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ユーディト・アルント

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ユーディト・アルント
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ユーディト・アルント(Judith Arndt、1976年7月23日- )は、ドイツ、ケーニヒス・ヴシュターハウゼン出身の女子自転車競技選手。

概要 ユーディト・アルントJudith Arndt, 基本情報 ...
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来歴

世界自転車選手権ではロードレーストラックレースの両方で世界一を経験。これ以外にも、数多の実績を誇る名選手であるが、オリンピックについては過去2回、苦い思いを経験している。

2000年シドニーオリンピックロードレースの個人タイムトライアル(ITT)及びトラックレースの個人追い抜き並びにポイントレースに出場。しかし、いずれの種目も優勝候補に挙げられながら、ITTでは7位、個人追い抜きでは予選敗退、ポイントでは5位と、メダル獲得すらならなかった。

2004年アテネオリンピック。個人ロードレースと個人タイムトライアルに出場。個人ロードでは、優勝することになるセーラ・キャリガンオエノーネ・ウッドオーストラリア勢をただ一人最終周回で猛追。最後まで力強い走りを見せ、銀メダルを獲得したが、ゴール通過後、中指を立てる[1]という、挑発的なポーズを見せて後に物議を醸した。一方、その後行われた個人タイムトライアルでは11位に終わった。

アテネオリンピックについてはレース前からドイツ自転車連盟と確執状態が続いていた。その理由は、ルームメイトである、ペトラ・ロスナーを代表から外したことに起因している。中指を立てるというポーズを見せたのも、ドイツ車連に対しての抗議だったと見られている[2]。その後、アルントはこの件に関してドイツ車連に謝罪。その後行われた同年の世界選手権では、ITTでは2位、そして個人ロードでは優勝を果たすことになった。

現在も世界第一線級のロードレース選手として活躍を続けており、2008年UCI女子ロードワールドカップにおいて、初の総合優勝。2011年にはロードレース世界選手権の個人タイムトライアルを制した。

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主な実績

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

  • ドイツの旗 ドイツ選手権・個人タイムトライアル(ITT) 優勝

2002年

  • ドイツの旗 ドイツ選手権・個人ロードレース 優勝
  • ウーマンズ・チャレンジ 総合優勝
  • レッドランズ・バイシクル・クラシック 総合優勝

2003年

2004年

2005年

  • ドイツの旗 ドイツ選手権・個人タイムトライアル(ITT) 優勝
  • Gracia - Orlova 総合優勝
  • ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン 総合優勝

2006年

  • Gracia - Orlova 総合優勝

2007年

  • Gracia - Orlova 総合優勝
  • ツアー・オブ・ニュージーランド 総合優勝
  • テュリンゲン・ルントファールト 総合優勝

2008年

  • UCI女子ロードワールドカップ 総合優勝
  • 世界選手権
    • 個人ロードレース 3位
    • ITT 3位
  • ツール・ド・ロード 総合優勝
  • ル・ツール・デュ・モンレアル 総合優勝
  • テュリンゲン・ルントファールト 総合優勝
  • ジロ・デッラ・トスカーナ 総合優勝

2009年

  • エマクメーン・ビラ 総合優勝

2010年

2011年

2012年

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私生活

1996年からパートナーである自転車競技選手のペトラ・ロスナーライプツィヒで暮らしていた[3]。二人は2005年、翌年シカゴで開催されたゲイゲームズのアンバサダーとなった[4]。その後、元自転車競技選手で弁護士のアンナ・ウィルソン(Anna Millward)との交際が始まり、2012年にメルボルンに移住した。

脚注

外部リンク

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