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愛知県警察
愛知県が設置した警察組織 ウィキペディアから
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愛知県警察(あいちけんけいさつ、Aichi Prefectural Police)は、警察法第36条により愛知県に置かれた警察組織。警察法第38条により愛知県公安委員会の管理を受ける。給与支払者は愛知県知事。中部管区警察局管内に所在し、愛知県警と略す。

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沿革
組織[1]
総務部
総務課
- 庶務係、企画係、調査係、文書係、逓送係、秘書係
- 公安委員会室 - 公安委員会係
- 取調べ監督室 - 取調べ監督係
情報管理課
- 情報企画係、IT推進係、システム(第一係~第三係)、整備管理係
- 情報セキュリティ対策室 - 指導教養係
- 照会センター - 照会係
広報課
- 管理運用係、広報企画係、報道係
- 音楽隊
留置管理課
- 留置企画係、留置(第一係・第二係)
- 留置管理指導室 - 支援指導係、指導(第一係・第二係)
- 護送管理室 - 護送企画係、護送(第一係・第二係)
施設課
- 企画係、営繕係、財産係
- 施設管理室
会計課
- 企画係、調度係、出納係
- 監査室 - 監査(第一係~第四係)
装備課
- 装備企画係、装備(第一係~第三係)
- 自動車整備工場 - 管理係、検査係、整備係
聴聞官室
- 聴聞係
警務部
警務課
- 庶務係、人事(第一係~第四係)、給与(第一係~第三係)
- 総合企画室 - 組織定数係、企画(第一係・第二係)、公文書審査係
- 採用センター - 採用(第一係・第二係)
住民サービス課
- 企画・指導係、相談係
- 犯罪被害者支援室 - 支援係、犯罪被害給付係
教養課
- 教養企画係、一般職員教養係、若手育成係、機関誌編集係
- 術科指導室 - 術科企画係、柔道係、剣道係、逮捕術係、体育拳銃係
- 国際警察センター - 国際企画係、国際教養係、通訳係
厚生課
- 厚生企画係、生活相談係、福利厚生係、共済(第一係・第二係)
- 健康安全管理室 - 管理運用係、健康管理係、安全管理係
監察官室
- 監察企画係、表彰係、監察懲戒係、訟務係
生活安全部
生活安全総務課
- 庶務係、企画係、指導教養係、警備業係
- 地域安全対策室 - 情勢分析係、防犯情報係、防犯対策(第一係・第二係)
人身安全対策課[注 1]
- 庶務係、人身安全企画係、人身安全指導係、人身安全対処係、行方不明・保護係、ストーカー・DV対策係
生活安全特別捜査課
- 庶務係、企画係、予防対策係、痴漢対処支援係、先制予防係、特別捜査係
少年課
- 庶務係、少年企画係、情報係、少年事件(第一係・第二係)、福祉(第一係・第二係)
- 少年サポートセンター - 少年サポート係、児童虐待対策(第一係・第二係)
保安課
- 庶務係、企画係、営業係、行政処分係、銃砲危険物係
- 風俗環境浄化対策室 - 指導情報係、風紀係、歓楽街浄化対策係
生活経済課
- 庶務係、指導情報係、対策係、経済(第一係~第三係)、環境係
生活安全特別捜査隊
サイバー局
サイバー犯罪対策課
- 庶務係、企画係、対策(第一係・第二係)、捜査支援係
- 高度サイバー犯罪捜査室 - 脅威情勢対処係、取締(第一係~第四係)
情報技術戦略課
- 庶務係、戦略企画係、研修係、解析係、技術指導係、調査研究係
地域部
地域総務課
- 庶務係、企画係
- 地域指導室 - 指導(第一係~第四係)
通信指令課
- 指導企画係、指令システム係、通信管理係
- 通信指令室
自動車警ら隊(名古屋市北区)
- 本隊(名古屋市北区)
- 名東分駐所
- 名南分駐所(東海市)
- 尾張分駐所
- 西三河分駐所
- 東三河分駐所
鉄道警察隊
- 本隊(名古屋市中村区)
- 豊橋分駐所(豊橋市)
刑事部
刑事総務課
- 庶務係、企画係、統計共助係、追跡捜査係
- 捜査指導室 - 指導(第一係~第三係)、刑事法令係
情報分析捜査課
- 庶務係、企画係、分析捜査係、映像解析係、情報分析係、手口係、情報資料係
捜査第一課
- 庶務係、事件情報係、強行(第一係~第四係)、人身安全対処初動指揮係、特命捜査係
- 特殊犯罪捜査室 - 特殊(第一係~第五係)
- 性犯・広域捜査室 - 性犯捜査指導係、性犯・広域捜査(第一係・第二係)
- 検視官室 - 検視指導係、検視(第一係~第三係)
