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アハルゴリ
ジョージアのムツヘタ=ムティアネティ州にある町 ウィキペディアから
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アハルゴリ(グルジア語: ახალგორი)は、ジョージア中東部ムツヘタ=ムティアネティ州の町。同地はジョージアから事実上独立した「南オセチア共和国」の占領下にあり、南オセチア側からはレニンゴル(オセット語: Ленингор)と呼ばれている。これは、同地のソ連時代の名称であるレニンゴリ(ロシア語: Ленингори、グルジア語: ლენინგორი)に基づく。
クサニ川の沿岸、アレヴィ山脈 (ka) 西側の標高800メートルに位置し[2]、トビリシ=サムトレディア線上の駅も存在する[3]。人口は1,033人(2015年南オセチア国勢調査[4])。
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名称
「アハルゴリ」という地名は、グルジア語で「新しい」を意味する「アハル」"ახალ" と「丘・山」を意味する「ゴリ」"გორი" からなる[5]。1934年に[2]、街はウラジーミル・レーニンに敬意を表して「レニンゴリ」[3]ないし「レニンゴル」[6]と改称されたが、1990年9月4日のレニンゴリ地区会議の議決によって「アハルゴリ」に戻された。しかし南オセチア自治州議会の側は、この決定は少数言語の権利を蔑ろにする違法なものである、として改称を否認した[7]。
ロシアの地図作成局が発行する地図においては、この町の名は1999年までは「レニンゴリ」[8]、2000年代初めからは「アハルゴリ」[9]となっている。
経済
1912年のロシア帝国の統計によれば、アハルゴリはチフリス県ドゥシェト郡 (ru) に属する、人口590人のアルメニア人の村とされている[10]。ソビエト連邦時代以前の主要産業は家内制手工業であったが[11]、ソ連時代になるとワイン、フルーツジュースや織物の工場生産も行われるようになった[3]。
ソビエト連邦の崩壊後、2008年に南オセチア紛争が発生するまでは、「ロミシ」醸造所や木材・砕石プラントが主な雇用先となっていた[12]。同年8月にアハルゴリが南オセチア側に制圧されると[13]、街からは大規模なグルジア人の脱出があった[14]。非公式の報道によれば、2009年に「ロミシ」はブランドなしでビールとレモネードの生産を再開したとされる[15]。2010年2月には、「ロミシ」は「アルトン」と改称され、3銘柄のビールの生産を再開した[16]。しかし、直後に「アルトン」は横領や不正操業の疑いを受け、南オセチア検察庁に立件された[17]。
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脚注
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