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ワーナーメディア
かつてのアメリカの多国籍メディア・コングロマリット ウィキペディアから
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ワーナーメディア(Warner Media, LLC)は、かつてのアメリカ合衆国の多国籍マスメディア・エンターテイメント複合企業。ニューヨークの30 ハドソン・ヤードに本社を置いていた。
1990年に タイムとワーナー・コミュニケーションズの合併によりタイム・ワーナー(Time Warner)として設立された。2014年にタイムをスピンオフした。2018年にAT&Tがタイム・ワーナーを約854億ドル(負債含め約1,087億ドル)で買収し、社名をワーナーメディアに変更した。2021年、AT&Tはワーナーメディアをディスカバリー社と合併させ、2022年にワーナー・ブラザース・ディスカバリーが設立した。
映画、テレビ、ケーブル事業を展開し、その資産には、ワーナーメディア・スタジオ&ネットワーク(ターナー・エンターテイメント・ネットワークス、HBO、シネマックスのエンタテインメント資産、およびワーナー・ブラザース・エンターテイメント)、ワーナーメディア・ニュース&スポーツ(CNN、ターナースポーツ、AT&Tスポーツネット、ターナー・ブロードキャスティングのニュースおよびスポーツ関連資産)、ワーナーメディア・セールス・アンド・ディストリビューション(デジタルメディア会社オッター・メディア)、ワーナーメディア・ダイレクト(ストリーミングサービスHBO Max)などが含まれた。
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歴史

→「ワーナー・ブラザース」も参照
![]() | この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 1923年 - ワーナー・ブラザースが設立される。
- 1923年 - タイム誌が創刊される。
- 1967年 - セヴン・アーツ・プロダクションズがワーナー・ブラザースを買収。
- 1969年 - 駐車場・ビルディング・葬儀サービスの複合企業「キニー・サービス」がワーナー・ブラザース=セヴン・アーツを買収。
- 1972年 - 駐車場での価格決定を伴う金融スキャンダルのため非エンターテインメント資産をナショナルキニーコーポレーションとして独立させ、キニー・サービスがワーナー・コミュニケーションズと改名[6]。
- 1989年 - クオンタム・コンピューティング・サービス社がAOLサービスを開始。
- 1989年3月4日 - タイム社とワーナー・コミュニケーションズの合併を発表。
- 1990年1月10日 - タイム社とワーナー・コミュニケーションズの合併が完了し、タイム・ワーナーとなる[要出典]。
- 1991年 - クオンタム・コンピューティング・サービス社がアメリカ・オンラインと改名。
- 1996年10月10日 - タイム・ワーナーがテッド・ターナーがオーナーであるターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS, Inc.)及びその傘下のCNN等を買収。
- 2000年 - AOLのM&Aによって、AOLとタイム・ワーナーが合併し、AOLタイム・ワーナーとなる。
- 2002年 - AOLのITバブル崩壊などの影響で、AOLとの合併を解消し、社名をタイム・ワーナーに戻す。
- 2008年5月21日 - タイム・ワーナーとタイム・ワーナー・ケーブル社が分離に同意。
- 2009年2月19日 - タイム・ワーナーがタイム・ワーナー・ケーブル社の分離・スピンオフを完了。
- 2009年5月 - タイム・ワーナーがAOL部門の分離・スピンオフを決定。
- 2009年12月9日 - AOLとの正式に合併を解消した。
- 2013年3月6日 - タイム・ワーナーが独立した株式公開企業としてタイム社の売却を発表。
- 2016年10月 - 米大手通信業者AT&Tがタイム・ワーナー社に850億ドル(約8兆5000億円)の合併提案。
- 2016年11月1日 - FilmStruckサービスを開始。クラシック映画、アートハウス映画、外国映画など映画ファンやシネフィル向けの作品を配信。
- 2018年10月26日 に、WarnerMedia(Turner と Warner Bros. Digital Networks)が FilmStruck を 2018年11月29日 に閉鎖すると正式発表。閉鎖理由は、「非常に忠実なファンベースを持っているが、サービスとしては大部分がニッチである(largely a niche service)」こと。ディカプリオ、ノーラン、ポール・トーマス・アンダーソンらが連名でFilmStruck継続を求める嘆願書を提出し話題になった。[7]
- 2018年6月12日 - AT&Tによる買収完了。
