション
  • BS1スペシャル「必ず よみがえる〜魂のオーケストラ 1年半の闘い〜」(2021年9月15日、NHK BS1) - ナレーション[62]
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その他


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ディスコグラフィ

要約
視点

KEY WEST CLUBとしての楽曲は「KEY WEST CLUB#ディスコグラフィー」を参照。

桜っ子クラブさくら組としての楽曲は「桜っ子クラブ#ディスコグラフィー」を参照。

シングル

さらに見る #, 発売日 ...

アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

映像作品

さらに見る #, 発売日 ...

※「あなたがわからない」「クロニック・ラヴ」「フロンティア」もMusic Video(PV)が制作されているが、未発売となっている。

参加作品

  • スムーチー』(Smoochy)(1995年)
    • 「愛してる、愛してない」中谷美紀と坂本龍一のデュエット曲、1995年10月20日に発売された坂本龍一のオリジナルアルバムに収録。
  • 『力道山 Original Sound Track』(2006年)
    • 「Aya’s Song」中谷美紀によるヴォーカル曲。2006年3月全国公開作。映画 『力道山』のサントラ・アルバムに収録。
  • 映画 『嫌われ松子の一生』 サウンドトラック』(2006年)
    • 「Happy Wednesday」「まげてのばして」[74]
    • 自身主演映画、2曲参加。中谷自身が楽曲を発売するのは5年振りとなった。
  • 『にほんのうた 第一集』(2007年)
    • ちいさい秋みつけた(坂本龍一+中谷美紀)」
    • 5年振りに坂本龍一と共演、現在この楽曲が中谷美紀+坂本龍一の最後の音楽作品になっている。
  • 映画 『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』(2010年)

CMソング

  • (タイトル不明) 明治製菓「ポルテ」(1997年10月 - 1998年1月)
    • 作詞、作曲:アイイチロウ ※未発売
  • フェティシュ(CM Version) 明治製菓「ポルテ」(1998年10月 - 1999年1月)
    • 作詞:アイイチロウ/作曲&プロデュース:坂本龍一※CDとは別歌詞、別アレンジ。このヴァージョンは未発売となっている。
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書籍

  • だぁれも知らない。〈中谷美紀 絵と文〉(2002年8月、小学館文庫ISBN 978-4-09-419028-1
  • ないものねだり(2006年1月、マガジンハウスISBN 978-4-8387-1642-5 / 2008年2月4日、幻冬舎文庫ISBN 978-4-344-41088-6
  • 嫌われ松子の一年(2006年5月、ぴあISBN 978-4-8356-1626-1
  • インド旅行記(幻冬舎文庫)
    1. 北インド編(2006年8月1日、ISBN 978-4-344-40833-3
    2. 南インド編(2006年10月6日、ISBN 978-4-344-40856-2
    3. 東・西インド編(2006年12月6日、ISBN 978-4-344-40877-7
    4. 写真編(2008年8月7日、ISBN 978-4-344-41178-4
  • 自虐の詩日記(2007年9月26日、幻冬舎文庫、ISBN 978-4-344-41014-5

写真集

関連書籍

  • 蜷川実花『Sugar and spice』(2000年12月、河出書房新社ISBN 978-4-309-26443-1) - 写真モデル
  • 原健『処女航海』(2001年10月、幻冬舎、ISBN 978-4-344-00124-4) - 〈中谷美紀 絵〉 装画「黒」口絵「白」
  • 拝啓愛しき人へ 著名人が書いた最愛の人への手紙(2007年6月、マガジンハウス、ISBN 978-4-8387-1778-1) - 〈中谷美紀 文〉「拝啓 麻里様」
  • 鶴田直樹『19 Rooms』(2009年11月、赤々舎、ISBN 978-4-903545-51-6) - 写真モデル
  • 清川あさみ『美女採集』(2012年4月、講談社ISBN 978-4-06-217729-0) - 〈中谷美紀 モデル〉「中谷美紀×トキ」

連載エッセイ

  • 『さすらい人のひとりごと』(2024年6月号 - 、SIGNATURE)(写真も)
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作品

脚注

外部リンク

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