捜査第二課
- 庶務係、指導企画係、財務捜査係、知能(第一係~第五係)、経済特捜(第一係・第二係)
捜査第三課
- 庶務係、指導企画係、窃盗インフラ対策係、盗犯(第一係~第四係)
- 組織窃盗捜査室 - 組織窃盗捜査(第一係~第三係)、組織自動車盗対策(第一係・第二係)
鑑識課
- 庶務係、指導企画係、機動鑑識係、警察犬係、指紋係、足痕跡係、写真係
機動捜査隊
- 名古屋中隊
- 本隊(名古屋市北区)
- 中川分駐所(名古屋市中川区)
- 南分駐所(名古屋市南区)
- 春日井分駐所(春日井市)
- 一宮分駐所(一宮市)
- 東海分駐所(東海市)
- 三河中隊
- 岡崎分駐所(岡崎市)
- 豊田分駐所(豊田市)
- 豊橋分駐所(豊橋市)
科学捜査研究所
- 庶務企画係、DNA指導係
- 法医鑑定室
- 化学鑑定室
- 物理鑑定室
- 文書心理鑑定室
組織犯罪対策局
組織犯罪対策課
- 庶務係、指導企画係、支援係、指定資料係、情報(第一係~第三係)、犯罪収益対策係
捜査第四課
- 庶務係、指導企画係、暴力組織情報係、暴力(第一係~第三係)
- 弘道会特別対策室 - 弘道会特別対策(第一係~第六係)
- 暴力団対策室 - 暴力団対策(第一係~第三係)、企業対象暴力係
薬物銃器対策課
- 庶務係、指導企画情報係、水際対策係、組織薬物対策係、組織銃器対策係、薬銃(第一係~第四係)
組織犯罪特別捜査課
- 庶務係、指導企画係、特殊詐欺対策係、特殊詐欺遊撃係、SNS型詐欺対策係、連合捜査(第一係~第四係)、事件(第一係~第三係)、組織対策(第一係~第三係)
国際捜査課
- 庶務係、指導企画係、国際事件(第一係~第三係)
- 国際犯罪情報対策室 - 国際捜査共助係、情報係、国際捜査情報センター、組織対策(第一係・第二係)
交通部
交通総務課
- 庶務係、企画係、交通教養係
- 交通事故対策室 - 戦略指導係、統計係、指導教育係、小型モビリティ対策係
交通指導課
- 庶務係、指導企画係、取締管理係、駐車係、速度抑制係
- 交通反則通告センター - 反則センター(第一係~第三係)、取締機器管理係
- 名古屋交通反則通告センター(名古屋市南区阿原町)
- 一宮交通反則通告センター(一宮市本町)
- 岡崎交通反則通告センター(岡崎市明大寺町)
- 豊橋交通反則通告センター(豊橋市八町通)
- 放置駐車対策センター - 運用係、納付命令係、調査係、滞納処分係
交通捜査課
- 庶務係、捜査企画係、捜査指導係、交通鑑識係、情報支援係、交通捜査係、交通特命捜査係、交通特殊事件捜査係
交通規制課
- 庶務係、規制企画係、規制予算係、規制協議係、道路使用係
- インフラ長寿命化対策推進室 - インフラ長寿命化係、施設管理係
- 交通管制センター - 管制実施係、管制信号係
運転免許課
- 庶務係、免許企画係、臨時適性検査係、運転者講習係、指定教習所係
- 運転者管理室 - 審査係、登録係、執行係、聴聞係、拒否保留係
- 高齢運転者サポートセンター - 会計係、運用企画係、検査実施係、講習実施係
運転免許試験場(名古屋市天白区)
- 庶務係、会計係、免許管理係、情報管理係、学科試験係、外国免許切替審査係、技能試験係、安全運転相談係
東三河運転免許センター(豊川市)
- 会計係、免許管理係、学科試験係、技能試験係
第一交通機動隊(名古屋市北区)
- 名北中隊
- 名南中隊
第二交通機動隊(岡崎市)
- 三河中隊
高速道路交通警察隊
- 名古屋東分駐隊(名古屋市名東区)
- 名古屋西分駐隊(名古屋市北区)
- 半田分駐隊(半田市)
- 岡崎分駐隊(岡崎市)
- 豊田分駐隊(豊田市)
警備部
警備総務課
- 庶務係、企画係、第一係、第二係、事件指導係、事件係
- サイバー攻撃対策隊 - サイバー攻撃対策係
公安第一課
- 庶務係、第一係~第四係
- 警備情報分析室 - 情報分析(第一係~第三係)
公安第二課
- 庶務係、第一係~第四係
公安第三課
- 庶務係、第一係~第四係
警備第一課
- 庶務係、企画係、総務(第一係・第二係)、実施(第一係~第四係)、指導係、交通対策(第一係~第五係)
- 警衛警護室 - 警衛警護(第一係~第六係)
警備第二課
- 庶務係、災害対策(第一係~第三係)、危機管理対策係
- 警察航空隊
外事課
- 庶務係、第一係~第五係、事件(第一係・第二係)
- 経済安全保障室 - 経済安全保障(第一係・第二係)
- 国際テロ対策室 - 国際テロ(第一係~第四係)
機動隊(小牧市)
- 第一中隊
- 第二中隊
- 第三中隊
名古屋市警察部
企画調整課