- 2018年6月15日 - タイム・ワーナーが社名をワーナーメディアに変更した。
- 2019年3月4日 - AT&Tは、前年に買収したタイム・ワーナー(現・ワーナーメディア)の事業再編に正式に着手し、種類の異なるネットワーク網やエンターテインメント事業を統合した[8]。
- 2020年5月27日 - 定額制動画配信サービスであるMaxのサービスを開始。
- 2022年4月8日 - スピンオフ制度を活用して、ディスカバリーチャンネルなどを運営している同業会社のディスカバリーと経営統合し、「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」を設立[9][10][11]。これにより、ワーナーメディアは約4年でAT&Tグループから離れることになった[12]。
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ロゴの変遷
- 「タイム・ワーナー」ロゴ(1990年 - 1993年)
- 「タイム・ワーナー」ロゴ(1993年 - 2001年)
- 「AOLタイム・ワーナー」ロゴ(2001年 - 2003年)
- 「タイム・ワーナー」ロゴ(2003年 - 2018年)
- 現行社名ロゴ(2018年 - 2020年)
- 現行社名ロゴ(2019年 - 2022年)
主な子会社
ワーナーメディア・ダイレクト
ワーナーメディア・スタジオ&ネットワーク
- ワーナー・ブラザース
- WB Studio Enterprises Inc. - ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース・テレビジョン・スタジオ、ワーナー・ブラザース・スタジオ・ファシリティーズの事業部門を所有
- CWテレビジョンネットワーク(CBSエンターテイメント・グループ(パラマウント・グローバル)との合弁)
- ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループ
- ワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループ
- ワーナー・ブラザース・テレビジョン・スタジオ
- ワーナー・ブラザース グローバルキッズ、ヤングアダルト&クラシック
- ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
- ワーナー・ブラザース・インタラクティブ・エンターテイメント
- ワーナー・ブラザース グローバルブランド&フランシス
- DCエンターテインメント
- DCコミックス - コミック
- DCエンターテインメント
- ホーム・ボックス・オフィス
- ターナー・エンターテイメント・ネットワークス
ワーナーメディア・ニュース&スポーツ
ワーナーメディア・インターナショナル
ワーナーメディア・セールス・アンド・ディストリビューション
手放した子会社
- アタリ → アタリゲームズ → タイムワーナーインタラクティブ - ウィリアムスに売却 → ミッドウェイゲームズ → 2009年に再びワーナーが買収
- テンゲン
- ワーナー・ミュージック・グループ - 音楽部門。2004年に投資家グループに売却。
- アトランタ・ブレーブス - MLB。2007年にリバティメディアに売却。
- ワーナー・マイカル(現・イオンエンターテイメント) - 日本のシネマコンプレックス運営会社。2013年にイオンへ売却[13]。
- タイム・ワーナー・ケーブル - 2015年にチャーター・コミュニケーションズへ売却。
- AOL(America Online)
- タイム
- 『タイム』
- 『スポーツ・イラストレイテッド』
- Crunchyroll - アニメ運営会社。AT&T運営当時はオッター・メディアの傘下だった。2021年8月にファニメーション(ソニーグループ)へ売却[14][15][16]。
- TMZ - 2021年9月13日にフォックス・コーポレーションへ売却[17]。
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動画配信サービス
HBO Max(Max)
2019年7月9日(現地時間)、AT&Tの傘下でHBOの親会社であるワーナーメディアは定額制動画配信サービス「HBO Max」を2020年春に開始すると発表[18]。2020年5月27日から同サービスの提供を開始した[19][20]。HBOやTBS、カートゥーン ネットワークなどのワーナーメディアの各番組に加え、ワーナー・ブラザーズやニュー・ライン・シネマ、DCコミックスといった関連会社が制作した映画・ドラマ、本配信サービスのオリジナル番組などを配信する[19][20][21][22]。
2023年5月23日、サービスのリニューアルが行われ、名称も「Max」へと変更された[23]。
→詳細は「HBO Max」を参照
脚注
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