三宅村 (福岡県)

三宅村^[1]（みやけむら）は、福岡県筑紫郡にあった村。旧那珂郡。1933年に福岡市へ編入され消滅した。現在は大部分が南区の一部となっている。

みやけむら 三宅村
現代の老司大池（2019年）
廃止日	1933年4月5日
廃止理由	編入合併 三宅村 → 福岡市
現在の自治体	福岡市
廃止時点のデータ
国	日本
地方	九州地方
都道府県	福岡県
郡	筑紫郡
市町村コード	なし（導入前に廃止）
面積	6.48 km2.
総人口	4,486人 （福岡市勢要覧 平成2年 106P、1933年福岡市編入時）
隣接自治体	福岡市、曰佐村、那珂村、岩戸村
三宅村役場
所在地	福岡県筑紫郡三宅村
座標	北緯33度33分42秒 東経130度25分35秒
ウィキプロジェクト

旧村の名をそのまま町名としているため、福岡市の地名（町丁）として現存している。

沿革

• 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行に伴い老司村、野多目村、和田村、三宅村、塩原村、清水村が合併して那珂郡三宅村が成立。
• 1896年（明治29年）4月1日 - 郡の統合により那珂郡が御笠郡、席田郡と合併して筑紫郡となる^[2]。
• 1924年（大正13年）4月12日 - 九州鉄道（2代目。現・西鉄天神大牟田線）福岡 - 久留米間が開通。大橋駅開業。
• 1933年（昭和8年）4月5日 - 福岡市へ編入される。同日三宅村廃止。
• 1972年（昭和47年）4月1日 - 福岡市が政令指定都市へ移行。旧村域は南区の一部となる（一部は博多区）。

行政

村長

• 貞方藤次郎（1930年時点）^[1]

経済

産業

農業

『大日本篤農家名鑑』によれば、三宅村の篤農家は「真海安三郎」のみである^[3][4]。

教育

• 三宅尋常高等小学校

名所・旧跡・観光スポット

• 老司古墳

交通

鉄道

• 九州鉄道（現在の西日本鉄道）
  • （現・T天神大牟田線）
    • 大橋駅^[1]

上記の他、鉄道省鹿児島本線の竹下駅（那珂村）が至近に所在する^[1]。

道路

福岡都市高速5号線（環状線の一部）の野多目出入口、福岡外環状道路（国道202号のバイパス道路）は、当時は未開通。