- 庶務係、企画調整係
愛知県警察学校
総務科
教務科
術科教養科
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データ
警察署
要約
視点
警察署数は45。近年では名古屋空港警察署の廃止と中部空港警察署の新設で1増1減、名古屋水上警察署の港警察署への統合で1減となった。
太字は警視正が署長を務める大規模警察署。
名古屋市
名古屋市内の警察署数は16。全16区に1ヶ所ずつある。警察車両のナンバー地名表記は全て「名古屋」である(尾張旭市内のみ尾張小牧ナンバーの区域であるが、名古屋ナンバーの車両が使われている)。
- 廃止
- 名古屋水上警察署(港区港町1番9号)- 管轄区域は港区の埋立地と名古屋港海上域。2013年3月31日で廃止となり、港警察署が引き継ぐ。
尾張地方
- 廃止
- 名古屋空港警察署(西春日井郡豊山町豊場名古屋空港内)- 管轄区域は豊山町(名古屋空港)。国際線の機能が中部国際空港に移設した事により2005年2月16日で廃止となり、中部空港警察署が引き継ぐ。
三河地方
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歴代警察本部長
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広報活動
- 話題になったTVCMの放送をはじめとする広報活動が行われている。
CM
広報番組
- 現在
- アイチ☆ポリス SEASON3(2012年8月より名古屋テレビ放送 (メ~テレ)にて週1回放送。愛知県警察の企画協力を得て、市民の防犯意識を高める為に防犯対策の実例をドラマ仕立てで紹介する。
『アイチ☆ポリス SEASON3』からはSKE48のメンバーが、安心・安全な暮らしのポイントを学ぶスタイルになっている。
以下は全てラジオ放送。この他、不定期ではあるが、在名民放テレビ各局で愛知県警が協力する番組が放送される事がある。
- △=愛知県警職員(担当職員は不定期で交代する)が登場する。
- △ 愛知県警だより(CBCラジオ。とくモリ!内で毎週月・水・金の12時7分頃~約1分30秒程度)
- △ 県警インフォメーション(東海ラジオ。○○県警便り同様に、近隣の岐阜県警・三重県警の情報を伝えている。放送番組の移り変わり:2COOL![注 2]→かにタク言ったもん勝ち[注 3])
- △ セーフティーメッセージ(東海ラジオ。広報番組扱いではないが、上記2つに出演する職員とは異なる愛知県警職員が交通安全に関する啓発メッセージや、愛知県警が関連するイベントの告知を行っている。
現在は安蒜豊三 夕焼けナビの16時台・17時台に放送) - △ Save the Safety Life[注 4]
- 過去
イベント・その他
- ふれ愛フェスタ
- オアシス21で開催。
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その他
- 1970年まで、全国的にも極めて珍しい県民指紋制度が存在した。
- 中部国際空港の開港や愛・地球博開催を控えた2005年より、警察車両であることを外国人にも明確にするため、パトカーの側面に白抜きで「POLICE」の文字を入れる(1999年に鹿児島県警察が先にこれを行っている。その後警視庁・千葉・神奈川・山梨・静岡・京都・徳島・広島・福岡・沖縄にも波及したが、現在は47すべての都道府県に導入済み)。
- 2007年5月17日 長久手発砲立てこもり事件 - 愛知県愛知郡長久手町(現・長久手市)で起きた元暴力団組員による発砲立てこもり事件は、事件発生から逮捕まで29時間にも及び、殉職者1名(特殊急襲部隊 (SAT) 隊員。同隊出動中初の殉職者)、負傷者2名を出した。同年9月7日新型防弾チョッキを導入。
- 2024年3月19日より運転免許の更新が予約制となる。対象は優良・一般・違反・初回(西警察署・港警察署および幹部交番は優良のみ)で高齢者講習受講済みの者は予約不要。
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事件や諸問題
不祥事
2010年代
- 2010年5月 - 岡崎市立図書館の蔵書検索システムにアクセス障害が発生し、利用者の一人が逮捕された事件。システム障害の原因が図書館側のシステムの不具合であったにもかかわらず、不十分な捜査により利用者の誤認逮捕に至った(岡崎市立中央図書館事件)。
