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今井宗雄
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今井 宗雄(いまい むねお、1974年3月29日- [1] )は、日本の警察官僚。警察庁長官官房総務課長[2][3]。
来歴
奈良県奈良市出身[4]。洛南高等学校を経て[4]、京都大学法学部を卒業後、1996年 (平成8年)、警察庁に入庁[1][4][6][7]。
警備部門・交通部門が長く、入庁後、千葉県警察本部警備部公安第三課長、警視庁公安部管理官兼外事第二課課長代理、公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所、沖縄県警察本部警務部長、警察庁長官官房企画官兼交通局交通企画課理事官、愛知県警察本部警備部長、警視庁交通部交通総務課長、警察庁警備局警備課東京オリンピック・パラリンピック警備対策室長などを歴任[7]。愛知県警察本部警備部長に在任中、伊勢志摩サミットの警備対策などに取り組んだ[8]。また、2017年から4年間、警察庁で東京オリンピック・パラリンピックの警備対策の指揮にあたった[9]。
2021年9月13日、香川県警察本部長に就任[6][9][10]。約1年半の在任中、防犯カメラの映像や、スマートフォンなどの情報の解析を行う刑事部刑事企画課捜査支援分析室を格上げし、情報分析捜査課を新設したほか[11]、特殊詐欺に暴力団が関与しているケースが多いため、刑事部捜査第二課と刑事部組織犯罪対策課を統合し、新たな捜査第二課を設置した[12]。また、特殊詐欺や交通事故の防止に向けて、第一生命保険と包括連携協定を結ぶ[13]などし、就任会見で重点目標として挙げた交通死亡事故や侵入盗などの身近な犯罪の抑止[9]に取り組んだ。
その後、警察庁交通局運転免許課長、警察庁交通局交通企画課長を歴任[7]。電動キックボードやモペットなどの新たなモビリティや自動運転などの位置付けや交通ルール、自動運転の車の運行の許可等について、道路交通法の中で規定するとともに、様々な対策を講じることに取り組んだ[7]。
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略歴
- 1996年4月- 警察庁入庁[1][4][6][7]
- 2000年7月- アメリカ・マサチューセッツ工科大学留学[7]
- 2001年7月- 千葉県警察本部警備部公安第三課長[14]
- 2003年3月- 警視庁公安部管理官兼外事第二課課長代理[7][15]
- 2004年7月- 国土交通省道路局路政課道路利用調整室課長補佐[7]
- 2006年8月- 警察庁交通局交通指導課課長補佐[7]
- 2009年3月- 公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所[7]
- 2012年3月- 沖縄県警察本部警務部長[7]
- 2013年3月- 警察庁交通局交通規制課理事官[16]
- 2014年8月- 警察庁長官官房企画官兼交通局交通企画課理事官[7]
- 2015年8月- 愛知県警察本部警備部長[17]
- 2016年8月- 警視庁交通部交通総務課長[18]
- 2017年8月- 警察庁警備局警備課平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会警備対策室長兼特殊警備対策官兼上席警備指導専門官[19][注釈 1]
- 2018年4月- 警察庁警備局警備課東京オリンピック・パラリンピック競技大会警備対策室長[20][21]
- 2019年4月- 警察庁警備局警備運用部警備第一課東京オリンピック・パラリンピック競技大会警備対策室長
- 2020年8月- 警察庁長官官房参事官 (総合調整・統計総括・東京オリンピック・パラリンピック警備対策担当)[22][23]
- 2021年9月- 香川県警察本部長[6][9][10]
- 2023年3月- 警察庁交通局運転免許課長[24]
- 2024年8月- 警察庁交通局交通企画課長[5][25][26][注釈 2]
- 2025年8月- 警察庁長官官房総務課長兼国立国会図書館支部警察庁図書館長[2][3][27]
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脚注
参考文献
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