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下北海洋観測所
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下北海洋観測所(しもきたかいようかんそくじょ)とは、青森県下北郡東通村大字小田野沢字荒沼65に所在する海上自衛隊の海洋観測施設である。海洋観測所長は1等海佐をもって充てられており、副所長(2等海佐)が補佐する。1981年に設置された[1]。

概要
海洋観測所は、自衛艦隊海洋業務・対潜支援群隷下の、沿岸海域の防衛及び警備のために海洋観測を行う施設であり、下北海洋観測所と沖縄海洋観測所(沖縄県うるま市)の2か所がある。津軽海峡は、冷戦時代に地政学上のチョークポイントとされ、当時の自衛隊には旧ソ連艦隊の通峡を阻止する実任務が想定されていた。下北海洋観測所は太平洋に面しており、対潜戦におけるソーナーの探知距離を予測するための海洋観測施設である。海洋観測とは、海水温度、塩分濃度、潮流、水中雑音、海中音波伝播などのデータを収集、分析し、将来の対潜戦に備えて蓄積することが目的である。
沿革
組織
- 総務科:文書、人事、衛生、秘密保全、警衛、施設維持、車両管理・運行等
- 厚生科:共済組合、福利厚生等
- 補給科:会計、物品の取扱い、給食等
- 観測科:海洋観測
- 分析科:観測資料の分析、整理及び保管
- 整備科:海洋観測器材の維持管理及び給電
- 通信科:通信、通信機器の維持管理
主要幹部
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脚注
関連項目
外部リンク
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