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教育航空集団

主に海上自衛隊が運用する航空機の操縦士や戦術航空士を含む航空士を養成する組織 ウィキペディアから

教育航空集団
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教育航空集団(きょういくこうくうしゅうだん、英称:Air Training Command)とは、主に海上自衛隊が運用する航空機の操縦士や戦術航空士を含む航空士を養成する組織である。司令部は千葉県柏市下総航空基地におかれている。教育航空集団司令官は海将をもって充てられており[1]、防衛大臣から直接指揮監督を受ける[2]。なお航空自衛隊航空教育集団も英訳は同じAir Training Commandであるが、こちらは飛行要員以外の教育も任務としており、教育航空集団と深い関係は無い。

概要 教育航空集団 Air Training Command, 創設 ...

航空機整備員や航空基地要員の教育訓練は海上自衛隊第3術科学校で行われる。

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沿革

  • 1958年(昭和33年)
    • 2月1日:岩国航空教育隊が新編。
    • 12月16日鹿屋航空隊教育部が鹿屋教育航空隊として独立、岩国航空教育隊が岩国教育航空隊に改称。
  • 1961年(昭和36年)9月1日:「教育航空集団」が新編。
※ 岩国教育航空隊が岩国教育航空群に、鹿屋教育航空隊が鹿屋教育航空群に、徳島航空隊第14飛行隊が第204教育航空隊に、館山航空隊第151飛行隊が第211教育航空隊に、館山航空隊教育部が第221教育航空隊にそれぞれ改編し、隷下に編入。
※ 新編時の教育航空集団の編成
  • 司令部:岩国航空基地
  • 鹿屋教育航空群(司令部・第201教育航空隊(SNJP2V-7)・第203教育航空隊(PV-2R4D)・第205教育航空隊・第201支援整備隊)
  • 岩国教育航空群(司令部・第202教育航空隊(SNBB-65P)・第202支援整備隊・岩国航空基地隊)
  • 第204教育航空隊(S2F-1:徳島)・第211教育航空隊(BellS-55:館山)・第221教育航空隊(館山)
  1. 鹿屋教育航空群が廃止。同群隷下の第211教育航空隊は教育航空集団直轄に編成替え、第203教育航空隊は廃止。
  2. 下総教育航空群隷下にP-3C教育航空隊として第206教育航空隊が新編。
  1. 下総教育航空群隷下の第206教育航空隊を「第203教育航空隊」に、第201支援整備隊を「第203支援整備隊」に改称。
  2. 小月教育航空群隷下の第221教育航空隊を「小月教育航空隊」に、第203支援整備隊を「第201支援整備隊」に改称。
  • 1998年(平成10年)12月8日:補給整備部門の組織改編により、各航空群隷下の支援整備隊と航空基地隊補給隊を統合し、整備補給隊に改編。
  • 2011年(平成23年)6月1日YS-11T-Aが全機除籍となり、下総教育航空群隷下の第205教育航空隊が廃止。
  • 2016年(平成28年)3月31日:第211教育航空隊所属のOH-6DAが全機除籍。
  • 2018年(平成30年)3月23日:第211教育航空隊を「第211教育航空隊」(回転翼基礎課程及び計器飛行課程担任)と「第212教育航空隊」(実用機課程担任)に分離改編[4][5]
  • 2024年(令和06年)4月2日:下総教育航空群隷下の第203教育航空隊にP-1が配備[6][7]
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部隊編成

主要幹部

さらに見る 官職名, 階級 ...
さらに見る 代, 氏名 ...
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脚注

外部リンク

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