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モーツァルトの交響曲

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モーツァルトの交響曲では、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト交響曲を作品リストにし、番号の付いていない作品について述べる(番号付きの交響曲については楽曲の項目を参照)。

交響曲の一覧

要約
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総覧

さらに見る K., K6. ...

番号付き

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番号なし(偽作など)

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その他

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楽曲解説

要約
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ここでは交響曲に番号が与えられていない作品を中心に解説する。偽作、及び疑作なども含む(第1番から第41番までの交響曲に関しては各項目を参照)。

交響曲 ハ長調 K. Anh. 222 (19b)

1765年に作曲された最初期の交響曲。旅行中に滞在したロンドンで5曲の交響曲を作曲したが、これは同地で作曲された作品である。楽譜は紛失しているが、その冒頭の主題が現存する。

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交響曲 ヘ長調 K. Anh. 223 (19a)

交響曲K.19aを参照。

交響曲 ト長調 K. Anh. 221 (45a)『旧ランバッハ』

交響曲K.45aを参照。

交響曲 変ロ長調 K. Anh. 214 (45b)

1768年頃にザルツブルク作曲された交響曲。自筆譜、及び作品に関する資料が存在しないため、正確な年代や真偽については不明である。「第55番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ
    変ロ長調、4分の3拍子、ソナタ形式
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  • 第2楽章 アンダンテ
    変ホ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。
  • 第3楽章 メヌエット - トリオ
    変ロ長調 - ヘ長調、4分の3拍子、複合三部形式
  • 第4楽章 アレグロ
    変ロ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。

交響曲 ヘ長調 K. 75

1771年頃にザルツブルクで作曲された交響曲。自筆譜、及び作品に関する資料が存在せず、作風からモーツァルトとは言い難く、また偽作・真作とも言えないため疑作とみなされている。「第42番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ
    ヘ長調、4分の3拍子、ソナタ形式。
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  • 第2楽章 メヌエット - トリオ
    ヘ長調 - 変ロ長調、4分の3拍子、複合三部形式。
  • 第3楽章 アンダンティーノ
    変ロ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。
  • 第4楽章 アレグロ
    ヘ長調、8分の3拍子、ソナタ形式。

交響曲 ヘ長調 K. 76 (42a)

1767年ウィーンで作曲された交響曲。自筆譜が現存せず、モーツァルトの作品かどうかも疑いがかけられている。「第43番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
    ヘ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
    Thumb
  • 第2楽章 アンダンテ
    変ロ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。
  • 第3楽章 メヌエット
    ヘ長調 - ニ短調、4分の3拍子、複合三部形式。
  • 第4楽章 アレグロ
    ヘ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。

交響曲 ニ長調 K. 81 (73l)

1775年以前にローマで作曲されたとされる交響曲。真作または父レオポルトの作と考えられているが不明な点が多い。「第44番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ
    ニ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
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  • 第2楽章 アンダンテ
    ト長調、4分の2拍子、ソナタ形式。
  • 第3楽章 アレグロ・モルト
    ニ長調、8分の3拍子、ソナタ形式。

交響曲 ニ長調 K. 95 (73n)

1770年頃にローマで作曲されたとされる交響曲。自筆譜、及び作品に関する資料が存在しないため、疑作とみなされている。「第45番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ
    ニ長調、2分の2拍子、ソナタ形式。
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  • 第2楽章 アンダンテ
    ト長調、4分の3拍子、ソナタ形式。
  • 第3楽章 メヌエット - トリオ
    ニ長調 - ニ短調、4分の3拍子、複合三部形式。
  • 第4楽章 アレグロ
    ニ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。

交響曲 変ロ長調 K. Anh.216 (74g/Anh.C 11.03)

1771年頃にザルツブルクで作曲されたとされる交響曲。かつては紛失していたが、20世紀になってから全曲の筆写譜が発見され、1910年に出版された。なお疑作とされているためケッヘル番号では補遺にされている。「第54番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ
    Thumb
  • 第2楽章 アンダンテ
  • 第3楽章 メヌエット - トリオ
  • 第4楽章 アレグロ・モルト

交響曲 ハ長調 K. 96 (111b)

1771年頃にミラノで作曲されたとされる交響曲。自筆譜はなく、ほとんどモーツァルトの作品かは不明である。「第46番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ
    ハ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
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  • 第2楽章 アンダンテ
    ハ短調、8分の6拍子、ソナタ形式。
  • 第3楽章 メヌエット - トリオ
    ハ長調 - ヘ長調、4分の3拍子、複合三部形式。
  • 第4楽章 アレグロ・モルト
    ハ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。

交響曲 ニ長調 K. 97 (73m)

1770年頃にローマで作曲された交響曲。交響曲第11番とひとまとめに作曲されたと推測されていることから、真作の可能性が示唆されている。「第47番」とされることもある。

  • 第1楽章 アレグロ
    ニ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
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  • 第2楽章 アンダンテ
    ト長調、4分の2拍子、ソナタ形式。
  • 第3楽章 メヌエット - トリオ
    ニ長調 - ト長調、4分の3拍子、複合三部形式。
  • 第4楽章 プレスト
    ニ長調、8分の3拍子、ソナタ形式。

管弦楽曲の楽章 K. deest

最初期の1764年または1765年頃にパリで作曲されたとされる管弦楽曲の楽章。断片で全体は16小節のみ現存し、交響曲かどうか判別は不明である。ケッヘル番号は与えられていない。

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