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ポール・シュレイダー

アメリカ合衆国の映画監督、脚本家 ウィキペディアから

ポール・シュレイダー
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ポール・シュレイダー(Paul Schrader、1946年7月22日 - )は、アメリカ合衆国映画評論家脚本家映画監督ミシガン州出身。小津安二郎三島由紀夫などに影響を受けるなど、大の親日家として知られ、知的な作風が特徴。ドイツ系アメリカ人およびオランダ系の血を引く。

同志社大学で講師を務めたレナード・シュレイダーは実兄。妻は女優メアリー・ベス・ハート

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経歴

極めて厳格なカルヴィン主義者の家庭に生まれ育ったため、生まれてからの長い間、映画を観ることを禁止された[1]。18歳の時に初めて観た映画に感化されて以降、映画にのめり込む[1]コロンビア大学UCLAで映画を専攻、小津安二郎ロベール・ブレッソンカール・テオドア・ドライヤーなどの映画に傾倒する[1]。映画評論家として活動後、1974年の映画『ザ・ヤクザ』で脚本家デビューする。続いて脚本を担当した『タクシードライバー』において監督マーティン・スコセッシおよび主演のロバート・デ・ニーロのゴールデントリオを確立。『ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども』以降、『アメリカン・ジゴロ』といった作品では監督としても映画製作に携わる。特に1985年の映画『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』(日本未公開)では、カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞し、高い評価を得た。21世紀に入っても精力的に活動し、2018年には『魂のゆくえ』でアカデミー脚本賞にノミネートされ、人生初のオスカー候補者となった。

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フィルモグラフィー

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出演作品

著書

  • Transcendental Style in Film: Ozu, Bresson, Dreyer. Paul Schrader 1972/2/1
    • 『聖なる映画 : 小津/ブレッソン/ドライヤー』ポール・シュレイダー 著,山本喜久男 訳 フィルム・アート社 1981.2

脚注

外部リンク

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