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ハ短調
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ハ短調(ハたんちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、ハ (C) 音を主音とする短調。調号はフラット3箇所 (B, E, A) である。
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音階と和音
赤マスは一般に臨時記号により表される。
和音は上段:自然短音階と旋律的短音階下行形、中段:和声的短音階、下段:旋律的短音階上行形で考えたもの。
ダイアトニック・コードは狭義で自然音階上に成り立つものを指す。
その他のコードネームも実際の楽譜では異名同音的に変えられることがある。
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特徴
短調の作品が少なかった古典派音楽時代においてハ管のトランペットが使える調であることから短調の中でもこの調はニ短調に次いで多く書かれた。交響曲や協奏曲のジャンルではトランペットとティンパニを加えた葬送的な作品が多い。
シャルパンティエはこの調について「陰鬱さとわびしさを表す」と述べている。マッテゾンは「並はずれて愛らしく、同時にまた、悲しい調」と述べている。
モーツァルトのピアノソナタ第14番、ピアノ協奏曲第24番、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、「コリオラン」序曲、ピアノ協奏曲第3番、ピアノソナタ第8番「悲愴」、最後のピアノソナタ第32番、ブラームスの交響曲第1番、ブルックナーの交響曲第8番などの様々な名曲が生まれた。
ハ短調の曲の例
Category:ハ短調を参照。
関連項目
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