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伊岡瞬

日本の小説家 ウィキペディアから

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(いおか しゅん、1960年 -)は、日本小説家推理作家東京都武蔵野市生まれ。

概要 伊岡 瞬(いおか しゅん), 誕生 ...

広告会社勤務を経て、2005年に『いつか、虹の向こうへ』(応募時のタイトルは「約束」)で第25回横溝正史ミステリ大賞の大賞とテレビ東京賞をW受賞し、作家デビュー[1]

文学賞受賞・候補歴

人物

  • 50歳の時に妻にやってみればと言われ、専業作家になる[3]
  • 「冷たい檻」の作中に森友学園問題に酷似する描写が出てくるが、雑誌連載時は報道前であったことについて「この国が滅ぶとしたら社会保障費の肥大か、役人と政治家の“わたくし化”だと考えていた。」とし、それを象徴するような設定をしたら偶然重なったとしている[4](今の日本は、真摯に生きようとする人に過酷すぎるとも発言している[5])。
  • この世で最も理不尽なことは、親が子供を突然失うということであるとし、自分が死ぬよりも辛いことは何かと考えたときに、娘がいたのでこの結論に至り「白い闇の獣」の構想に繋がる[6]
  • 人間の実像を突きつめていくと、家族に集束していくしかないとしている[7]

作品リスト

単著

  • いつか、虹の向こうへ(2005年5月 角川書店 / 2008年5月 角川文庫
  • 145gの孤独(2006年5月 角川書店 / 2009年9月 角川文庫)
  • 七月のクリスマスカード(2008年6月 角川書店)
    • 【改題】瑠璃の雫(2011年7月 角川文庫)
  • 明日の雨は。(2010年10月 角川書店)
    • 【改題】教室に雨は降らない(2012年9月 角川文庫)
    • * 収録作品:ミスファイア / やわらかい甲羅 / ショパンの髭 / 家族写真 / 悲しい朝には / グッバイ・ジャングル
  • 桜の咲かない季節(2012年8月 講談社
    • 【改題・加筆】桜の花が散る前に(2016年3月 講談社文庫
    • * 収録作品:守りたかった男 / 翼のない天使 / ミツオの帰還 / 水曜日の女難 / 桜の花が散る前に
  • 代償(2014年3月 KADOKAWA / 2016年5月 角川文庫)
  • もしも俺たちが天使なら(2014年6月 幻冬舎 / 2016年10月 幻冬舎文庫
  • 乙霧村の七人(2014年12月 双葉社 / 2017年10月双葉文庫
  • ひとりぼっちのあいつ(2015年3月 文藝春秋
  • 痣(2016年11月 徳間書店 / 2018年11月 徳間文庫
  • 悪寒(2017年7月 集英社 / 2019年8月 集英社文庫
  • 本性(2018年6月 KADOKAWA / 2020年10月 角川文庫)
  • 冷たい檻(2018年8月 中央公論新社 / 2020年4月 中公文庫
  • 不審者(2019年9月 集英社 / 2021年9月 集英社文庫)
  • 赤い砂(2020年11月 文春文庫)
  • 仮面(2021年6月 KADOKAWA / 2024年9月 角川文庫)
  • 奔流の海(2022年1月 文藝春秋 / 2024年1月 文春文庫)
  • 朽ちゆく庭(2022年6月 集英社 / 2025年8月 集英社文庫)
  • 白い闇の獣(2023年1月 文春文庫)
  • 残像(2023年9月 角川文庫)
  • 清算(2023年11月 KADOKAWA)
  • 水脈(2024年1月 徳間書店)
  • 翳りゆく午後(2024年12月 集英社)
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉(2025年1 角川文庫)
  • 追跡(2025年2月 文藝春秋)

アンソロジー

「」内が伊岡瞬の作品

  • ザ・ベストミステリーズ 2010(2010年7月 講談社)「ミスファイア」
  • 【分冊・改題】Logic 真相への回廊 ミステリー傑作選(2013年4月 講談社文庫
  • 悪夢の行方(2016年1月 徳間文庫)「ふたつのシュークリーム」

映像化作品

テレビドラマ

ネット配信ドラマ

  • 代償(2016年11月18日よりHuluで配信、主演:小栗旬

脚注

関連項目

外部リンク

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