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中華汽車

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中華汽車
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中華汽車(ちゅうかきしゃ、: China Motor Corporation; CMC)は台湾の裕隆企業集団に属する自動車メーカー。三菱自動車工業(以下、三菱自工)及び三菱ふそうトラック・バス(以下、三菱ふそう)の現地パートナーである。

概要 種類, 市場情報 ...
概要 中華汽車工業股份有限公司, 各種表記 ...
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沿革

要約
視点

(出典:公司沿革[1]、About CMC[2]

  • 1969年6月13日裕隆汽車創業者の厳慶齢によって資本金1億新台幣で中華汽車が設立。
  • 1970年10月:中華汽車と三菱自工の間で技術提携契約に調印。
  • 1973年12月12日楊梅工場が竣工し、中型トラックのFUSO(復興)と小型商用車のデリカ(得利卡)の生産を開始。
  • 1986年6月:三菱自工と三菱商事が資本参加し、それぞれ19%と6%の株式を保有する。
  • 1988年12月:軽商用車のバリカ(威利、Varica)を自主開発し、生産開始。
  • 1990年12月:新竹工場が竣工。
  • 1991年3月:台湾証券取引所に上場した。
  • 1993年4月:総生産台数が50万台を突破。
  • 1994年6月:中華人才培訓中心(China-Motor Training Center; CMTC)を設立。
  • 1995年11月:福建省汽車工業集団と合弁で東南汽車を設立。
  • 1997年9月:フリーカを発売。
  • 1998年6月:総生産台数が100万台を突破。
  • 1999年12月:中華汽車亜州技術研発中心(China-Motor Asia Research and Technology Center; CARTEC)を設立。
  • 2000年9月:自主開発車のベリカ(菱利、Veryca)を発売。
  • 2001年10月:サブリン(Savrin)発売。
  • 2004年12月:グランダー発売。
  • 2005年12月:ジンガー発売開始。
  • 2006年4月:東南汽車の保有株式の半数を三菱自工へ譲渡[3]。また、ダイムラー・クライスラー(現:ダイムラー)からライセンス供与を受けてクライスラー・タウンアンドカントリーの生産を開始。
  • 2007年1月:ダイムラー・クライスラー、福建省汽車工業集団との間で合弁会社を設立して17%を出資する計画が中国当局によって承認される[4]
  • 2007年7月:クライスラー向けに台湾製デリカのメキシコへの輸出を開始。
  • 2007年9月15日:ランサーフォルティスを発売。
  • 2007年10月:福建戴姆勒汽車工業有限公司(現:福建奔馳汽車工業有限公司)が福建省福州市で工場起工式を行う。
  • 2010年3月:台北国際自転車ショーにて電動自転車および電動スクーターの新ブランド「GreenTrans」を発表[5]
  • 2010年6月:GreenTransの電動スクーターe-movingを発売。
  • 2012年9月6日:ランサーフォルティスを中東市場へ輸出開始[6]
  • 2013年10月30日:自主開発したGVW3.49トンの小型トラック新達(Leadca)を発表。
  • 2015年9月:2代目ジンガーを発表。
  • 2017年4月:グランドランサーを発表。
  • 2017年12月:エクリプスクロスの販売を開始。
  • 2019年5月:創立50周年を記念して、企業ビジョンと第3世代のコーポレート・アイデンティティを発表した。
  • 2021年7月:上海汽車傘下の英国ブランドMGを導入[7]
  • 2021年10月: 堅兵を発表。
  • 2023年3月:MG HSを発表。
  • 2023年5月:エクリプスクロス PHEVの販売を開始。
  • 2023年10月:3代目ジンガーを発表。
  • 2024年11月:J-spaceを発表。
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販売車種一覧

三菱ブランド車

中華(CMC)ブランド車

  • ベリカ(菱利、Veryca):6代目ミニキャブの独自改良版。(2000年 - )
  • ジンガー:かつては三菱ブランドで販売。(2005年 - )
    • ジンガーピックアップ(2020年 - )
  • P350 Hybrid(堅兵/Jianbing):3代目デリカトラックをベースとしたHEV。(2022年 - )
  • E300(菱利電動車):e-Verycaの改修に伴いペットネーム変更。(2023年 - )
  • J-space:Verycaの改良版。(2024年 - )
  • ET35:車両総重量3.5トンの電動トラック。(2025年 - )

エム・ジー(MG)ブランド車

  • HS(2022年 - )
  • ZS(2023年 - )
  • MG4(2024年 - )

過去販売していた三菱ブランド車

過去販売していた中華(CMC)ブランド車

  • ミニキャブ(百利、Minicab):3代目及び4代目ミニキャブ。(1978年 - 1988年)
  • タウニー(多利、Towny):5代目ミニカがベース。(1985年 - 1992年)
  • バリカ(威利、Varica):4代目ミニキャブの独自改良版。(1988年 - 2007年)
  • 新達(Leadca):車両総重量3.49トンの小型トラック。(2013年 - 2020年)
  • e-Veryca:VerycaのBEV。(2018年 - 2023年)


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三菱ふそうとの提携

1973年以降、三菱ふそうの小型/中型トラックの現地組み立てをしている。

組み立て車種は以下の2車種

脚注

外部リンク

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