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ユリアン・ロイス
ドイツの陸上競技選手 (1988-) ウィキペディアから
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ユリアン・ロイス(Julian Reus、1988年4月29日 ‐ )は、西ドイツ・ハーナウ出身の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒01、室内60mで6秒52の自己ベストを持つ、両種目のドイツ記録保持者。
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経歴
2007年
- 7月、ヨーロッパジュニア選手権男子100m決勝を10秒38(+0.2)で制して金メダルを獲得した。この種目でのドイツ勢の優勝は、1981年大会で東ドイツのトーマス・シュレーダーが優勝して以来26年ぶり、東西ドイツ統一後は初だった。男子200mでは優勝したイギリスのアレキサンダー・ネルソンと0秒04差の2位で優勝を逃したが、ドイツチームの2走を務めた男子4×100mリレーは優勝に貢献し、100mとの2冠を達成した。
2012年
- 6月、ドイツ選手権男子100mは10秒26(+2.7)の3位で優勝を逃したが、男子200mでは20秒58(+1.1)をマークして初優勝を果たした[1]。
- 7月1日、ヨーロッパ選手権男子4×100mリレー決勝でドイツチーム(ロイス、トビアス・ウンガー、アレクサンダー・コセンコー、ルーカス・ヤクシェ)の1走を務め、38秒44をマークしての銀メダル獲得に貢献した。
- 7月27日、100mでドイツ歴代2位の10秒09をマークし、フランク・エンメルマン(10秒06)に次ぐドイツ人2人目の10秒0台を達成した。4×100mリレーではドイツチーム(ロイス、トビアス・ウンガー、アレクサンダー・コセンコー、ルーカス・ヤクシェ)の1走を務め、38秒02のドイツ記録樹立に貢献した。
2013年
- 7月、ドイツ選手権男子100mは予選で10秒17(-0.7)、決勝で10秒14(+0.6)の大会記録(当時)を樹立して初優勝を果たした。男子200mは決勝で20秒36(-0.4)の自己ベスト(当時)をマークして連覇を達成した[2]。
- 8月2日、100mで10秒08(+0.5)の自己ベスト(当時)をマークした。
- 8月、モスクワ世界選手権男子4×100mリレーでドイツチーム(ルーカス・ヤクシェ、スヴェン・クニップハルツ、ロイス、マルティン・ケラー)の3走を務めると、決勝ではドイツ記録(38秒02)に迫る38秒04をマーク。3位のカナダと0秒12差の4位でメダルは逃したものの[3]、東ドイツ時代の1983年ヘルシンキ大会に並ぶ最高順位を記録した。
2014年
2015年
2016年
- 1月29日、60mで6秒53の室内ドイツタイ記録(当時)を樹立し、1988年にSven Matthesがマークした記録に並んだ[10]。
- 2月27-28日、ドイツ室内選手権男子60mで6秒52のドイツ記録を樹立して優勝すると、男子200mではそれまでの自己ベスト(20秒90)を大幅に更新する20秒55をマークして優勝し、スプリント2冠を達成した[11]。
- 6月24日、ゾイレンローダ・ミーティング(Zeulenroda Meeting)男子100mで10秒03(+0.5)をマークし、自身の持つドイツ記録を0秒02更新した[12]。
- 7月29日、100mで自身の持つドイツ記録を0秒02更新する10秒01(+1.8)をマークし、9秒台に肉薄した[13]。
2017年
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人物・エピソード
- 2013年12月にサッカーのガボン代表FWオーバメヤンにスプリント勝負を申し込んで話題となった。オーバメヤンは30mを3秒70で走ったと言われており、これはボルトが達成した100mの世界記録9秒58の30m地点のタイム(3秒78)よりも0秒08速い[15]。オーバメヤンは14日にドイツのスポーツ番組に出演し、3秒70で走ったことを改めて語った。その番組を視聴していたロイスが腹を立て、ボルトよりも速くないことを証明するため、陸上競技の名誉を取り戻すために、メディアを通じて30mのスプリント勝負を申し込んだ[16][17][18]。オーバメヤンも自身のツイッターで勝負に前向きな発言をしていたが、所属するボルシア・ドルトムントが認めなかった[19]。
自己ベスト
記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。
主要大会成績
要約
視点
備考欄の記録は当時のもの
ドイツ選手権
優勝したドイツ選手権 (en) を記載
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脚注
外部リンク
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