- 2012年7月 - 交通部運転免許課の50歳の巡査部長が、名古屋第2環状道路を自分の自動車で走行中に、並走していた車に対して、運転者に拳銃の形をした催涙スプレーを突き付け、また車内に拳銃を隠し持っていたなどとして脅迫や銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕された。また、その際、車内からは偽札(一万円札8枚)も発見され、この巡査部長は2004年頃にも、県警宿舎の自室で偽札11枚を作成していたとして、通貨偽造罪で再逮捕された[4][5]。2013年3月1日、脅迫や銃刀法違反(加重所持)などの罪に問われた元男性巡査部長(懲戒免職)に対し、名古屋地方裁判所は懲役4年6月(求刑懲役6年)の実刑を言い渡した[6]。
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
- 2013年9月19日 - 刑事部捜査第一課課長補佐の警部が風俗店経営者や弘道会関係者に捜査情報を漏洩した容疑で逮捕された(愛知県警警部脅迫事件)[7]。
- 2014年9月17日 - 瀬戸市の山中に、守山警察署が捜査中の窃盗事件の証拠品などが多数含まれた物品が放棄されているのが発見された。県警は、捜査に関わった警察官が故意に投棄した可能性が高いと見ている[8]。
- 2014年12月22日 - パトカーでトラックを当て逃げしたとして、愛知県警が道路交通法違反容疑で、西枇杷島警察署地域課の男性巡査部長を書類送検した[9]。
- 2015年6月23日 - 千葉県佐倉市下志津原の市道交差点で、組織犯罪対策局国際捜査課の巡査長の乗用車が、近くの高校1年男子生徒の自転車に衝突、生徒が頸椎骨折などの重傷を負った[10]。
- 2018年6月 - 鉄道警察隊が「痴漢撲滅キャンペーン」のポスター表現(「あの人、逮捕されたらしいよ。」)について、「無罪推定の原則」を無視して司法手続きなく、逮捕だけで有罪との誤解を招き、人権侵害にも当たるとの弁護士からの批判がある[11]。
- 2019年4月11日 - 津島警察署地域課の男性巡査長(30歳)が、2014年1月、春日井市内で起きた事故の相手方の損害保険会社に、「休業損害賠償金」を水増しして請求。2017年9月に7万5千円をだまし取ったとして、2019年3月に逮捕、起訴された。また津島市内で自分の車が追突されたが、事故以外で負ったけがも含めて相手方の損害保険会社に申告し、2018年6月、治療費約1,400円を病院へ支払わせた疑いで追送検された。県警は4月11日、男性巡査長を懲戒免職処分とした[12]。2020年7月31日、名古屋地方裁判所は元男性巡査長に対し、懲役10ヵ月(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡した[13]。
2020年代
- 2020年
- 3月 - 北警察署地域課の男性巡査(23歳)が2019年9月、SNSで知り合った少女(15歳)が18歳未満と知りながら、愛知県内のホテルでわいせつな行為をしたとして3月19日、男性巡査を書類送検し、停職1ヵ月の懲戒処分とした。男性巡査は同日付で依願退職[14]。
- 2020年4月 - 広報課の公式Twitterで、2019新型コロナウイルスに関して「深く息を吸って10秒我慢し、 咳や息切れが無ければ、感染の可能性は低い」など誤った内容を投稿していたことが判明。投稿の3時間半後には「不正確な情報をつぶやいてしまい、申し訳ありませんでした」などと謝罪文を掲載したものの、元の投稿は広範囲に拡散されている[15]。
- 7月 - 組織犯罪対策局捜査第四課の男性巡査部長(36歳)が暴力団関係者に捜査情報を漏らしたとして、3日、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで男性巡査部長を書類送検、停職3ヵ月の懲戒処分とした。漏えい先の暴力団関係者の男性も同法違反教唆容疑で書類送検した。男性巡査部長は同日付で依願退職[16]。
- 7月30日 - 豊田警察署地域課の男性巡査長(30代)が、名古屋市中区の路上で、6月18日、面識のない女性にみだらな言葉をかけるなどした疑いと自身のわいせつな動画をインターネット上の販売サイトに掲載した疑い。7月30日、県警は男性巡査長を県迷惑行為防止条例違反とわいせつ電磁的記録陳列の疑いで、書類送検。懲戒処分を受け、男性巡査長は同日付で依願退職[17]。
- 9月29日 - 豊橋警察署の男性巡査部長(46歳)が駐車中の軽乗用車内で、女子学生(10代後半)に抱き付き、胸を触るなどした。県警によると、2人の間に金銭の授受はなく、男性巡査部長は「好みのタイプなので、声を掛けた」などと話したという。同日夜、女子学生から話を聞いた家族が110番して発覚した。12月18日、県警は男性巡査部長を強制わいせつ容疑で書類送検。男性巡査部長は「自分の性欲を満たし、ストレスを発散したかった」などと容疑を認め、同日付で依願退職[18]。
- 2021年
- 2022年
- 3月24日(処分日)- 犬山警察署地域課の男性巡査部長(56)が、2020年5月ごろ~21年11月下旬ごろまでの間、交番の待機室などで5回にわたり、壁やテレビに向けて、拳銃を弾の入っていない状態で撃つ「空撃ち」をしたり、銃口を向けたりした。男性巡査部長は「自分のための練習と、若手警察官に拳銃使用の重要性を指導するためにやった」と容疑を認めている。24日、男性巡査部長を銃刀法違反(所持)の疑いで書類送検し、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。男性巡査部長は同日付で依願退職[21]。
- 3月28日、組織犯罪対策局捜査第四課長の警視(59)が、JR東海道線の車内で女子高校生の胸や太ももなどをスマートフォンで盗撮したとして、県迷惑行為防止条例違反(ひわいな言動)の現行犯で逮捕された。乗り合わせた男性会社員らが南大高駅に停車したところで取り押さえ、駅員に引き渡した[22][23]。4月28日、県警は警視を停職3カ月の懲戒処分とし、警視は同日付で依願退職した。県警の調査に「ストレスがあった。足のきれいな女性を撮影して欲求を満たしたかった」などと説明しており、約2年前から20回ほど撮影したという[24]。
- 10月5日、2020年4月6日に名古屋市天白区でスピード違反車両を追跡するパトカーが赤信号の交差点に突入、青信号で進行中のワゴン車と衝突する事故があり、その損害賠償を求める裁判でパトカーがサイレンを鳴らしていたかどうかが争点となっていた問題で、愛知県警の敗訴が確定[25][26]。県警側は、被疑者でもあった運転手警察官が事故翌日の実況見分でサイレンを鳴らしていたと主張、パトカーのドラレコには音声ファイルがなかった件に関し、監察官室配属の警察官で被告側指定代理人でもあった人物名義の報告書で「録音機能は使用していなかったので最初から音声ファイルは無い」と主張していた。ところが裁判所がバイナリデータを確認してデータが「整いすぎている」と疑問視。裁判所において愛知県側に人為的な消去等について釈明を求めたところ、愛知県側はサイレンを鳴らしていなかったと認めるに転じ、提起済みの反訴も取り下げ、0:100を争わない姿勢に転じた。2023年7月25日時点において、愛知県警側は、音声ファイルを消去したのが誰なのか、また、どのような経緯で削除されるに至ったのかを公表しておらず、その件に関し処分も行われていない[27]。
- 12月4日、岡崎警察署の留置保護室で43歳の男性が息をしていない状態で見つかり、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。複数の警察官による暴行の疑いや不明確な死亡原因など、特別公務員暴行陵虐罪に関わる多くの問題点が指摘される[28][29]。12月16日夜、愛知県警は特別公務員暴行陵虐の容疑で岡崎署を家宅捜索し、保護室を映した映像や留置管理業務の資料などおよそ40点を押収した。また署の幹部を含む複数の署員が男性を足で蹴るような様子などが保護室の監視カメラに映っていたという[30]。2023年12月1日、業務上過失致死と特別公務員暴行陵虐などの容疑で、担当していた警務課長代理の男性警部(46)ら9人を書類送検した。署長の警視正(60)を減給100分の10(3カ月)とするなど、過去最多となる計27人を処分したと発表した。警部と署長は同日付で依願退職した。署長は男性の勾留中、一度も留置場を巡視しておらず、決裁を副署長(59)に任せていた。監督責任も問われ、警部に次ぐ重い処分となった[31]。2024年2月28日、名古屋区検は元警部を業務上過失致死罪で略式起訴した[32]。名古屋簡裁は29日付で元警部に罰金80万円の略式命令を出した[33]。
- →詳細は「岡崎警察署 § 特別公務員暴行陵虐の容疑」を参照
県警関係者による新型コロナウイルスの集団感染
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脚注
関連項目
外部リンク
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